美味しい店:とんかつ

2023.05.30

月イチ恒例「とんかつ けい太@西荻窪」

 今日も夜遅くには雨が降り出すそうだ。もう関東も梅雨入りかな。ともあれ今日もまた月末恒例、西荻窪を目指します。「とんかつ けい太」。今回で36回目の訪問になります(^^ゞ
 そうそう西荻といえばの、あの「坂本屋」が二日前に閉店してしまったそうだ。もう一度食べておきたかった。「いつまでもあると思うな親と名店」ですかね(^^;

221228keita_kuro01

 こちらがメニュー。もう半年くらい(アド街に出てしまって以来かな)希少銘柄豚シリーズはやっておらず、ご主人の実家 鹿児島の「青木畜産」で母と兄が育てたという「六白黒豚」の一本勝負となっている。

 予約時間を勘違いしていてお店に迷惑をかけてしまったのだけど、なんとかセーフ。非礼を詫びつつ着席m(__)m もちろん最初はこれから。

220928keita02

 「サッポロ黒ラベル 700円」(価格は全て税込)と先出しして貰った「キャベツ」
 キャベツはビールのお供ですね。卓上の「黒トリュフのドレッシング」を廻し掛けていただきます。(キャベツのお代わりは一回無料。黒トリュフはたぶん花鳥)

230530keita04

 鹿児島県産「六白黒豚の特上ロースかつ(200g)定食 3,080円」
 入店と同時 or その直前に?揚げ始めて貰えたので提供は早い。説明はなかったけどご飯はこの店の定番、青森県産「青天の霹靂」を大盛りで。味噌汁はしじみ汁と豚汁を選べるので「豚汁」を選択。さらに「カラシ多め」もお願いしておきました。

230530keita05

 もうね、毎月のことなので、いちいち書く必要がないくらい。相変わらず見事な仕上がりです。さすがはご実家で丹精した六白黒豚の特上(リブ)ロースです。

 途中で醤油とワサビの組み合わせでも食べたけど、ほとんどをピンク岩塩とカラシの組み合わせでというのが私流。

 ふっくらして美味しいご飯も、豚肉だけでなく具沢山の豚汁も文句なし。

 全てきれいに美味しく頂いてご馳走様でした・・・・・♭

◇改めて書いておくと、銅製の大きな丸鍋では低温でじっくり揚げ、続いて高温のフライヤーで二度揚げ。さらにバットに上げてからは油切りと同時にジツクリ余熱を通すというやりかた。衣付けから提供まで全てのオペレーションが実に丁寧なのです。

 サクサクで黄金色の衣は中屋パン粉工場謹製のものでやや粗め。昨年NHKの「探検ファクトリー」でも取り上げられてましたね。

 オープンからわずか2年ほどでミシュランの「ビブグルマン」、続いて「東京とんかつ会議」の殿堂入りにも名を連ねた店。
 さらに西荻窪の改札を出てわずか30秒という立地。未食の方には是非一度どうぞとお奨めしておきますね。

とんかつ けい太
 https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
 杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
 11:00-14:00 17:00-21:30 要予約
 月木休 2019/11 Open

| |

2023.05.19

「とんかつ のり@中野」夜の部で 上ロースかつ

 今日は家メシのない日。パニパニ、石松で一杯やった後、さてどうしようと思いつつ狸小路。最初は五丁目ハウスにしようと思っていたのだけどお休み。でも対面のこの店は空いている。

211214tonnori01

 「とんかつ のり」 オープンして4年半。中野駅北口地区で唯一となる独立系とんかつ店とあって、ランチタイムには行列ができるほど。すっかりこの地に根付いていますね。

 店に入るとカウンター席へと案内された。空いていてもお一人様はほぼ間違いなくここね。この店のカウンター席はラーメン屋か立ち食いソバ屋のように壁に向かって座るので、なんとも味気ないのが難点。ともあれ今回で16回目の訪問です。

