08秋・東村山うどん旅「とき」
「野口製麺所」を出て、さてお次はどこに行こう。大盛りにしなかったので、まだ充分腹には余裕がある。空いている「こせがわ」にしようかと思ったけど、また茹で置きに当たるとヤだなぁと。
そんなわけで時間的にも行列を覚悟して、このお店に決めた。
武蔵野うどんの聖地・東村山の雄、「手打房とき」である。
店の前に着いてみると、幸い外に行列はなし。店の中は満席だったけど、すぐにカウンター席が一つ空いて座ることができた。でもここからが例によって長かった。ご主人が一人で全てを作っているので、時間がかかるのだ。約30分後、ようやく出てきた。歩いた時間と合わせて小一時間。お腹もかなりこなれてきてちょうどいい。

「肉汁うどん 600円」
まず出された「うどん」を生のまま、すすり込む。しっかりと小麦粉の味がする、それも地粉の味だ。なぁんて正確にはわからないのだけどね(^^; でも、いかにも「武蔵野うどん」らしい「とき」の味だということはわかる。「讃岐」のようなツルツル感とは違って、またコシというよりは硬いというほうが似合う。噛んだ歯を押し返すような食感なのだ。


これを肉と野菜の甘みが溶け込んだ肉汁に浸けて、頬張る。旨いなぁ。ほんと、東村山に住んでいる人がうらやましい。途中でラザニアみたいな幅広麺(一反木綿)口に入れて、ちょっとした変化を楽しむ。旨い一杯だった。
せっかくの土曜日だから、もう一店とも思ったけど、今日はこれで腹一杯の幸せ一杯。
また「トトロの盛り」ぢゃない、「トトロの森」が色づく頃に来てみよう。
◆手打房 とき
東村山市野口町1-7-10
11:30-15:30 17:30-20:30 日曜休
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コメント
ワンタンみたいなウドンって、
旨いんですよね。
投稿: つぐ | 2008.10.15 01:43
ども、つぐさん。
コメント、どうもです。
ワンタンみたいな。なるほど、そういうのも旨いかも。
ここの一反木綿みたいなのは、結構厚みがあって歯応えがあります。これでワンタンを作ったら、美味しいかもと思います。
具入りのスイトンになっちゃうか(^^ゞ
投稿: BUSH | 2008.10.15 08:13