美味しい店:とんかつ

2025.05.23

西荻高架下「TONKATSU KEITA(とんかつ けい太)」で リブロース

 今年1月、西荻高架下にオープンした「TONKATSU KEITA(とんかつ けい太)」。元の西荻駅前「けい太」は3月末を持って閉店したために事実上の移転となりました。

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 「TONKATSU KEITA」
 諸般の事情により今回も20時の予約となりました。先月30日に続いて6回目の訪問は駅前けい太のオープン時から通算すると68回目となります。

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 現在は夜の部のみでメニューはこちら。上ヒレと上ロースの食べ比べコース以外は旧来の駅前店から続くメニューになってます。
 ロース系の出し方については1月2月まではポーションを工夫したりしてたけど3月からは従前のとんかつスタイルに落ち着いています。

 もちろん豚肉は全てご主人の実家で育てられた六白黒豚。上のメニューには書いてないけど、メンチかつや海老のフライ、ヒレ、ロースの単品などもお好みで追加できるようになっています。

 ほかにご飯とキャベツ、汁物(LINE友だちは1回おかわり無料)に漬物がセットという伝統的なスタイル。それぞれの器が立派なのも特徴の一つ。

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 オープンキッチンにはご主人啓太さん(過日撮ったもの。許可は貰っています)、この日はほかに女子スタッフ3の計4人体制でのオペレーションになってました。(一人は新人さん)

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 「サッポロビール黒 800円」と先出しのキャベツでスタート。
 いつもどおりキャベツには黒トリュフのドレッシングを多めに掛け回して頂きます。花鳥風月を感じますがこのドレッシングが旨いんです。

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 「生ハム 800円」
 これもまたいつもどおり。ビールのツマミには最高ですね。あっと言う間に飲み終わってしまったので「角ハイボール 600円」を追加(撮り忘れた)。オーダーから20分強。いつもより時間がかかったけど、ゆっくりビールと角ハイを飲むうちにご提供。

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 鹿児島産六白黒豚「特上(リブ)ロースかつ定食(220g) 3,960円(税込)」
 リブロースは肩ロースと通常のロース(サーロイン)の間にある部位。大きくきれいに脂身が入っているのが特徴です。

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 ご覧の通り見事な火の入り具合。見ただけで肉の柔らかさが伝わってきます。例によって最初は何も付けずにひと口。やっぱり旨い。この柔らかさ。そして赤身の旨味と脂身の甘み。文句無しですね。

 殆どをピンク岩塩とカラシの組み合わせで。新人さんスタッフのせいかワサビがほんの少ししかついてなかったので端っこのヤツひとつだけ醤油とワサビの組み合わせで。もう少し欲しかった。

 ほかに豚肉がゴロゴロ入った豚汁と、写ってないけどお代わり分のキャベツ。大盛りにしてもらったご飯は新潟産コシヒカリ。そしてお新香。

 どれも文句無しに美味しく頂いてご馳走様でした・・・・・♭

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 おっと、最後に柑橘系「日向夏のシャーベット」。これで口の中もさっぱりです。

 昼の部のランチについて聞いてみると、まだちゃんと見通しが立っていないけどようだ。早めに復活してくれたらうれしい。

TONKATSU KEITA (とんかつ けいた)
 https://www.instagram.com/tonkatsukeita/
 杉並区松庵3-41-1 JR高架下 最寄駅:西荻窪
 17:00-23:00 木曜・日曜休 キャッシュレス
 完全ネット予約制 2025/01/13 (2019/11/29)オープン

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2025.05.13

「とんかつ のり@中野」夜の部で 特上ロース

 今日は家内が出かけていて家メシのない日。夕食はどうしようと考えながら向かったのは狸小路。最初は「五丁目ハウス」のつもりでいたのだけど結構な行列。相変わらず人気ですね。

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 「とんかつ のり」 というわけで五丁目ハウスの目の前にあるこの店。およそ半年ぶり、今回で20回目の訪問です。この地における唯一の独立系とんかつ店。(上の画像は過日撮ったもの)

 ランチタイムには行列ができているみたいだけど、18時過ぎの店内には先客一人。後客も一組二人だけとちょっと寂しい。

 壁際のカウンター席へ案内されて着席。空いていてもお一人様はほぼ間違いなくここに座らされますね。毎度のことながら壁と睨めっこというなんとも味気なさ。

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 夜の部のとんかつメニューをチラリと眺めオーダーは特上ロースかつとビ生ール。

