新店「塩逸品 五代目けいすけ@新宿」で琥珀
伊勢丹からの帰り道、寄ってみることにしたのがここ。この8/17にオープンしたばかりの「塩逸品 五代目けいすけ」。場所は新宿ルミネエスト(旧新宿ステーションビル)の食堂街7階。駅から近いのがいい。
出す店ごとにコンセプトを変えるのが「けいすけ」流。この店はその名のとおり塩だ。
開店直後の店内に先客はなし。


メニューはと見ると、アッサリの「琥珀」とコッテリの「白湯」。他に「塩つけ麺」と基本的には3種類だけの構成になっている。若干迷ったけど「琥珀」と言う名前に釣られてアッサリ系を選択。
で、出てきたのが右の画。こんな円錐状の蓋がされている。女性スタッフがドンブリを置きつつ「蓋を開けた時の燻製の香りをお楽しみ下さい」みたいなことを言っていく。燻煙に使用するチップは毎日日替わりで、今日はヒッコリーですと。
店内にそれらしい設備はなさそうだったから、燻製の部分は外注してるか、どこか他の場所で作っているのかも知れない。
「塩ラーメン 琥珀 780円」
蓋を開けてみると、確かに素晴らしい燻煙が香る。柔らかなというか無難なヒッコリーの燻香が食欲を刺激する。
スープの色は、琥珀というほどではなく、もう少し薄い黄金色か。張り出されている能書きによれば、厳選したモンゴルの岩塩、アンデスの紅塩、バリ島産の天日塩を使い、弱火で炊いた鶏と昆布のスープにかつお節のダシを合わせているらしい。
そして器は熱を逃がさない為に二重構造の特注品を使っているとか。
中細平打ちの縮れ麺は見るからに全粒粉使用という感じのツルツルでモチモチ。せたが屋の塩を思わせる旨いスープがよく合っている。
この麺は旨いわぁ。この麺ならつけ麺もいいかもしれない。
「おにやんま」でも完食の全汁したばかりだというのに、ここでもまた。飲み干すとドンブリの底には、この店のロゴが。おしゃれですなぁ。
けいすけ系、新店ができるとそのコンセプトが気になって、できるだけ行くようにしてるし、友人にも奨めたりしているのだけど、不思議と自分自身が通い込むことがない。どこも美味しいのに、なんでだろう。
そういえば、このフロアにはかつて「くじら軒」があったはず。いつの間にかなくなっていた。
◆塩逸品 五代目けいすけ
http://www.grandcuisine.jp/keisuke/godaime.htm
新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト7F 最寄駅:JR新宿
11:00-23:00(L.O.22:30) ほぼ無休
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