230519tonnori04

 その壁に貼られた「林SPF豚」の販売店指定証と中屋パン粉工場の生パン粉使用の表示と辰野産コシヒカリ「天竜ほたる米」のポスター。

 中屋パン粉工場の中林ご兄弟とは「tonkatsu.jp 表参道(とんかつドットジェイピー)」のイベントで何度かお会いしたことがありますね。

 また辰野産つまり信州は伊那谷の「天竜ほたる米」を使ってれていたとは嬉しいではありませんか。伊那谷と天竜川は縁深い土地なのですね。ひょっとしてこの店のご主人も関りがあるのだろうか。

230519tonnori01

 てなことはおいといて、夜の部のとんかつメニューはこちら。前回よりも少しずつ値上がりしてます。お姉さんに注文を伝えると「お飲み物は?」と聞かれたけど、散々飲んだ後なのでグッと堪えました(^^ゞ

221224tonnori01 221224tonnori02

 卓上の調味料類。左からドレッシング2種にソース。右へヒマラヤ黒塩、ピンク岩塩に雪塩、カラシ。この黒塩が好み。あとカラシを自由に使えるのもこの店のいいところ。

230519tonnori05

 「林SPF豚の上ロースカツ定食 200g 1,700円(税込)」
 一昨年あたりから真ん中の肉が返されて出て来るようになりましたね。キツネ色の衣は薄く、でも肉にぴったりと寄り添って、どこにも破綻などないのが見てとれる。

230519tonnori06

 ご覧のとおり全体に淡いピンク色で、見事な火の入り具合。実際食べてみると林SPF豚の赤身肉が柔らかな歯応えと旨味を与えてくれる。そして脂身部分からは甘さが広がる。うん、いいではありませんか。

 サクサクで黄金色の衣は中屋パン粉工場謹製のものでやや粗め。昨年NHKの「探検ファクトリー」でも取り上げられた工場です。

 「天竜ほたる米」のご飯も豚汁も良し。しいて言えば、添え物のきんぴらゴボウにタクアンは、できれば普通の白菜やおカブの漬物にしてくれると、なお良しではあります。

 お気に入りのヒマラヤ黒塩とカラシの組み合わせできれいに頂いてご馳走様でした・・・・。

 半年前の夜の部に来た時も良かったなぁ。これまでの「うんっ旨い!」と「???」の五分五分の戦績から、安定した勝ち越しに転じた印象(^^ゞ はい、あくまでも私見ではあります。またランチタイムにも来てみないといけないな。

豚肉料理専門店 とんかつ のり
 https://tonkatsunori.owst.jp/
 中野区中野5-56-15 最寄駅:中野
 11:00-14:00 17:00-23:30
 月曜休 2018.12.3オープン

| |

2023.04.26

月末恒例「とんかつ けい太@西荻窪」で 六白黒豚の特上ロース

 月末近くで恒例となっているランチは「とんかつ けい太」。今回で35回目の訪問ね(^^ゞ
 1ヶ月前に LINEから予約したものなのだけど「アド街っく天国」に取り上げられてからというもの、狙った日時が取りにくくなってたりします。

221228keita_kuro01

 最近は希少銘柄豚シリーズはやっておらず、ご主人の実家 鹿児島の「青木畜産」で母と兄が丹精込めてが育てているという「六白黒豚」の一本勝負なのです。

 11時半の予約時間に着いて、カウンター奥寄りに着席。すでに半分強の席が埋まっています。厨房はご主人と女子スタッフ3の4人体制。

220928keita02

 「サッポロ黒ラベル 700円」(価格は全て税込)と先出しして貰った「キャベツ」
 キャベツはビールのお供ですね。卓上の「黒トリュフのドレッシング」を廻し掛けていただきます。(キャベツのお代わりは一回無料)