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 「キリン生ビール 580円(税込)」
 ビールはすぐに出してくれたけどツマミもなければ、キャベツやとんかつの添え物の先出しも無いので、仕方なく再び壁を睨みつけ・・・グビリ(^^;

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 卓上の調味料類も載せておきましょう。左からドレッシング2種にソース。右はピンク岩塩に結晶塩、ヒマラヤ黒塩とカラシ。この黒塩が好み。不思議な甘みがあるんです。オニオンドレッシングがお気に入り。あとカラシを自由に使えるのもこの店のいいところ。

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 「林SPF豚の特上ロースカツ定食 250g 2,200円(税込)」
 特上ロースはリブロースらしい。キツネ色の衣は薄め。もう少し粗目のパン粉でサクッとした食感の方が好きだけど、それはまぁ好みの問題か。
 大盛のご飯(無料)に豚汁。添え物はタクアンにキンピラ。キャベツが少ないのが珠にキズ。

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 ご覧のとおり赤身肉は中心部分が淡いピンク色。見るからに美味しそう。
 実際食べてみると、思ったよりカタめでギュッという歯応え。でも林SPF豚らしい旨味がしっかり伝わってきます。そして脂身の甘みと旨味。

 オープンからしばらくの間は当たりハズレがあった揚げも最近は安定してグッド。ちょっと奮発して特上ロースにしてよかった。かな?(^^;

 キツネ色に揚がった目の細かい衣は中屋パン粉工場謹製のもの。この食感も好ましい。

 お気に入りのヒマラヤ黒塩とカラシの組み合わせで頂きました。生姜が効いた豚汁は具の豚肉がイマイチだけど、ご飯もまぁまぁ。この値段なら良しでしょう。

 かねてよりご飯茶碗と味噌汁のお椀はプラスチック? なんだかなぁと思いつつも全てきれいに頂いてご馳走様でした・・・#

豚肉料理専門店 とんかつ のり
 https://tonkatsunori.owst.jp/
 中野区中野5-56-15 最寄駅:中野
 11:00-14:00 17:00-23:30
 月曜休 2018.12.3オープン

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2025.05.09

新店「とんかつ 大慎@高輪台」で 三右衛門の特ロース

 新店と言っても先月24日のオープンだからすでに10日ほども経つ。FBで情報を得ての訪問。東京食肉市場最大手である仲卸会社の直営店で店長(揚げ場担当)は恵比寿南で人気店?「森の机」をやっていた人らしい。

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 「とんかつ 大慎 (だいしん)」
 なんでも先日御徒町で食べた「三右衛門豚」ほかの銘柄豚をかなり安価に食べることができるという。

 であればと感覚的には中野から遠い土地「高輪台」まで出かけてみました。駅出口からはすぐ。開店時間の10分ほど前に着いてみるとPP。

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 店先に出された手書きのメニュー。銘柄豚が何かは書いていないけど、どの銘柄もこの価格で出すということみたいだ。

 さて定刻に開店。手前に厨房とカウンター席x7、奥に4人掛けテーブル席x2という構成。スタッフは店長のほか男子2名。食券制ではなくメニューを見ての申告制。

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 店内のメニューと調味料類(ピンク岩塩、七味、醤油、ソース)
 銘柄は日替わりらしいのだけど、このメニューにも銘柄は書かれておらず、見渡す限り店内のどこにも書かれていないし「今日の銘柄」みたいな掲示はない。

 事前情報で岩中と林SPF、三右衛門の3銘柄の日替わりらしいことは判っていたものの、ちょっと不安。「三右衛門豚の特ロースはありますか?」と聞いてみると、あるとのことなので「じゃそれを」と。あとビールは赤星があるというので「それがいい」と(^^;

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 「サッポロビール赤星 700円」(価格は全て税込み)
 もちろんこれでスタート。こいつを飲みつつ見ていると、後客4人ほどは注文時に単に上ロースかつとかヒレかつと言うだけで誰も銘柄名を聞かないし、店の人も言わないという不思議な光景が。

