久しぶりの「前野原温泉 さやの湯処@志村坂上」
雨の日曜日。家に籠もっているのも飽きるよねと温泉好きの家内と二人。2年半ぶりとなるこちら「前野原温泉 さやの湯処」。
最寄駅は志村坂上。徒歩8分だそうだ。いわゆる日帰り温泉施設で、天然温泉。我が家からは 10km、クルマで 30分の距離だ。
開館時間の10時少し前に着いてみると、まだ駐車場もスカスカ。一時期テレビに露出しすぎて土日は芋洗い状態となり不評だったそうだけど、最近は比較的落ち着いているようだ。定刻の5分前にオープン。日曜だというのに入館者も少なくとても過ごしやすい。時節柄人が集まるところを避けようというのがその理由だろう。
入浴料というか入館料は土日の場合 1,120円/大人。温泉と蒸し風呂、サウナ、うたた寝処などの利用料金が含まれていて、貸しタオルや館内着、岩盤浴などは別料金。駐車場は5時間まで無料。
何はともあれ、まずは風呂でしょうと温泉へ。内風呂は無色透明で多種類。「高濃度炭酸泉」なんてのもある。(風呂場の画像は全てHPより拝借したもの。より詳しくはHPをどうぞ)
露天風呂は東京の温泉らしく茶色がかった濁り湯。上の段だけ源泉掛け流し。下の広い方は循環だそうだ。
こちらは坪湯。どの湯も40度程度にセットされていて、ちょっとヌルめかもしれないが、長湯するにはちょうど良い。
この施設の中のお気に入り。必ず入ることにしている「薬草塩蒸し風炉」。この日の薬草は「よもぎ」。サウナほど熱くなく、アッと言う間に汗が噴き出してくる。
狭い空間なので、時節柄混んでいたら止めておこうと思っていたのだけど、定員11人のところに先客は二人。よしよしと入っていると、しばらくして二人入ってきたので、早々に退散。
先ほどの坪湯や高濃度炭酸泉、ジェット風呂などにひと通り浸かってから、上がることにした。
こちらは「柿天舎」という食事処。座敷とテーブル席がある。和食系を中心にメニューは豊富だ。
ひと足先に上がってなんちゃってビール(380円)とキュウリの一本漬け(290円)で一杯やっているうちに家内も上がってきた。
「ぶた付けせいろ 900円」
ここは蕎麦に力を入れている。今日のは茨城の筑西市産の低速石臼引き粉だそうだ。
ふつうの下地ではなく、豚バラ肉の入った武蔵野うどん風の温かいそばつゆが珍しいと頼んでみた。・・・普通のそばつゆの方が良かった。
「天ぷらせいろ 1,080円」
家内が頼んだもの。このクオリティでこの値段はお得だろう。実際美味しかったそうだ。
滞在時間は2時間半ほど。今日は最初から最後までずっと空いていて快適だった。温泉に浸かって、お腹もいっぱいになって、幸せな気分で帰ることにした。
◆前野原温泉 さやの湯処
https://www.sayanoyudokoro.co.jp/
板橋区前野町3-41-1 最寄駅:志村坂上
10:00-25:00 無休
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