230425keita02

 鹿児島県産「六白黒豚の特上ロースかつ(200g)定食 3,080円」
 入店と同時 or その直前に?揚げ始めて貰えたので提供は早い。ご飯はこの店の定番で青森県産「青天の霹靂」。味噌汁はしじみ汁と豚汁を選べるので「豚汁」を選択。さらに「カラシ多め」をお願いしたもの。

230425keita04

 ご覧下さい。相変わらず見事な日の入り具合ではありませんか。脂身の多いリブロースを揚げるのは難しそうに思うけど、柔らかく黒豚の肉の旨味、脂身の甘みがじわりと伝わってきて、うん文句なし。

 例によってほとんどをピンク岩塩とカラシの組み合わせで頂いた。途中で醤油とワサビの組み合わせでも。脂身の多いリブロースには、この組合せもよく合います。

 ふっくらして美味しい青天の霹靂のご飯。そして豚肉だけでなく具沢山の豚汁も文句なし。

 全てきれいに美味しく頂いてご馳走様でした・・・・・♭

◇改めて書いておくと、銅製の大きな丸鍋では低温でじっくり揚げ、続いて高温のフライヤーで二度揚げ。さらにバットに上げてからは油切りと同時にジツクリ余熱を通すというやりかた。衣付けから提供まで全てのオペレーションが実に丁寧なのです。

 サクサクで黄金色の衣は中屋パン粉工場謹製のものでやや粗め。昨年NHKの「探検ファクトリー」でも取り上げられてましたね。

 オープンからわずか2年ほどでミシュランの「ビブグルマン」、続いて「東京とんかつ会議」の殿堂入りにも名を連ねた店。
 さらに西荻窪の改札を出てわずか30秒という立地。未食の方には是非一度どうぞとお奨めしておきますね。

とんかつ けい太
 https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
 杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
 11:00-14:00 17:00-21:30 要予約
 月木休 2019/11 Open

| |

2023.04.18

初「とんかつ&海鮮眞潮 358@大泉学園」で特ロース

 我が家からはまず行く機会がない、というか縁の無かった町、大泉学園。以前から来て見たかった店なので、ちと遠いけど気合を入れて、さぁ行くぞと車で 40分。

230418mashio358_01

 「とんかつ&海鮮 眞潮358」 2020年9月 都立家政にとんかつ専門店としてオープンしたものの、何か紆余曲折あったらしく 2021年4月に一旦閉店。そうして昨年の11/29、捲土重来? 大泉学園駅南口近くに復活オープン。
 店先の提灯にあるように千葉県産 林SPF豚を使う店であることには変わらないようだ。

230418mashio358_03

230418mashio358_02

 1階は店舗、上層階は住宅という建物の中の最奥にあって目立たない。幸い建物の前に看板が出ていたので、迷うことはなかった。

 開店時間は 11:00。15分ほど過ぎて着いてみると先客は無し。後客4組6人。カウンター席x6、4人掛けテーブル席x2 の小ぢんまりした店。

 都立化政時代と比べるとちょっと狭め。厨房はご主人と女性2人の3人体制。店名のとおり、海鮮丼などの料理も出しているようだ。そういえばご主人は寿司・和食出身と聞いた覚えがある。

230418mashio358_04

230418mashio358_05

 ランチメニューしか出ておらず、この中には目指す「とんかつ」が無かったので、せっかく大泉学園まで来たのだからと夜用のメニュー(右)も出して貰った。よしよし、こちらにはロースのいいヤツがあるではないかとオーダー(^o^)v ビールも頼みたかったけどクルマだからペケ。
 「特ロースは時間がかかりますよ」とご主人。「無問題」と私(駐車料金がかさむけどね)。ご主人が言うとおりやや間があってご提供。

230418mashio358_06

230418mashio358_07

 卓上の調味料は、ピンク岩塩にとんかつソースと辛めのソース、醤油。天板上の冷蔵ショーケースにはマグロやサーモン? タコなどのネタが入っていて、海鮮系の雰囲気も感じられる。