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 茨城県 山西牧場の「三右衛門の特ロースかつ定食(250g) 2,400円」
 珍しい提供の仕方。一枚を二つにカットして出すのは初めて。ほんのりピンク色の赤身部分が奥ゆかしい。

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 でも、不思議だったのは、左側の分厚い部位の火の入り方がやや強めで右端近くの細くなっている部分(撮り忘れた)がレアなこと。なんでだ? シロートには判らない。
 他にご飯に、豚汁、冷や奴、お新香。あ、ご飯はこれで大盛り(+50円)です。

 実際食べてみると、豚肉自体はとても美味しいのだけどワタシ的にはちょっとだけ火が入り過ぎの印象。最近リブロースばかり食べているせいもあるか。脂身の甘さ旨味は三右衛門なりで秀逸。

 豚汁、ご飯は特に印象に残らず。

 でもですよ、これらの銘柄豚がこの値段で食べられるというのはウソみたい。火の入り具合はブレなのかもしれないし、もしもっと近い場所、乗り換えなしで行ける場所にあったら頻繁に通ってしまいそう。

 なにはともあれ、全て美味しく頂いてご馳走様でした・・・・♭

とんかつ 大慎 (だいしん)
 https://www.instagram.com/tonkatsu_daishin/
 港区白金台2-11-6 最寄駅:高輪台
 11:30-14:00 17:00-21:00
 月曜・第2,第4火曜休 2025/4/24 Open

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2025.04.30

西荻高架下「TONKATSU KEITA」で 特上ロース

 今年(1/13)西荻窪高架下にオープンした「とんかつ けい太」の二号店、だったのですが、元の西荻駅前「けい太」を3月末を持って閉店したために事実上の移転となりました。

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 「TONKATSU KEITA」
 今回は20時の予約。先月8日に続いて5回目の訪問ですが駅前けい太のオープン時から通算すると67回目となります。

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 現在は夜の部のみでメニューはこちら。上ヒレと上ロースの食べ比べコース以外はいわゆる定食になってます。ポーションを工夫したりしてましたけど、ようやく従前の形に落ち着いたみたいです。

 もちろん豚肉は全てご主人の実家で育てられた六白黒豚。書いてないけど、メンチかつや海老のフライ、ヒレ、ロースの単品などもお好みで追加できるようになっています。

 ほかにご飯とキャベツ、汁物(LINE友だちは1回おかわり無料)に漬物がセットというスタイルになっています。それぞれの器が立派だよね。

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 オープンキッチンにはご主人啓太さん(許可は貰っています)、ほかに女子スタッフ2、男子1の計4人でのオペレーションです。

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 例によって「サッポロビール黒 800円」と先出しのキャベツでスタート。
 キャベツには黒トリュフのドレッシングを多めに掛け回して頂きます。花鳥風月を感じますがこれが旨いんです。

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 「角ハイボール 600円」と「生ハム 800円」
 あっと言う間に飲み終わってしまったので、上の二つを追加(^^ゞ 20時からのお客さんが一気に入ったので、いつもより時間がかかったかな。ゆっくりと角ハイを飲むうちにご提供。

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 鹿児島産六白黒豚「特上ロースかつ定食(220g) 3,960円(税込)」
 この特上ロースはリブロースで、肩ロースと通常のロース(サーロイン)の間にある部位。きれいに脂身が入っているのが特徴。

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 ご覧の通り見事な火の入り具合。見ただけで肉の柔らかさが伝わってきます。最初は何も付けずにひと口。うん、赤身の旨味と脂身の甘み。文句無し。つづけて岩塩とカラシの組み合わせで。やっぱりこの食べ方がワタシ的には一番好み。端っこの方の肉は醤油とワサビの組み合わせで。これも旨い。

 やっぱりとんかつはロース、それもリブロースだよねというのを再認識(^^;

 ほかに豚肉がゴロゴロ入った豚汁と、写ってないけどお代わり分のキャベツ。大盛りのご飯は新潟コシヒカリ。そしてお新香。

 どれも文句無しに美味しく頂いてご馳走様でした・・・・・♭

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 おっと、最後に柑橘系のシャーベット。これで口の中もさっぱりです。

