中野昭和新道通り de 千鳥足
いつもの中野駅北口である。この「昭和新道(しんみち)通り商店街」は、中野ラーメンストリートの1本東側にある。幅わずか4mほどの道の両側には小さなお店が建ち並び「飲み」を中心とした、ちょっとしたグルメゾーンになっている。
昼間こそ人通りも少ないのだけど、夕方ともなれば心優しき酔っぱらい達の街となる。「魚屋よ蔵」が午後4時に開店すると、つられるように徐々に活気づいていく。
かく言う私は、この道筋だけで仕事帰りの時間の殆どを消費しているような気がする。狭い道をあっちの店、こっちの店と渡り歩いていると、ちょっど良い機嫌になって千鳥足でフラフラと歩いているようにも見える。私の場合、代表的なのは「パニパニ→石松→パニパニ」という千鳥足コースだ。最近では、もう一度「石松」へなんてこともある。
それほど居心地がいいし、慣れたお店ばかりなのだ。他に「中野写真機居酒屋ときのん」にも立ち寄ることが多い。気さくなご主人ときれいな奥さん、そしてカメラ・写真好きな仲間達が集まるお店だ。本来はとんかつ屋さんだと聞いているのだけど、メニューを見ているとそんな雰囲気はない。どのメニューもボリュームがあって美味しいのが特徴だ。
そうして、今日ももちろん「千鳥足コース」。
「ゴーヤチャンプル 330円」
いつもどおり「石待つ」がてら「パニパニ」でスタート。今日は暑かったので珍しく生ビールから。そしてアテにはこれ。ここのメニューはどれも旨いけど、とりわけ"炒"系がいい。ご主人の中華鍋を振る姿が様になっている。
一杯二杯とやるうちにお向かいの準備ができてきたみたいだ。お勘定をして「石松」へ。狭い道だからほんとに4~5歩でついてしまう。
北海道から急遽出張してきた友人"龍"とここで合流。
「レバサシ(ハーフ)」
これが石松のレバサシね。どうだぁ~ってなもんでしょう。この色、エッジの立ち具合。こんなレバサシはここ以外じゃ食べられません。キンミヤで一杯二杯三杯・・・テッポウにレバー焼き、ハツ、つくね、ナンコツ。
そろそろ脳味噌がシビレはじめてきた。お勘定。そうして"龍"をお向かいに連れて行くことにする。店を出てタッタッタと5歩。まさに千鳥足コースだ。
「ねぎチャーシュー 360円」
再び「パニパニ」である。遠来の友人向けに、ご主人が懐かしのビデオを流してくれた。私はこれまで何度も見ているというのについ見入ってしまう。このビデオが呼んだのか、不思議なことにトパーズ先輩までもが偶然顔を見せた。結局桃耳高校OB三人でまったりとビデオ観賞タイムになってしまた。
いつのまにか閉店時間だ。お勘定して、さぁ千鳥足で帰ろう。
◆もつやき 石松(いしまつ) 旧「もつ焼き春」
中野区中野5丁目50-8 最寄駅:中野
本来の営業時間 21:00~未明または早朝まで。木曜休
日祝は休み多し。営業時間もあまりアテにはなりません。
◆立ち呑み パニパニ
中野区中野5-49-3
月~金 17:00~24:00(LO 23:30)
土 16:00~24:00(LO 23:30)日祝休
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コメント
こんばんは BUSHさん
ちょと忙しくしていて少々ご無沙汰しております…
千鳥足コース(笑) 未体験者のあたしなので今度是非ご一緒してくださいm(__)m
夕飯が終電になる日が続いたのであれから2回喜神さんに
ひとりで入りました。ちょっと慣れてきました♪
投稿: mi87 | 2007.06.18 02:08
ども、mi87 さん
千鳥足コース、一度是非ご一緒しましょう。早い時間だと、石松かパニパニのどちらかにいるケースが多いので、見かけたらお声がけ下さい。
喜紳、そして福粋。両方とも遅くまでやっているので、そんなときは有り難いですね。それにしても、遅くまでご苦労様です。
投稿: BUSH | 2007.06.18 11:53