230418mashio358_08

 「特ロースかつ定食 1,980円」
 いかがでしょう。かなり分厚く大きいとんかつではありませんか。ざっと 250gほどもあるだろうか。ロースかつのグラム数の多くなる順にロース<上ロース<特ロースとなっているようだ。

230418mashio358_09

 最初から一部が返されて出てきた。そのロース肉の赤身部分はほぼ白で、やや火が入り過ぎの印象。実際食べてみるとその印象どおりやや歯ごたえがある上がり具合。でも肉自体の旨みに救われている感じ。

 逆に脂身部分は柔らかいのは当たり前として、林SPFの甘みと旨みが実に良く出されている。赤身部分と併せて一本!(^^; ちょうど良い具合で、うん旨い! これぞ林SPFという感じ。

 衣はその厚みというかパン粉の付き具合にところどころ濃淡があるのだけど、バレてしまうほどではなく、サクサク具合もいい。

 我が家の近くにも 林SPFを使う店はあるが、同じ種類の豚でも随分違うように感じた。

 例によって殆どをピンク岩塩とカラシの組み合わせで頂いた。

 ご飯も美味しかったのでお代わりした(無料)。豚汁も香のものも良し。しいて言えばキャベツだけがどうしてこんなに細かく切られてしまっているのか不思議なレベル。食感としては惜しい。

 ともあれ全てきれいに美味しく頂いてご馳走様でした。。。。♭

 簡単に二度三度と来られる場所ではないけれど、次の機会にはリブロースを食べてみたいと思った。

とんかつ&海鮮 眞潮358
 https://www.instagram.com/tonkatsumashio/
 練馬区東大泉6-34-28 最寄駅:大泉学園
 11:00-14:30 17:00-21:00
 月・祝休 2022/11/29復活オープン

| |

2023.03.29

「とんかつ けい太@西荻窪」で 六白黒豚の特上ロース

 今月お初のとんかつはやっぱりこの店。「とんかつ けい太」。今回で34回目の訪問になります(^^ゞ
 「アド街っく天国」に取り上げられてからというもの、予約が取りにくくなって、今日の訪問も1ヶ月前にようやく予約出来たものです。

 ここ何ヶ月かは月末恒例だった希少銘柄豚シリーズはやっていないみたいで「六白黒豚」の一本勝負。

221228keita_kuro01

 かつては平行して扱っていた南州自然豚や平牧の三元豚はメニューから消えている。ま、あってもご主人の実家、鹿児島の「青木畜産」で母と兄が丹精込めてが育てているという六白黒豚ちゃんしか頼まないのだけどね。

 11時の開店時間直前に着いてすんなり入店。先客無しね。今日の厨房はご主人とスタッフ女子3の4人体制。
 カウンター奥に着席してオーダーはもちろん六白黒豚のロースです。もちろんビールもね。

220928keita02

 「サッポロ黒ラベル 700円」(価格は全て税込)と先出しして貰った「キャベツ」
 ビールのお供ですね。卓上の「黒トリュフのドレッシング」を廻し掛けると旨いんです。ちなみにこのキャベツのお代わりは一回無料。

230329keita04

 鹿児島県産「六白黒豚の特上ロースかつ(200g)定食 3,080円」
 特上(リブロース)はメニューには無いけれど、運良くあったので出して貰えたもの。ご飯はこの店の定番で青森県産「青天の霹靂」。味噌汁は「豚汁」を選択。さらに「カラシ多め」を頼んだけど、うん?みたいな(^^;

230329keita05

 ともあれ、ご覧下さい。きれいなロゼではありませんか。相変わらず見事な火の入り具合。

230329keita06

 銅製の大きな丸鍋では低温でじっくり揚げ、続いて高温のフライヤーで二度揚げ。さらにバットに上げてからは油切りと同時にジツクリ余熱を通す。カウンター奥の席だと目の前で衣付けからの全てのオペレーションを見ることができるのですね。