 さて次回はいつ来られるだろうか。来月下旬かな。昼の部のランチについて聞いてみたのだけど、まだ見通しが立っていないようだ。早めに復活してくれたらうれしい。

TONKATSU KEITA (とんかつ けいた)
 https://www.instagram.com/tonkatsukeita/
 杉並区松庵3-41-1 JR高架下 最寄駅:西荻窪
 17:00-23:00 木曜・日曜休 キャッシュレス
 完全ネット予約制 2025/01/13 (2019/11/29)オープン

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2025.04.27

新店「東京とんかつ がぶう@御徒町」で 三右衛門豚の特上ロース

 御徒町駅北口から徒歩数分の場所に、先日金曜日にオープンした「とんかつ」の専門店。
 今年3月まで「けい太@西荻窪駅前店」で腕を磨いたT君が若きシェフとして参画した店だというので出かけてみた次第。「株式会社 GAVRIFOOD」という会社が経営母体のようだ。

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 「東京とんかつ がぶう」
 念のためにと早め、開店時間の30分ほど前に着いてみると先客1。後客は7人? お店は地下なので階段に腰かけてお待ち。

 定刻 11:30の15分ほど前にキャッシュレスな券売機での食券の購入を促され、店内の待ち席(5人分)でお待ち。

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 定刻の数分前に開店。カウンターのみ17席の店内はとんかつ専門店にしてはかなり広い空間。厨房も広々としていて客席も余裕たっぷり。
 かなりお金がかかってますね。今時これだけの空間と設備となると相当な初期投資かと。もう高級店の雰囲気です。

 券売機ではというか、このお店では複数種の豚肉を扱っていて、この日は岩中豚、三右衛門、まる豚、TOKYO X等が券売機に並んでいる。それぞれに上ロース、特上ロース、上フィレ、特上フィレがある。

 今回は今まで食べたことのない「三右衛門」の特上ロースをビールとともにボチッ。
 なんでも茨木県坂東市にある「山西牧場」のブランド豚だそうで、お店のイチ押しでもあるとのこと。

 厨房の揚げ場前はT君だけ。他にホール兼任の女子1と男性1の3人体制。 開店したばかりだというのに対応もしっかりしてる。

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 「アサヒスーパードライ(小瓶) 748円」「先出しのキャベツ」
 けい太と同じ黒トリュフのドレッシングを使ってますね。花鳥風味を感じるものなのだけど、二郎で鍛えた?ワタシ的には無問題。美味しければいいのです。ただあまりに少量なのが惜しい。

 キャベツをツマミにビールを飲むうちに(小瓶なので2本目)メインのご提供。

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 茨木県産「三右衛門豚の特上ロースかつ膳 3,828円」
 いかがでしょう、このルックス。キャベツはちょうどお代わり中。ご飯は羽釜で炊いた山形県産の「つや姫」。赤出汁の味噌汁、そして「メンチカツ 528円」。お新香が欲しかった。そう思うのは昭和前半生まれのおっさんだけか(^^;

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 見事な火の入り加減でしょう。さすがはけい太の駅前店を任されていただけのことはある。

 まずは何も付けずにひと口。あ、旨い! 初めて食べた三右衛門の特上ロース(リブロース)にちょっとビックリ。

 この豚を使っているる京都の老舗「名代とんかつ かつくら」によると『「飲める脂」とも評されるさっぱりとした脂と、やわらかくコクのある赤身が特徴』なのだそう。

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 なるほど、火入れの良さもあるのだろうけど、赤身の柔らかさとその旨味、さらに口の中で溶け解けるような脂身の旨味が素晴らしい。

 これまで食べてきた豚の中でもワタシ的にはトップクラス。あっさり目が好きな方には向かないかもしれないけど、これは素晴らしい。滅多にヒレを食べることがない私だけど、この豚のヒレも食べてみたいものだと思った。

 そしてこのリブロースには醤油とワサビという組み合わせがよく合う。いつもは塩とカラシという組み合わせで殆どを食べるのだけど、この豚ロースには醤油とワサビ(^^;

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 そうそう、メンチカツを忘れてた。これも文句無しに美味しい。

 羽釜で炊いているからか旨味を感じる「つや姫」のご飯も旨い。強いて言えばだけど赤出汁が若干弱いかなぁ。濃い味が好きな私だからそう思うのかもしれないか。

 次回はこの豚のヒレか渋川産?「まる豚」を食べてみたいと思っている。上野・御徒町はとんかつの老舗・名店が多い地域。ジモティーの舌も唸らせられると思うものの、頑張ってほしいものだ。

