新店と言っても先月25日のオープンだから、すでに10日ほども経つ。これもまたO埼さんのFBで知った情報です。
「自家製麺の店 MOJO HAND」
あの「地雷源 Jiraigen(方南町→中野)」の鯉谷さんが、中野を事実上「凪」の生田さんに任せて以来7年?ぶりに、なんと西多摩郡日の出町(東京人でもなかなかピンと来ない場所)にオープンさせた中華そば専門店。
とは言うもののこの店は不定休というより不定営業で6月の営業日はたったの5日。タイミングを合わせるのも難しい。日曜日は混むだろうし。
中野から中央高速経由で 1時間40分。開店時間 11:30に対して 10:15分頃に着いてみると平日だと言うのに店先の6脚あるイスに先客3。駐車場にも3台。7台分しかスペースがないと聞いていたので早めの到着で正解。良かったクルマを置けた。
建物の1階はスクーターやグッズ類の展示スペースで2階が店舗になっている。 そうそう"MOJO HAND"とはブルースの世界では有名らしく「魔法の手」とか「パワーをもたらす手」みたいなものなのだとか。
ちなみに路線バス(つるつる温泉行)は通っているものの1時間に1本。事実上クルマオンリーみたいな場所です。
てなことはおいといて、イスに座って待つこと 1時間と15分。定刻に開店。この時点で10人強のお待ち。クルマはすぐ脇の道端(路肩)に置いてますね。
こちらが外に掲示されているメニュー。ラーメンは中華そばの一本勝負。他に再度メニューとトッピングがいくつか。
厨房は鯉谷さんと奥さんの二人体制。注文は専用の注文用紙に書いて渡し、お代はこの時に先払いする形式。
元は住居スペースであったろう、こんな感じのウッデイーな店内。木製のテーブル・椅子も結構高そう。カウンター席x2と四人掛けテーブル席x1、二人掛けx3。ほかに店内待ち席がいくつか。BGMはもちろんブルース。
4番の札を貰って二人掛けテーブルに着席。ビールを飲めないのがツライなぁなどと思っているうちに番号を呼ばれてご提供。(セルフで取りに行く)
「中華そば 1,100円+叉焼皿 500円+ゆで玉子 100円」
きれいなルックスですね。トッピングの肩ロース?のチャーシューが目を惹きます。かつての我流旨味ソバみたいな醤油清湯を期待したいところだったけどまるで違って茶諾したスープ。でも見るからに旨そう。
茹で玉子を載せてやって、まずはスープをひと口。いわゆる魚介豚骨。それも煮干しが強く効いたものになっている。旨い!。煮干しは強いがくどくない。とにかく旨い。
自家製の中細ストレート麺。もちろんよく合っている。トッピングの炙りチャーシューの旨さも際立っている。
叉焼皿から一枚をそのまま食べてみる。炙られてはいないが豚肉の旨味がきっちり感じられる。
残りの二枚をスープに浸けてやると脂がトロリと溶けて、その柔らかさが際立つ。
ほかにキザミねぎ、メンマ、海苔。どれもハズレなどありはしない。さすがは鯉谷さん。その"MOJO HAND"による一杯なのです。
いやはや文句ない文句ない。もちろん完食の全汁でご馳走様でした。鯉谷さんに「飲み干しちゃいました。ご馳走様でした。」と声をかけて退店。
いつかまたきっと来よう。そう思いながらクルマで3分の「つるつる温泉」へと向かったのでした。不便な場所だけど、こんな副次的な楽しみもあるのです。
◆自家製麺の店 MOJO HAND
https://x.com/jiraigen_boss
西多摩郡日の出町大久野4593 GARAGE JIRAIGEN 2F
11:30-14:30 営業日不定・・・上記"X"参照
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