 サクサクで黄金色の衣は中屋パン粉工場謹製のものでやや粗め。昨年NHKの「探検ファクトリー」でも取り上げられてましたね。

 例によってほとんどをピンク岩塩とカラシの組み合わせで。今回思ったよりカラシが少なかったので醤油とワサビの組み合わせでも食べてみたけど、リブロースには、この組合せもよく合いますね。

 ふっくらした美味しいご飯。そして具沢山の豚汁も文句なし。

 全てきれいに美味しく頂いてご馳走様でした・・・・・♭

◇改めて書いておくと、この店はオープンからわずか2年ほどでミシュランの「ビブグルマン」、続いて「東京とんかつ会議」の殿堂入りにも名を連ねています。
 さらに西荻窪の改札を出てわずか30秒という立地。未食の方には是非一度どうぞとお奨めしておきますね。

とんかつ けい太
 https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
 杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
 11:00-14:00 17:00-21:30 要予約
 月木休 2019/11 Open

| |

2023.03.11

2023初春の安曇野「ソースかつ丼 我山@松本市」

 さて安曇野での二日目。今日の昼メシは何にしよう。やっぱりラーメンかなと迷ったのだけど、気持ちはとんかつに(^^ゞ

230311gazan01

 「ソースかつ丼 我山(がざん)」 松本と言っても駅や市街地からはかなり外れた場所なのでクルマでのアクセスが必須。

 地元ではもちろん、東京でもとんかつ好きの間ではその名を知られているほどの店、なのだけど、土曜日だというのに開店時間の直前に着いてみるとお待ちはゼロ。あれまひょっとして臨休?とか思ってしまった(^^;

 でも定刻の 11:30に開店。良かった。後客ゾロゾロというわけでもなく、少しずつ席が埋まっていく感じ。結局私が居る間には満席にはならなかった。あれ?(^^;

221014gazan04

 着席してメニューを眺め一瞬ヒレにしようか迷ったものの、やっぱり左上のロースをオーダー。

230311gazan03

 最初に出てきたのは付け合わせのお浸しとタクアン。そして、やや間があってメインのご提供。

230311gazan04

 「特製ソースかつ丼(ロース) 1,800円(税込)」
 こんな風にフタが浮いて出てきます。いかにもボリュームがありそうなルックス。実際そのフタを取ると、いかがでしょう、このボリューム感。ソースを身にまとった分厚いロースかつが 7切れ。300gオーバーとメニューにあるけれど、たしかにそれくらいはありそう。

230311gazan05

 1枚だけが返されて出て来るのがこの店の特徴。ソースに限らずかつ丼では珍しいかも。

 ロースかつの下にはキャベツとご飯。ただキャベツには自家製の秘伝?らしい旨いソースが殆どかかっていないのが難点。
 言えばソースを別皿で少量出してくれるのだけど、最初からキャベツにもそれなりの量を廻し掛けておくか、人によるのであれば別皿でもなんでもいいから最初から出しておいて欲しい、というのが本音(^^ゞ