 なにはともあれ、全てきれいに頂いてご馳走様でした・・・・# 再訪必至の店なのでした。

東京とんかつ がぶう
 https://x.com/tokyo_tonkatsu
 台東区上野4-6-4 最寄駅:御徒町
 11:30-15:00 (LO.14:00) 17:30-21:00 (LO.20:00)
 2025/4/25オープン

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2025.04.07

新店「とんかつ なかや@中野」で熟成ロースかつ膳

    新店と言っても、もう3週間も前 3/13に恵比寿から移転オープンしていたみたい。夜の部がメイン?、とんかつの看板は最近出したのだろうか。ちなみに恵比寿時代は「とんかつアゲ太郎」という名前だったそうだ。

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 「とんかつ なかや」
 気が付かないはずだ。空中店舗それも3階と4階。店先にノボリなんてあっただろうか。ピンク色に揚がった肉のかつが売りらしい。

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 キセキなどではなく店先のPOPにちゃんと低温調理済みを謳っているのが好印象です。ともあれ地元にとんかつ店ができたとなれば食べて見ないわけにはいかないではないか。

 というわけで狭く急な階段を上って店に入ると、カウンターの向こうには洋酒系のボトルがズラリと並んでいる。やっぱり。ここも一階の「神の手」同様、夜の部がメインの店のようだ。

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 まずはメニューを眺め・・・と言ってもヒレとロースの二種類だけ。ご飯と豚汁はお代わり無料だそうだ。「とんかつはロースぢゃ!」と勝手に決めている私は右の熟成ロースかつをオーダー。

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 こちらが調味料の数々。左からソース、オリーブオイル、ヒマラヤピンク岩塩、醤油。オリーブオイルは(最近全く行けてないけど)眞杉さんが手がける「ひなた」や「Tonkatsu.jp」からの流行りですかね。

 低温調理済みだけに提供は早い。上手にパン粉を打つことさえできればサッと揚げるだけだものね。ほぼ同時に入った先客が4人組いたにも関わらず、さして待つこともなくご提供。

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 「熟成ロースかつ膳 1,500円」 (とんかつ単品だと 1,000円)
 キャベツがコールスローなのは珍しい。高騰のおりカサを稼ぎたいのかもしれないか。右は豚汁・・・あまり具が入っていないように見える。

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 中央のひと切れは自分で返したもの。ちょっとロースの形がイビツなのを除けば、ご覧のとおり適度なピンク色。明からさまなド・ピンクでないところがいい(^^;

 糖度が低い粉なのかやや薄い色と厚さの衣にもこれと言った破綻は見られずで、パッと見は普通のとんかつと変わらない印象。

 殆どをピンク岩塩とカラシで食べた。比較的いい肉を使っているのだろうか。薄い衣の食感と合わせて歯がサクッと肉に入り好感触。低温調理の具合がいいのかもしれないが、肉としてもなかなか良さそうに感じられた。

 そうしてご飯も割りといい。ボリュームやお値段が違うけど、この肉にしてもご飯にしても近くの運のいい店よりずっといいと思う。

 豚汁がもうちょっとなのが残念。豚肉や具材が少ないのとお味がワタシ的には薄め。もう少し味噌と生姜が効いていてくれるといい。あとカラシが市販の?チューブのヤツっぽいのと、その量が少ないのが珠にキズ。追加して貰ったけど、まだ少ない。

 ともあれ全て美味しく頂いてご馳走様でした・・・・♭

 我が家から近いというのが何より。再訪必至かな。今度はヒレの方を食べてみようと思っています。

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 そうそう、書き忘れてた。オープン記念とかで「とんかつサンド」をサービスで頂いた。美味しかったけど、食べるまでにちょっと時間が経ってしまったので、軽くチンした方が良かったかな。

とんかつ なかや
 https://www.instagram.com/tonkatsu.age.taro/
 中野区中野5-50-4 リカムビル3F-4F 最寄駅:中野
 11:30-15:00 LO.14:30
 土日祝休 2025/3/13 恵比寿から移転オープン

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2025.03.24

久しぶりの「豚珍館@新宿西口」で とんかつ定食

 月曜日。新宿京王でお買い物を済ませると、もうじき11時半。近くには「ル・モンド」があるけれど値上がりが激しいのでパス。行列は減ったみたい。
 それではと、すでに大行列かもしれないと思いつつ半年ぶりに向かったのはこの店。

