昔ながらの「まるいち@四谷三丁目」
「支那そば まるいち」。四谷三丁目交差点近くにある古くからのラーメン屋さんだ。
この店に来るのは、いったい何年ぶりだろう。そう思って過去ログを当たってみると、もう3年も前のことだった。このあたりにはよく出かけるのに、なかなか寄ることが出来ない。でも今日は久しぶりに寄ってみることにした。四谷三丁目駅4番出口を出て、四谷方面に向かい徒歩1分、杉大門通りを左折するとすぐ左側にある。この程度の距離なら、今日みたいな雪の降る寒い日でも苦にならない。
お昼過ぎ、7人も座れば一杯のL字型カウンターには、先客が4人。店の雰囲気もご主人も全く変わっていなかった。ちょっと安心した。

「ワンタンメン 800円 +茶めし 50円」
茶めしをつけるといわゆる定食になる。ランチタイムとかの時間制限はなくて、いつでも頼めるみたいだ。
さてラーメン。もう本当に昔ながらの東京ラーメンといった感じで、澄んだ醤油色のスープは豚骨と鶏ガラでダシをとったものだろう。そして煮干かな。飲み口も醤油らしさが出ている。スッキリしてて、いかにも東京ラーメンらしい。
柔らかめに茹でられた中細麺は、かつての東京ラーメンの特徴でもあるのだろう。かといって茹で過ぎ柔らか過ぎ、というわけでもない。猫も杓子も「硬め硬め」、何かと硬めの麺がウケる中、こんな茹で加減があってもいい。いやむしろ、このスープにはこの柔らかめがいいのだろう。
せっかくワンタンメンを頼んだのだから、茶めしにはこの店自慢のワンタンを載せて食べたい。もちろん、それだけで食べたって美味しいのだけど、せっかくだからチャーシューも載っけてと。ちょっとしたチャ丼のできあがりだ。プルプルのワンタンは口の中でとろける。思わず微笑んでしまう瞬間でもありますな。
ともかくも昔ながらの東京風醤油ラーメン。そんな懐かしいラーメンが食べたくなったら、一度是非どうぞ。
◆支那そば まるいち
新宿区四谷3-6 最寄駅:四谷三丁目
11:40-15:00 18:30-22:30 日休
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