230311gazan06

 てなことはおいといて実食。あれ?ロースの赤身部分は前回と違ってやや火が入り過ぎの印象。しっかりした噛み応えとでもいうか。

 対して脂身部分の甘み旨みが素晴らしい。両方いい感じにというのは難しいのかもしれない。でもこの豚肉の脂身は秀逸だ。

 頼んだ後出しのソースを廻し掛けてやるとキャベツもいい感じで食べ進められますね。

 全てきれいに頂いて、ご馳走様でした・・・#

ソースかつ丼 我山
 長野県松本市神林983-1
 11:30-14:00 土日祝 15:00まで
 夜の部は当面休業中らしい

| |

2023.03.02

新宿高島屋の催事で秋田「かつ丼 多勝」の ヒレカツ丼

 新宿三丁目に用事ができた。であればと早めに家を出て、昨日FBで情報を知ったこちらへ。

味百選

 新宿高島屋の催事「グルメのための味百選」に出店している秋田の名店「かつ丼 多勝」がお目当て。

 なんでもわざわざ秋田の店を期間中休業してまでの出店だそうで、且つお値段も秋田の店なりで提供してくれるという。

230302takatsu01

 混雑するかも。そう思って 10:30の開館時間に着いて催事場に行ってみると、イートインスペースにはすでに5人ほどの行列が。と言っても入り口で食券を買うための行列で、すんなり店内に案内され着席。
 どうやら親子丼で有名な日本橋「玉ひで」との共同スペースらしく両方のお客さんが同じ場所に並ぶという変則わざ。そのせいか架かっていた暖簾は「玉ひで」になっている。

230302takatsu02

 ビールを頼みたかったけど、残念ながらメニューは上の一択。大して待つこともなくご提供。

230302takatsu03

 「ヒレカツ丼 1,350円」  見てください。ヒレの断面が全て上を向いていて、中心部分はピンク色。そしてその表面には肉汁が浮いている。見事な火の入り具合ですね。玉子は所々半熟が残っていてトローリ。玉子で半分とじる事を前提にした火の入れ加減は難しそうだ。

230302takatsu04

 お味の方も文句なし。まずは「林SPF豚」を使ったというヒレカツの旨さに舌鼓。下地が中屋パン粉工場謹製の衣に馴染んで実にいい感じ。
 スピードを要求されるであろう催事のイートインでよくぞここまで仕上げたものだと、ちょっとビックリ。

 ご飯も秋田産のものだろうか。半熟玉子と下地がよくしみて充分旨い。強いて言えばだけど、惜しむらくはご飯の量が少なめ。おっさん的にはそこだけが、わずかにもの足りないか。

 でも林SPFのヒレカツが、この値段でこの量を食べられる幸せはなんとも言えないものがある。

 可能なら秋田の店のように普通にとんかつ定食としても食べてみたいものだと思った。秋田遠征の際には外せない店だと悟りました・・・・。

 この催しは 3/6(月)まで、ご興味のある方は期間中に是非どうぞとお奨めしておきます。

かつ丼 多勝
 https://www.takatsu3150.com/katsudon.html
 秋田県秋田市新屋朝日町12-14
 11:00-14:00 不定休

| |

2023.02.28

「とんかつ けい太@西荻窪」で 六白黒豚の上ロースかつ

 およそ2ヶ月ぶりというか今年お初となる「とんかつ けい太」。今回で33回目の訪問になります(^^ゞ

 例によって希少銘柄豚シリーズ狙いではあるのだけど、ここ 2-3ヶ月アナウンスがない。今月もやらなかったみたいだ。

221228keita_kuro01

 でも、この店にはご主人けい太氏の故郷 鹿児島の実家で母と兄が丹精込めて育てたという「六白黒豚」があるのですよ。これがやたら旨いし、多くの食通たちを唸らせるものなのですね。

 いつもより遅い 12:45という予約時間になったのはテレビの「アド街っく天国」で紹介されたり、ビブグルマンに選ばれたりのせい。だから店内は相変わらずの満席。今日の厨房はご主人とスタッフ女子3の4人体制。

220928keita02

 「サッポロ黒ラベル 700円」(価格は全て税込)と先出しの「キャベツ」
 これに卓上の「黒トリュフのドレッシング」を廻し掛けビールのお供に。使われているトリュフ風味はたぶん"花鳥"だろうけど旨いんです。これまでさんざん二郎で"花鳥"を摂取してきた私が気にするのは何を今さら(^^; (キャベツのお代わりは一回無料なのです)