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 「豚珍館」
 ご存じ?新宿における庶民派とんかつの超有名店ですね。でもでも、なんと外待ちどころか階段待ちさえもない。

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 ラッキー!と思ったものの改めてお値段を見てみると、どれも結構な値上がり。仕方のないことではあるけれど、なるほどそういうことか。

 一番人気かつ看板メニューの「とんかつ定食」は長らく 1,000円未満で抑えられていたのだけれど、昨年には 1,050円となり、ついに 1,150円となっている。つまり価格的優位性が薄れてきているからかなと。

 まぁそれでもご飯と豚汁のお代わりは無料のままなのだから、まだまだ戦闘力はある?

 ともあれカウンター席に案内されて、オーダーはもちろん「とんかつ定食」とお姉さんに伝えてお待ち。テーブルには辛口と甘口のソースと醤油のほかアジシオ、カラシ。

 ふと店内を見渡すと、あれ?お客さんの全員がサラリーマンを中心とした日本人ぢゃん。一時期のランチタイムは半数近くが中華系のインバンドだったのだけど・・・。空いているのはそのせいもあるのかも。

 あと名物の?オヤジさんがいない。もう店には出ていないみたいだ。だから恒例の怒号という怒声もない。カウンター席であれをやられると、自分が怒られているみたいで落ち着かないんだよね。

 うん?そう言えば女性スタッフも一時期は外国人ばかりだったのが殆ど邦人に戻ってる。これは外国人労働者が時給の高い米国などにシフトしているせい?

 てなことはおいといて、間もなくとんかつのご提供。

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 「とんかつ定食 1,150円」
 濃い目のキツネ色に上がった衣と厚めで大きいトンカツ(衣も厚め)とキャベツ。右上に写っているのは少量の柴漬け。さらに豚汁という変わらぬ構成。書いたようにご飯も豚汁もお代わり無料ね。

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 豚珍館の The昭和なとんかつ。赤身肉はほぼ白だけどちゃんと柔らかそう。ご飯は並盛り。豚肉が入っていない豚汁はいつもどおり(^^;

 まずは一切れを何も付けずに頬張ってみると、あれっ?目が粗く厚い衣はサクサクというよりカリッ?な食感。肉は柔かいには柔らかいのだけど豚肉らしい旨味が伝わって来ない。うーむ、肉のレベル自体が変わったのかな。

 ともあれ、こんな昭和なとんかつにはこれでしょうと甘口のソースをドバッ。そして大量にカラシを付けて食べ進みます。

 お代わりをせずともボリューム的には充分満足させて貰って、ご馳走様でした・・・♭

豚珍館 (とんちんかん)
 新宿区西新宿1-13-8 高橋ビル 2F
 11:00-15:00 17:00-23:00(土は 22:00)
 日祝休 昭和52年(1977年)創業だそう

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2025.03.14

「とんかつ けい太 西荻窪駅前店」で ラスト?特上ロース

 金曜日のランチは先週のローマ字"TONKATSU KEITA"に続いて西荻駅前の「とんかつ けい太」です。。2019年のオープン以来 61回目の訪問(^^; この駅前店は 3/25の営業を持って終了し、高架下の「KEITA」に統合されるとのこと。ちょっと遠くなる。

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 いつものランチメニュー。ご主人けい太さんの実家である鹿児島の「青木畜産」でお兄さんが育てたという「六白黒豚」のみでのメニュー構成です。

 開店時間 11時の直前に着くと先客が2組ほど。いつもどおりカウンター最奥に着席。厨房は若きスーシェフKT君とお姉さん2の3人体制。

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 「サッポロ黒 700円」と「先出しのキャベツ」
 いつもの「生ハム」は今日は無いそうなので、今日はトリュフドレッシングをたっぷりかけ廻したキャベツだけをツマミにいたしましょう。」

 目の前でのオペレーションを眺めつつキャベツを食べ終わると間もなくとんかつのご提供。

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 鹿児島産「六白黒豚の特上ロース(リブロース)かつ膳 3,280円」
 味噌汁はいつもどおり豚汁を選択。ご飯は山形産「つや姫」。キャベツは1回だけお代わり無料なのでこちらにもつけて貰ってます。

