2000【目指せ北の大地・北海道】7 旭川へ
7日目 8/10(木) 晴れ 朝の気温 20゚C
05:15 起床。今日は旭川の南東、東神楽までのロングドライブ・デーである。ウトロから斜里・網走・北見・層雲峡・旭川を経て目的地のひがしかぐら森林公園ACまで、走行予定距離は 312km。
ロングドライブと割り切ってはいるが、少しでも多くのポイントを見たいと考えると、早めの行動が必要になる。途中、寄るべき観光地には事欠かないのだ。
★オシンコシンの滝
06:50 朝食をとって早々に撤収を済ませると、しれとこ自然村を出発。天気は快晴である。20分後最初のポイント「オシンコシンの滝」をTN兄の推薦どおり上下から攻略。滝はやはり下から見上げたほうが、迫力があるようだ。記念撮影を済ませて、あわただしくクルマに乗り込む。
★小清水原生花園「真っすぐな線路・道」
知床半島を後にし、斜里町から小清水原生花園へ。ここは、まっすぐな国道の横に、更にまっすぐな釧網本線が走っている。TN兄によると、ここは有名な撮影ポイントだという。
08:00過ぎという早い時間のせいで まだガラガラのパーキングにクルマをおいて、原生花園駅の線路上に立ってみる。見事なまでにまっすぐである。網走方面に向かって立つと、右手はオホーツク海、左手は涛沸(トウフツ)湖がいずれも原生花園越しに広がって見える。
空の抜けるような蒼さと、海と湖の青さ、原生花園の緑とのコントラストの中で、平行なはずの線路が徐々に幅を狭めていき、はるか彼方で消失している。バニシング・ポイント。そんな言葉が浮かんだ、日本の中で、こんな光景が見られようとは思ってもいなかったのだ。
記念撮影。早い時間で正解である。もう少し遅い時間だと観光客が入れ代わり立ち代わりの記念撮影で、焦死点どころではなかったのであろう。原生花園駅で記念スタンプを見つけた。
★網走通過
09:00 網走市内へ入る。時間が許せば、モヨロ貝塚や網走監獄など、寄ってみたいところはいくつもあるのだが、時間が足りない。もったいないと思いながらも、ただただ通過することにする。FCAMP MES#17で 教えて貰った 激安のスーパー「三和」を偶然発見したが、まだ 09:30、店は開いていない。網走湖を左手に見ながら、南下する。
★北見アルペン
端野~北見間の国道がノロノロでタイムロスしてしまったが、道沿いにアルペンを発見。ちょうど 10:00の開店時間だ、立ち寄ることにする。前夜までに東京から持ってきたガソリンが底をついていたのと、木炭を再調達しておきたかったからだ。交換用のホヤは在庫がなかった。
★層雲峡
11:30 小函の駐車場にクルマをおいて、「流星の滝」と「銀河の滝」の前で記念撮影だけ。なるほどと思わせる景色。他にも見るべき あるいは 行くべきポイントがいくつもあるのは知っているが、今日はテント泊、設営を少しでも早く済ませてノンビリしたいために、先を急ぐことにした。
★旭川ラーメン「よし乃」
上川を過ぎて R39を更に行くと、右手に たくぇさん情報を み山さんがわざわざ電話で伝えてくれた「よし乃」があった。12:30 ちょうど子供達からも、お腹が空いたという声が上がりはじめたところだ。私と妻が味噌、長女が塩、次女がいつもの醤油を注文して満腹で店を出た。
★旭川
14:00 ショッピングセンター・パワーズ。有名なラーメン村があるところだ。残念ながら主たる目的の生鮮系を扱っている店は休みである。他のスーパーを探すことにする。ラーメン村の方はといえば、昼食直後であるので、さすがにその気にならず、お店を見て廻っただけである。
この中にスポーツショップがあった。アウトドア用品もかなり揃っている。
はたしてハーフフロストのホヤなどがあるだろうかと見てみたら、運良く一つだけあった。しかも 1,100円と東京で買うよりも安い。即買いである。
市内から東神楽方向へ向かう途中で「ホクレンショップ」を発見。「かねひろのヂンギスカン」「炭屋のトントロ」他、食材・ビールの買出しを済ませた。
★ひがしかぐら森林公園オートキャンプ場・フローレ
15:15 管理棟でチェックイン。昨年できたばかりのキャンプ場だそうだか、素晴らしい。全て区画サイトなのだが、まずはその広さに驚く。我々のサイトは、かど地であったせいか、ざっと 20m*20m は あろうかという広さである。
更に、AC電源にシンク付き水道がついている。サイトに水道と流しがあるというのは、なんと便利なことか。これで 4,000円/泊は、北海道では高いのかも知れないが、関東のオートキャンプ場の感覚からすると非常に安いものに感じてしまう。
今回は、スコーリア+レクタンタープ+98STという縦に長い連結にしたが、まだまだサイトに余裕がある。水道を覆うように大型のタープを建てるスペースさえあるのだ。
また駐車スペースは完全にトレーラーを意識して作られているようで、どのサイトもゆうに2台分の奥行きがある。管理棟のシャワールームやランドリーも覗いてみたが、これもまた素晴らしい。
いわゆる至れり尽くせり型の高規格オートキャンプ場である。前日までいた「しれとこ自然村」とは比ぶべくもない。我が家が軟弱ファミリーキャンパーであるのを再認識させられたようなものである。
★森の湯・花神楽
キャンプ場隣接の「森の湯」で入浴。この7月にオープンしたばかりの宿泊施設(ホテル)付き温泉で、新しい上に脱衣所にしても風呂場にしても広い。
非常に立派な施設である。サウナ・露天風呂などを堪能することができた。実にいい湯であった。普段は温泉などに興味を示さない長女も珍しく気に入ったようである。600円/大人、300円/子供。
夕食は、東京から持っていった使い捨て鍋で「かねひろのヂンギスカン」を食すことにした。広いサイトで食べるヂンギスカンは美味い。自然とビールも進むというものである。この時間の気温は19゚C。やや肌寒いといった程度であろうか。そういえば、このキャンプ場は、虫も蚊もいない。子供達と約束のトランプなどをして、しばらく一人で BUSHMILLS を飲る。24:00頃 就寝。
夜の気温:19゚C
本日のビール消費量 350ml×6本。BUSHMILLS 適量
本日の心残り:見れなかったところ・・・沢山ある。
☆★ありがとう「北の大地」北海道 ...BUSHMILLS from Nakano Tokyo★☆
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