元々がんこ五代目(名前のない餃子屋)でランチ
久しぶりの三田。そうして三田といえば「二郎本店」か、ここ「元々がんこ五代目」である。13時少し前に着いて店内を覗いてみると、あれま満席だ。
そう言えば、「二郎本店」にも最近行っていない。駅から少し遠いし、1時間程度の行列は覚悟しなくてはならないしで、なかなか機会がない・・・などと思いつつ待つうちに、一気に席が空いた。
元々五代目は現在餃子専門店になっている。おやじさん(ご主人)が体調を崩して以来、寸胴でちゃんとダシを取らねばならないラーメンはやめてしまった。代わって奥さんが餃子屋を始め、サイドメニューとして夏は「塩冷やしラーメン」、冬は「ジャージャー麺」を出している。
「ジャージャー麺と餃子のセット 900円」
最初に出てきたのはこのジャージャー麺。肉味噌と鴨肉が旨そうだ。混ぜ蕎麦のようにマゼマゼしてやっていると餃子が登場。


セットで撮ると、こんな感じ。餃子を動かしたせいで並びがバラバラになってしまったのと、マゼマゼ後のジャージャー麺とで、あまり美しくない(^^ゞ でも、これがなかなか旨いのですよ。
餃子は小さめだけど、肉と野菜がギュッと詰まっていて、食べでがある。一度はここで餃子ライスを食べたいと思いつつも、ジャージャー麺の誘惑に勝てず、いつもこのセットになってしまう。
今日はおやじさんがいた。ランチタイムはほぼ毎日お手伝いをしているそうだ。食べ進むうちに他にお客さんがいなくなったので、最近の身体の調子など聞きつつ、末広町や家元の話しなど。
気がつくと食べ終わっていた。特別なことはないけれど、ここはかつての「がんこ五代目」、定期的に訪れておきたいものだ。
今回はほぼ1年ぶりなので、なぜ「元」の「元」なのかを改めて書いておくと、「がんこ」を名乗らず「名前のない店」として営業していた時期があって、その頃が「元がんこ五代目」。その後ラーメンをやめ「名前のない餃子屋」として再開した今が「元々がんこ五代目」というわけだ。
おやじさんにはいつまでも元気でいてほしいものだ。そう思いながらお店を後にした。さて、今度はいつ来られるだろう。
・2013.1.26追記:ご主人Tさんは 2013年1月、ご逝去されたそうです。お店が奥さんにより継続されているかどうかは不明。
◆名前のない餃子屋 (元々がんこ五代目)
港区芝5-25-2 最寄駅:三田・ 田町
11:00-14:00 17:00-22:00頃 土日祝休
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コメント
このセットはなかなかCP良いですね~。
投稿: しんぺー | 2011.01.26 11:44
いつも大変楽しく拝見しております。
ひとつ教えて下さい。
高円寺がんこの店主だった方は今はどうされているかご存知ですか?浜松に行かれたあと消息聞かないので。
宜しくお願い致します。
投稿: ピングリ | 2011.01.26 22:01
▼しんぺー さん
お味の方もなかなかです。良かったら一度どうぞ。
▼ピングリ さん
コメントありがとうございます。
元七代目@高円寺のS店主のその後は、どうもよく判りません。浜松で家元と店をやっている途中で「旅に出た」らしいことは聞いていたのですが・・・。
もうラーメンはやっていないのではないかと思われます。
すいません、何もわからず・・・機会があったら家元にでも聞いてみようと思います。
投稿: BUSH | 2011.01.26 23:40
早速のご返事ありがとうございます。
彼は腕はなかなかと思ったので残念です。
また宜しくお願いします。
投稿: ピングリ | 2011.01.27 22:02
ども、ピングリ さん。
七代目のやや苦みを感じるくらい強めのスープ。大好きでした。コワモテの外見と笑ったときの優しそうな目とのギャップも楽しみでしたよ。
どこかで、できれば都内で復活してくれるといいのですけどね。
またこちらこそ宜しくお願いします。
投稿: BUSH | 2011.01.28 03:55