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 啓太さんに任されているだけあって、スーシェフ君でも無問題。ご覧のとおり見事な火入れ。見た目だけでも、これ絶対ウマイやつ。

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 六白黒豚の赤身部分の濃い旨味。そして脂身の甘み。これぞけい太の特上ロース。なのです。毎度のことながら文句無し。

 いつもどおり主にピンク岩塩とカラシの組み合わせで食べ進み、端っこの方の数枚を醤油とワサビで、とこれもいつもどおり。

 この店に来られるのは、これが最後になりそうだ。

 何はともあれ全てきれいに頂いて、ご馳走様でした・・・・・。

◇◆◇◆◇◆
 改めて書いておくと、2019年11月末のオープンから2年ほどでミシュランのビブグルマン。そして東京とんかつ会議の殿堂入りというお店。食べログの100名店でもありますね。

 オペレーションは軽く下味を付けてから丁寧な衣づけ。その後銅製の大きな丸鍋に投入し低温でじっくり揚げ。続いて高温のフライヤーに移して二度揚げ。さらにバットに上げてからは油切りと同時にジワリと余熱を通す。衣付けから提供までの全てが流れるよう。

 使われている豚は鹿児島にあるご主人の実家でご母堂と兄上による丹精。サクサクで黄金色の衣は三代目の中林ご兄弟が経営する中屋パン粉工場謹製のものでやや粗め。2022年5月 NHKの「探検ファクトリー」でも取り上げられてました。

 なお六白黒豚とは何ぞやという人はこちらをどうぞ。

とんかつ けい太
 https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
 杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
 11:00-14:00 17:00-21:30 完全予約制
 月木休 2019/11/29 Open

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2025.03.08

西荻高架下「TONKATSU KEITA」で とんかつ会(4訪目)

 今年(1/13)西荻窪高架下にオープンした「とんかつ けい太」の二号店。先月14日に続いて4度目の訪問です。

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 「TONKATSU KEITA 西荻高架下店」
 今回はおっさん4人での訪問です。(上の画像は先日撮ったもの)

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 現在は夜の部のみでメニューはこちら。まだ定まらないみたいで、前回の「とんかつ3種コース 5,000円」はなくなっており、従来の定食形式に戻っています。あ、上ヒレと上ロースの食べ比べコースが新設されていますね。

 もちろん豚肉は全てご主人の実家で育てられた六白黒豚。書いてないけど、大海老のフライや和風ハンバーグ(各1,200円?)はお好みで追加できると思われます。

 ほかにご飯とキャベツ、汁物(1回おかわり無料)に漬物がセットというスタイルになっています。要は駅前店と同じですね。

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 オープンキッチンにはご主人啓太さん(許可は貰っています)、ほかに女子スタッフ1人、男子1人の計3人でのオペレーションです。

 さて我々のオーダーはまずはビール 4本と生ハム 2人分を頼んでおいて、私はリブロースを。残り3人は上ヒレと上ロースの食べ比べコースをオーダーです。

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 「生ハム 600円」と左にチラッと写っているのは「サッポロ黒 800円」が入ったグラス。洒落てますね。
 最初は全員これで軽く乾杯。3人ものソムリエにペアリング重視で選ばせたというワインも豊富なのだけど、我々おっさんの場合はビールなんです。

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 やや遅れて出てきたキャベツにはいつもどおり黒トリュフのドレッシングをたっぷりかけて頂きます。ビールは間もなく無くなって、お代わりはハイボール派とビール派に。

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 六白黒豚「リブロースかつ定食(220g) 3,960円(税込)」
 私の場合、食べ比べコースはん角か経験済みなので、お気に入りのリブロースです。

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 相変わらず見事な火の入り具合。豚肉がゴロゴロ入った豚汁とキャベツ(お代わり分)。大盛りのご飯はたぶん前回と同じ新潟産の「新之助米」。

 どれも文句なしに美味しく頂きました。やっぱりとんかつはロースだし、脂身の甘みを食べるもの、であればリブロースでしょうっていうのが私流の正解です。

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 六白黒豚「上ヒレかつ(70g)と上ロースかつ(140g)の食べ比べ定食 3,960円」
 こちらが同行の友人たちが頼んだもの。手前がの4切れが上ロースで奥が上ヒレ。

