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2017.11.11

「メインマシンのHDDを SSDに換装」と「起動エラーの修復」

 昨年夏に買った SSD。まる一年以上放置していた。

Ssd_240gb

 「Crucial SATA SSD 240GB 6,813円」  要するにメインマシンを開腹するのが面倒臭かっただけ。でも今日、ついにやる気になった(^^;

171111mainpc02

 久しぶりに開腹した自作メインマシン。組み上げたのが 2010/8だから、もう7年使っていることになる。
 当時としては無理をして i7-870/2.93GHz というので組んでおいたお陰で今のところ不自由はない・・・はずだったのだけど、前回の Anniversary Update時に起きたブラックアウト事件以来、立ち上がりが遅くなってしまっている。

171111mainpc04

 というわけで、これまでCドライブ(80GB)のバックアップ用に使っていた同じく 80GBのHDDをハズして、この新SSDを接続。ディスクの管理から SSDの初期化とフォーマット。(←注)

 続いてフリーソフトの EaseUS ToDo BackUp で Cドライブを SSDにクローン。さらに同じくフリーの EaseUS Partition Master で、80GBと残りの未割り当ての領域に分かれてしまったパーティションを切り直して 240GBに。(正確には他にシステム予約領域が 400MBほど)

 旧CドライブをSATA-1から取り外してクローンが完了した SSDを装着。ここまでは若干引っかかりつつも順調に推移。ハード的な換装作業はここで終了ね。

 さていよいよ緊張の火入れ。

 エラー発生。「お使いのPCは修復する必要があります」となって Windowsが起動しませんな。やっぱりね(^^;

 多くのサイトではこの状態で正常に起動する、みたいに書かれているけれど、これまでの何度もの HDD換装の経験から言うと実際にはクローンしただけで起動した試しがない。
 大概の場合、インストールディスク(修復ディスク)で立ち上げて「コンピューターを修復する」から「トラブルシューティング」→「スタートアップ修復」を実行する必要があるのだけど、これでもダメな時が多い。

 たぶん新SSD(HDD)のCドライブが "ACTIVE"になっていないのと、ブートレコードが適正でないことが原因だと思われる。

 今回も、もちろん「スタートアップ修復」はやってみましたよ、何度もね。でも「修復できません」となり、、起動後に ブルースクリーンで「0xc0000225」というエラーが出ておしまい。

 で、あちこち検索しまくって試行錯誤した結果、成立した方法を今後のためにメモしておきますね。
 そうそう、最初に SSD以外の補助記憶装置は外しておく(電源を抜いておく)のがベター。

 まずはインストールディスクから立ち上げて、先ほどの「トラブルシューティング」までは同じ。「詳細オプション」から「コマンドプロンプト」を選択。

①まずは SSD を "ACTIVE"に

 コマンドプロンプトの画面になったら、
 diskpart [ENTER] で パーティションモードへ。

 続いて list disk [ENTER]  実装された HDDや SSDが表示されるので対象の SSDを選ぶこと。
 私の場合 SSDだけなので select disk 0 [ENTER]

 さらに list partition [ENTER]  すると、システムの予約領域(400MB前後)と 残りの Windowsがクローンされている領域が表示されるので Windowsの入っているパーティションを選択。私の場合
 select partition 1 [ENTER]

 続いて active [ENTER] で SSDの選択領域が "ACTIVE"になる。

 パーティションモードから出るために exit [ENTER]  元のコマンドプロンプトに戻る。

②ブートレコードの修復  上に続けて、
 bootrec /fixboot [ENTER]
 bootrec /fixmbr [ENTER]
←注:GPTの場合 無意味説も
 と入力。これで再度インストールディスクで立ち上げて「スタートアップ修復」で成立すればよし。

 それでも「0xc0000225」エラーになる場合(←私の場合)は、上の二つのコマンドだけではダメで下記を入力。

 bootrec /rebuildbcd [ENTER]

 若干の時間がかかった後、スキャンが終了し

 『WINDOWSのインストールとして認識された合計数[1]
  インストールをブート一覧に追加しますか?』と聞かれるので Y [ENTER]
 「正常に終了しました」で exit [ENTER]

 bootrec /fixboot [ENTER]

③もう一度インストールディスクで起動し直し「スタートアップ修復」を実行

 で無事起動いたしましたとさ。

 さてさて、ここまでで HDD→SSDの換装がすべて終了したわけなので、その後「ブラックアウト事件」以降ずっと止めていた Windows Update をやってみたところ、何回かの再起動を勝手に繰り返した後、標準のロック画面へ。早速 Windowsのバージョンを確認すると、

Win10_ver1703_2

 今春の "Windows 10 Creators Update"も適用されたらしく、バージョンは 1703, ビルド 15063となっておりました。

 あ、そうそう。SSDへ換装後の立ち上がりは、Win10自体の起動は元より、写真店やその他のアプリの起動も圧倒的に早くなりました。Windowsがちゃんとアップデートされたことも寄与しているのかも。

 もっと早く換装すれば良かったとは、後の祭りか(^^ゞ

注1:2017/11/14追記  その後あれこれ検索していたら、手順の中で疑いもしていなかった問題点が一つ見つかりました。
 最初に SSDを初期化しフォーマットする時点で "GPTフォーマット"になってしまっていた可能性が高い。私の古いマシンの場合"MBRフォーマット"が正解のはずだということに気付かされたのです。これがエラーの根本的原因だったのかもしれない。
 とはいえ、新しいGPTの方が起動にかかる時間は短いのだそう。せっかくの SSDなら早いほうがいいよねぇ。どっちを取るかは その人次第、ということで(^^ゞ

 [メモ:初期化手順]
 管理ツールのコンピュータの管理からディスクの管理、ディスクの初期化で MBRをチェックしてOK。
 続いて 「新しいシンプルボリュームウィザード」で NTFS のクイックフォーマット。 
 GPTフォーマットになっている場合は左メニューにある Secure Erase を実行。

注2:上のシステム情報にある「実装RAM 12GB (6GB使用可能)」はその後、メモリを差し替え(配列を変え)てやることで解消。「実装RAM 12GB」のみとなりました。

◆Crucial SSD 2.5inch SATA 240GB CT240BX200SSD1
  7mm (9.5mmアダプタ付属)

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