230228keita02

 鹿児島県産「六白黒豚の上ロースかつ(200g )定食 2,860円」
 先出しのキャベツを食べ終わり、ビールもなくなったところでご提供。ご飯は最近の定番で青森県産「青天の霹靂」。味噌汁は「豚汁」を選択。さらに「カラシ増し」(^^;ね。

230228keita07

 ご覧下さい、きれいな淡いロゼではありませんか。見事な火の入り具合であるのが良く判りますね。実家の豚さんだというから、揚げも寝かせも知り尽くしている感じ。
 サクサクで黄金色の衣はやや粗め。中屋パン粉工場謹製のパン粉ですね。昨年NHKの「探検ファクトリー」でも取り上げられてましたね。

 例によってほとんどをピンク岩塩とカラシの組み合わせで頂いた。醤油とワサビの組み合わせでも美味しいけど、私的には甘めの塩とカラシの組み合わせがベスト。

 ふっくらしたご飯も旨いし、具沢山の豚汁も文句なし。

 全てきれいに美味しく頂いてご馳走様でした・・・・#

◇改めて書いておくと、この店はオープンからわずか2年ほどでミシュランの「ビブグルマン」、続いて「東京とんかつ会議」の殿堂入りにも名を連ねています。
 さらに西荻窪の改札を出てわずか30秒という立地。未食の方には是非一度どうぞとお奨めしておきますね。

とんかつ けい太
 https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
 杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
 11:00-14:00 17:00-21:30 要予約
 月木休 2019/11 Open

| |

2023.01.31

「とんかつ ひなた@高田馬場」で 上ロースかつとイチボ

 本日のランチは再び高田馬場。目指すは 3ヶ月ぶりとなるこちらのお店。なんと今年最初のとんかつです。

220214hinata01

 「とんかつ ひなた」
 改めて書いておくとミシュラン・ビブグルマンの常連 且つ「東京とんかつ会議」の殿堂入り店である他「有吉くんの正直さんぽ」や「土井義晴の美食探訪」「ぶらり途中下車の旅」などでも絶賛されているお店。

 開店時間の11時をわずかに過ぎて着いてみると、店内は満席。外には5人ほどの行列。列はなかなか進まない。開店直後というのは結果的に
最悪のタイミングだったようだ。30分ほど経ってようやく入店。

 シェフK村さんと目顔で会釈を交わし、カウンター中央付近に着席。

230131hinata01

 「サッポロ黒 550円」
 行列中にオーダーは済んでいるので着席と同時にビール。そして付け出しの小鉢ね。もちろんはずはプハーっ!

 テーブル上の調味料から「ペルーのインカ天日塩」が無くなっていたなぁ。私の場合、ほぼ「高知のあまみ塩」しか使わないから無問題ではある。

 K村さんのオペレーションを眺めつつノンビリ一杯、なんて思ってたらメインディッシュも素早くご提供。

230131hinata02

 「六白黒豚の上ロースかつ定食 +いちぼ 2,000円」
 これだけ並ぶとちょっと豪華。右上はサイドメニューの「イチボ」。いつもシキンボ、トントロ、イチボの三択に迷うのですね。「ちょいカレー」は後から出てきた。右の小皿には高知のあまみ塩を盛っておきます。

230131hinata03

 一番厚い部分を返して見るとわずかにピンク色。きめ細かな衣はきれいなキツネ色で、もちろんどこにも破綻などない。

 ちょっと火が入り過ぎ?みたいに思ったけど、食べてみるとそんなことはない。赤身肉の旨味、脂身の甘みがちゃんと伝わってくる揚がり具合だった。
 いつもながら、私的には甘み塩とカラシの組合せがベストマッチです。