 上ロースは脂身をわずかに残すだけで殆どを切り落としてしまうので、パッと見はまるでヒレのよう。
 一般に脂身は火の入りが遅いということもあって、全て切り落としてしまう店もあるくらいだけど、あんまり落としてしまうとロースの楽しみが減ってしまうような・・・。

 ともあれヒレもロースもどちらも見事な入り具合で友人たちも満足してくれたみたい。
 美味しく頂いてご馳走様でした・・・・#

 「けい太 西荻駅前店」の営業は 3/25までと決まったそうだ。となるとこちら高架下での「昼の部」開始は4月からということだろうか。現在は予約の受付を停止しているので、再開したら早速お邪魔しようと思っている。

TONKATSU KEITA (とんかつ けいた)
 杉並区松庵3-41-1 JR高架下 最寄駅:西荻窪
 17:00-23:00 木曜・日曜休 キャッシュレス
 完全ネット予約制 2025/01/13オープン

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2025.02.28

「とんかつ けい太 西荻窪駅前店」で特上ロース

 月イチに制限中のはずのとんかつ。でも今月は先日 西荻高架下の"TONKATSU KEITA"に行ったので二度目です。

 「とんかつ けい太」。2019年のオープン以来 60回目の訪問(^^; この駅前店は 3/25の営業を持って終了。高架下の「KEITA」に統合されるそうです。駅から遠くなるのだけが残念。

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 こちらがいつものランチメニュー。ご主人けい太さんの実家である鹿児島の「青木畜産」でご母堂とお兄さんが育てたという「六白黒豚」のみでのメニュー構成です。

 開店時間 11時の5分ほど前に着くと先客無しのPPで間もなく入店。いつもどおり最奥のカウンターに着席。厨房は若きスーシェフとお姉さん2の3人体制。
 すると一気に荷物を抱えた男子ばかり 8人。全員中国語ですね。ヤバッと思っていたけど、幸い大声で話す人はおらず・・・大陸系ではなさそう。

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 「サッポロ黒 700円」と「先出しのキャベツ」に「生ハム 380円」
 揚げ上がりとんかつが提供されるまでこの組み合わせで楽しむのが定番です。スーシェフとあれこれ話すうちにご提供。今回は事前にオーダーしていないにも関わらず、入店と同時に揚げ始めてくれたみたいだ。毎度同じメニューしか頼まないからか。

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 鹿児島産「六白黒豚の特上ロース(リブロース)かつ膳 3,280円」
 味噌汁はいつもどおり豚汁を選択。ご飯は、聞くのを忘れたけど山形産「つや姫」。キャベツは1回だけお代わり無料なのでこちらにもつけて貰えます。

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 啓太さんに任されているだけあって、スーシェフ君でも無問題。見事な火入れ。見た目だけでも美味しそうだ。

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 六白黒豚の赤身部分の濃い旨味。そして脂身の甘み。これぞけい太の特上ロース。なのです。毎度のことながら文句無し。

 いつもどおり主にピンク岩塩とカラシの組み合わせで食べ進み、端っこの方の数枚を醤油とワサビで、とこれもいつもどおり。

 全てきれいに頂いて、ご馳走様でした・・・・・。

◇◆◇◆◇◆
 改めて書いておくと、2019年11月末のオープンから2年ほどでミシュランのビブグルマン。そして東京とんかつ会議の殿堂入りというお店。食べログの100名店でもありますね。

 オペレーションは軽く下味を付けてから丁寧な衣づけ。その後銅製の大きな丸鍋に投入し低温でじっくり揚げ。続いて高温のフライヤーに移して二度揚げ。さらにバットに上げてからは油切りと同時にジワリと余熱を通す。衣付けから提供までの全てが流れるよう。

 使われている豚は鹿児島にあるご主人の実家でご母堂と兄上による丹精。サクサクで黄金色の衣は三代目の中林ご兄弟が経営する中屋パン粉工場謹製のものでやや粗め。2022年5月 NHKの「探検ファクトリー」でも取り上げられてました。

 なお六白黒豚とは何ぞやという人はこちらをどうぞ。

とんかつ けい太
 https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
 杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
 11:00-14:00 17:00-21:30 完全予約制
 月木休 2019/11/29 Open

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