はとバスツアー「谷川岳ともも狩り」2 谷川岳ロープウェイ編
「谷川岳ロープウェイ」という名は夏スキーのメッカでもあった天神平スキー場へ行くためのルートとしても有名だ。


昔ながらのバス型とでも言おうか大きな箱形のロープウェイを想像していたのだけど違った。今時のゴンドラタイプのもので、22人乗り。2005年に架け換えたものだそうだ。お陰で回転は早い。標高746m、山麓側の「土合口駅」から標高 1,319mの山頂側「天神平駅」まで、標高差 573mを一気に駆け上がり、わずか7分で夏スキーのメッカへと連れて行ってくれる。


山頂の「天神平駅」に着いて、更にリフト(片道 400円)1本に乗り継ぐと、ここは別世界。何より有り難いのがこの涼しさだ。これで快晴だったら言うことないのだけど、あいにく全体に雲がかかってしまっている。暗いというほどではないのだけどね。
時折晴れ間が出るものの、谷川岳の山頂をきれいに捉えることはできず、これくらいが精一杯。
「谷川岳」は「双耳峰」だそうで、手前の「トマノ耳 1,953m」の方はなんとか見えたけど、奥の「オキノ耳 1,977m」の方は雲に隠れていて見ることはできなかった。
東の方向へ目をやると、登ってきたリフトの向こう側に山並みが見える。晴れていれば尾瀬の名峰「至仏山」や「武尊山」が見えるそうだ。


パンフレットにある「ニッコウキスゲ」の群生でも見ることができないものかと、リフトで上がってきた部分を歩いて降りることにしたのだけど、これが大失敗。どこにもルート図や道標が無いために、下るべき道を間違えてしまった。
先に降りる二組ほどについていったのだけど、下りの道に分け入って間もなくからは獣道というか、雨水が流れた跡とでも言おうか・・・いわゆるルートではなかった。時期が過ぎているのか場所が違うのか、ニッコウキスゲの群生などもなく・・・何度も足を滑らせ、家内は肘や膝を打ったりと怖い思いをしつつ、30分ほどかかって、ようやくロープウェイの山頂駅までたどり着いた。


振り返って仰ぎ見ると、我々が歩いてきたところは急斜面の上級者用ゲレンデで、道らしきものはどこにも見えない。そんな場所を歩いたのだった。ルート図と道標くらいはちゃんとしておいて欲しいものだ。ヘタをすれば大怪我をしかねない道?だったのだもの。
それにしても下りの道がこれほどシンドイとは。膝が笑い、力が入らなくなっている。もう少し長かったらヤバかったかもしれない。我が身の重さを呪いましたな(^^; それも帰りのゴンドラに乗っている間にほぼ解消したので助かったけど。
というわけで山麓の土合口駅まで降りてきて・・・昼食編へと続きますぅ。
◇谷川岳ロープウェイ
http://www.tanigawadake-rw.com/
◆はとバス
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