「元祖一条流 がんこ総本家 分店@相模原」で塩
帰路は小田原厚木道路から圏央道へ。相模原ICを降りて目指すは「元祖一条流 がんこ総本家 分店」。
「コピオ相模原インター」という郊外型ショッピングモールの中にあって、真新しく清潔。
そうしてこの店は家元の実弟が経営する店。だから「分店」というわけだ。一旦閉店していたそうだが、今年5月 この地に移転、新規オープンした。
ちょっと違和感があるのは、きれいすぎるというだけでなく、かつて目黒の駅ビル内にあった「がんこ総本家客分・目黒店」が、じきに閉店してしまったのを思い出すからだろうか。
同じような商業施設で一般の買い物客相手では「がんこラーメン」が理解されないのではないか。そんな危惧がチラリと脳裏をかすめる。
だからか、メニューには「がんこ」にあるまじき(^^;マイルドなんていうオプションがある。
てなことはおいといて、まずは店頭でそれらメニューを確認し、券売機で「塩(バラ)」をボチっ。
この店はチャーシューを豚バラ肉、同モモ肉、鶏ムネ肉の3種類から選ぶことができるようだ。どれも旨いのは判ってはいるけれど、がんこと言えばバラ肉でしょうと。
食券を買うと可愛いお姉さんが、しょっぱい「がんこ味」か「マイルド味」かを聞きに来た。もちろん「がんこ」に決まっているでしょう。


テーブル上にはスープに関する能書きと、良かった、家元推奨?の「SBのコショー」がある(^o^)v
店内は盛況。お昼時とあってほぼ満席。わずかに間があって、ご提供。
「塩ラーメン(豚バラ肉)800円」
いかにも がんこの塩らしく、黄金色に澄んだ清湯スープがなつかしい。この白のドンブリと澄んだ がんこ色とでも言うべきスープが見られたのは八代目末広町が最古ではあるまいか。
お味の方も、古き佳き?(って現在もいいのだけど) 正統派とでもいうべき「がんこ」の塩になっている。ショッパ旨い がんこの味が帰ってきた。
麺は「がんこ」御用達サッポロめんフーズだろうか。慣れた細ストレート麺に思える。このスープとの組合せに文句がはない。
ショッパイ、でも旨い、そして懐かしい。ショッパイ、旨い、懐かしいと食べ進み、あっという間に完食の全汁。
いやぁ、相模原の人たちがうらやましい。ほとんど縁のない土地、近所に行くことがあればになってしまうけど、裁縫必死の「がんこ分店」なのでした。
◆元祖一条流 がんこ総本家 分店
神奈川県相模原市緑区向原4-2-3 コピオ相模原インター店1F
11:00-15:00 18:00-22:00 (LO 21:45)
月曜・第3火曜休
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