 ちなみに使われているパン粉は Tonkatsu.JPで何度かお会いした「中屋パン粉工場」謹製のもの。

230131hinata06

 「いちぼカツ(50g) 500円」
 この肉はたぶん漢方豚のもの。尻肉ともも肉の間あたりの肉で一頭から少量しか取れないレアな部位なのです。

230131hinata07

 ご覧のとおり赤身にも脂身がしっかり入っている。こちらもわずかにピンク色。とても柔らかく、やはり甘み塩がよく合うのです。

230131hinata08

 「ちょいカレー 200円」
 少し遅れて出てきた。上ロースとイチボの端っこを漬けておいて、「半分で」とお代わりしたご飯と一緒に頬張るのが大吉。
 この「ちょいカレー」は辛過ぎず甘過ぎずでとにかくお奨め。カツカレーにはこの味、この粘度というようなカレーなのです。

 生姜が効いた豚汁もお新香も全てキレイに美味しく頂いて、ご馳走さまでした・・・・。

とんかつ ひなた
 http://www.tonkatsu-hinata.jp/
 新宿区高田馬場2-13-9 最寄駅:高田馬場
 11:00-14:30 17:00-20:30 (当面夜の部は 17:00-19:30)
 日曜休 2017.1.12オープン

| |

2022.12.28

「とんかつ けい太@西荻窪」で かごしま六白黒豚

 月末恒例「とんかつ けい太」希少銘柄豚シリーズ狙いで出かけたのだけど、今月はX'masに合わせて夜の部だけでやってたらしく、昼の部ではやってなかった。

221228keita_kuro01

 というわけで、もの凄く久しぶりに「けい太」の故郷鹿児島の実家で母と兄が丹精込めて育てたという「六白黒豚」を頂くことに。最近ほかの銘柄豚ばかり食べているけど、この店のスタンダードはこれなんですよ。あ、今回で32回目の訪問ね(^^ゞ

220928keita02

 「サッポロ黒ラベル 700円」(価格は全て税込)と先出しの「キャベツ 」。これに卓上の「黒トリュフのドレッシング」を廻し掛けビールのお供に。使われているトリュフ風味は"課長"だろうけど旨いんです。ま、散々二郎で"課長"を摂取してきた私が気にするのはナンセンスというものです(^^ゞ (キャベツのお代わりは一回無料なのでとんかつの方にも付けてもらいます)

221228keita_kuro03

 鹿児島県産「六白黒豚の上ロースかつ+ひれかつ 3,960円」
 先出しのキャベツを食べ終わり、ビールもなくなったところでご提供。ご飯は最近の定番で青森県産「青天の霹靂」。味噌汁は「豚汁」を選択。

221228keita_kuro04

 ご覧下さい。この見事な火の入り具合を。実家の豚さんだというから知り尽くしている感じ。このロースは 200gね。
 サクサクで黄金色の衣は中屋パン粉工場謹製でやや粗めのパン粉。

221228keita_kuro05

 「六白黒豚のひれかつ 65g」
 少し遅れて出てきました。表面に肉汁が浮いてますね。消えかけてるけど、これはカットした直後だけ現れて、すぐに消えてしまうので、すぐにチュッと吸い付きます。これが甘くて旨いんですよ。

 例によってほとんどをピンク岩塩とカラシの組み合わせで。今回の発見、塩を少なめに振って、ほんのチョピっとだけ醤油を付けると、あ旨い! カラシでもワサビでもいける。この食べ方気に入ってしまった。

 ふっくらしたご飯も旨いし、豚汁もお新香も旨いしで、相変わらず文句なし。あ、特上ロース(リブロース)が無かったのだけが心残りだ。

 全てきれいに美味しく頂いてご馳走様でした・・・・。

 改めて書いておくと、この店はオープンからわずか2年ほどでミシュランの「ビブグルマン」、続いて先日には「東京とんかつ会議」の殿堂入りにも名を連ねています。
 さらに西荻窪の改札を出てわずか30秒という立地。未食の方にはこの希少銘柄に限らず是非一度どうぞとお奨めしておきますね。

とんかつ けい太
 https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
 杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
 11:00-14:00 17:00-21:30 要予約
 月木休 2019/11 Open

| |

より以前の記事一覧