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2025.10.20

竹岡式ラーメン「梅乃家@富津竹岡」でチャーシューメン

 雨の月曜日。久しぶりのアクアライン越えです。最初に目指したのは富津竹岡。となればもう10カ月ぶりとなるこの店ですね。

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 「竹岡ラーメン 梅乃家」
 雨の竹岡も久しぶりだ。かなり早め、開店時間の30数分前に着いてみると一等賞。3人目までに入ると軒先テントの下に座れるのです。幸い雨は小降り。おかげでなんとか濡れずに待つことができました。
 後客は数分後に1人、さらにポツポツと増え開店時間 10:00には10人強ですかね。

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 店先にも店内にもお店の公式"X"で告知されていたとおり値上げ後のメニュー貼り出されています。前回と比べると、ラーメンで100円ずつ、チャーシューメンで200円ずつの値上がり。ここのところ毎年値上げしてますね。値上げ幅も増えてます。ホント強気だこと。

 一般のラーメン店では一番手間と材料費がかかるスープ。でもこの店の場合はチャーシューの煮汁をただの沸かし湯で割っただけ。麺はなんと乾麺ですよ。まぁ豚バラ肉にはそれなりにお金がかかっているにしても(^^;・・・判っちゃいるけど、それでも何度も通ってしまうのはその中毒性のなせる業か。

 定刻 10:00の10分ほど前にいつもどおりスタッフのお姉さん(^^;が事前の注文を取りに来てくれました。定刻を 6分ほど過ぎて開店。しばらく来ぬ間に座る席を指定されるようになったみたい。私は結果的にお気に入りの一番奥、道路寄りの席へ。

 少しだけど厨房の様子が見える。チャーシューはガスで煮て、何故か乾麺は炭火(七輪)で沸かしたお湯で茹でるというのは変わらず。先ほど書いたように、かつてと違って茹で湯をスープに使わず、ここ数年はガスで沸かしたお湯でチャーシューの煮汁を割ってます。この方が効率的ということですね。

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 「チャーシューメン 1,300円+やくみ 100円+ライス並 200円」
 着席後14分ほどでご提供。黒く濃い醤油色のスープに大量のチャーシュー。中央にはドサッと「やくみ(キザミ玉ねぎ)」にメンマ。海苔も入っているのだけど隠れて見えない。麺もほぼ見えませんね。左上にチラッと見切れているのがライスを少な目で頼んだもの。

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 変わらぬルックスに久しぶりのご対面。雨の中、わざわざ来た甲斐があったというもの。コショーと一味を適量振りかけて、まずはスープをひと口。そう、これこれ。この濃いショッパ旨さでなきゃイカンのです。黒に近い醤油色のスープは「竹岡ブラック」または「梅乃家ブラック」と呼んでも差し支えないのではなかろうか。

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 千葉市「都一」の元乾麺は変わらず醤油色を纏って上がってきます。かつてはなぜ生麺を使わないのだろうと思ったこともあったけど、竹岡式の梅乃家はこの乾麺でなきゃならんのです。あ、結構茹で加減が結構難しいんですよ。

 分厚く大きいバラ肉チャーシューが旨い。富津佐貫「タマサ宮醤油店」の本醸造醤油で煮込んだバラ肉チャーシューなくして梅乃家は語れまへん(^^;

 この本醸造醤油も都一の乾麺も市販されているので我が家でもかなりこれに近いものが作れるのだけど、やはり本家本元の味には微妙に追いつかない。この店みたいに太いバラ肉ブロックは近所の肉屋さんではなかなか手に入らないし。

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 お手製の「チャ丼(チャーシュー丼)」
 最初にラーメンからチャーシューや海苔、メンマ、やくみなどを少量「ライス 」に移してチャ丼化しておいたもの。
 麺を食べ終わったところでこれに取りかかります。スープを少量掛けまわして食べ進むのが吉。実に旨いチャーシュー丼の出来上がりです。

 ちなみにこの店にはちゃんとした「チャーシュー丼 300円(大は500円)」があるのだけど、量が多すぎるので私はこのチャ丼化が好き。

 うん、大満足。全て美味しく頂いて完食の8割汁。ご馳走さまでした。

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 これは持ち帰り用の「梅割り(3人前) 900円」。今日の晩酌が楽しみですね。

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 お会計を済ませると、二つ判が押されたポイントカード(10月から始めた)を貰うことができた。良しっ、絶対満杯にしてラーメン一杯無料を勝ち取るぞ!って、すっかりハメられているではありませんか(^^;

★この店のこだわり(最近の作り方)
 チャーシュー:豚バラ肉をブロックごと醤油で煮込んだもの。
 スープ:チャーシューの煮汁をガスで沸かした湯で割っただけという非常にシンプルなもの。
 チャーシューは普通の大鍋を使い(丸鍋もあり)ガスの火で煮る。
 麺は洗面器みたいな丸い大鍋を使って七輪の炭火で茹でる。茹で鍋のお湯が煮詰まって減ってくるとガスで沸かしたお湯を継ぎ足します。
 麺は千葉市「都一」の乾麺。醤油は富津市佐貫の「タマサ宮醤油店」の本醸造。

 チャーシューはガスの火で煮て、麺は炭火の七輪で茹でる。何故そうするのかは判らないけど、ずっとこのスタイルなのです。

竹岡らーめん 梅乃家(うめのや)
 https://twitter.com/umenoya1954 
 千葉県富津市竹岡401
 10:00-18:00頃 (当面 17:00まで。売切れ終了)
 火・水休+月一回ほどの不定休

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