美味しい店:とんかつ

2019.09.08

「豚食健美 優膳@茂原」で吟上ロースかつ膳

 先日食べログの「とんかつ百名店 2019」が発表された。なんとなく眺めていると千葉県で選ばれた3店のうち、今年初選出でドライブがてら行けそうな店が茂原にひとつ。
 というわけでアクアラインを越えて茂原までひとっ走り。と書いたけど、結構走りでがありました(^^;

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 「豚食健美 優膳(とんしょくけんび ゆうぜん)」
 店の看板には判りにくいけど「とんかつ 串揚げ 優膳」とあって、とんかつだけでなく揚げ物全般の店という雰囲気。開店直前の店先には先客無し。定刻に開店。

 カウンター6席の他、テーブル席と座敷席というか小上りもあるという店内。後客続々。
 厨房にはご主人一人、ご飯みそ汁等担当はフロア兼任の奥さんと若い男性一人。接客はとても丁寧で感じよし。これ特筆もの。

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 メニューを眺めてみると、とんかつ以外にも生姜焼きや旬の魚の刺身、もつ煮など沢山のメニューがある。でも最初からロースかつに決めていたのですね。せっかくだからと単品のメニューも二品ほど追加オーダー。

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 最初に出されたのはキャベツとお新香類。ダイコンとキュウリの漬物に中央は「豚肉の煮こごり」ね。これ、絶対ビールのお供だよね。・・・飲みたひ(^^ゞ
 卓上の調味料はソースに醤油、ピンク塩。

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 「吟上ロースかつ膳 1,580円」
 オーダーから15分ほどでご提供。赤だしのナメコ汁がうれしい。ご飯も当然炊き立てね。キャベツとご飯はお代わり自由だそうだ。

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 豚は特に銘柄を謳ってはいないけど、北海道は十勝産のものだそうだ。キツネ色というより白に近い衣は見るからにサクサクのフワり。もちろんどこにも破たんなどない。
 何故か左右が逆。手前に脂身部分が来ている。ちょっとだけ違和感。

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 でもね、左から二番目を返すと、ご覧くださいまし。この肉全体に入ったロゼを。ピッタリの火の入り加減だよね。もう間違いなし。

 例によって最初は何もつけず。うん旨い。柔らか過ぎない見事な食感。あふれる肉汁の旨み。そうして脂身部分の甘みが加わって、文句なし。

 添えられたレモンとピンク塩の組み合わせが、さらに甘みを増して、なんだか幸せな気分。ご飯もキャベツもお代わり。

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 「カニクリームコロッケ 400円」「ツナクリームコロッケ 290円」。単品でオーダーしたもの。どちらも凄く美味しい。でも味が強いので、とんかつより先に食べない方が良さそう。

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 「黒蜜と黄な粉のプリン」と食後の「アイスコーヒー」。最後にデザートで出されたもの。
 味は杏仁豆腐、食感はプリン。えっ!どっち?と不思議な旨さのデザート(^^; 黄な粉と黒蜜。信玄餅かっ!?と突っ込みたくなるのだけど、旨いから無問題。

 単品で頼んだコロッケは別として 1,580円で、これだけの品数がどれも高いクォリティーで出てくるのは、ちょっと驚き。
 そうそう来られるところではないけれど、機会があったら是非再訪したい店なのです・・・・・。

豚食健美 優膳(とんしょくけんび ゆうぜん)
 千葉県茂原市東部台3-26-10
 11:00-14:30 17:00-21:30
 水曜・第1,3火曜休(祝日の場合翌日)

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2019.09.05

「とんかつ のり@中野」で鬼おろしかつ再び

 昼メシは何にしようかなと考えて狸小路のラーメン店を覗いてみると、あれま臨休。それではと急遽食種?を変更して対面の店「とんかつ のり」 

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 開店後間もなくの店内は既に七割りほどの席が埋まっていて、壁沿いのカウンターに着席。この店もメニューを見るまでもなくオーダーは決まっている。1月半ほど前に食べて、この店の良さを再認識させられた「鬼おろしかつ」。夏季限定メニューでもあるしね。

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 当然、昼食のお供はビール。定食に付いているお新香役のキューちゃんでも一緒に出してくれるといいのだけど。そういう気配りもして貰えると嬉しいかなと。

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 「鬼おろしかつ(定食) 1,500円」
 前回同様、素敵なルックス。トンカツの上に載っているのは「大葉」と「鬼おろし(大根おろしの荒目のやつ)」に、「梅肉」。

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 あれ?でもとんかつが、前回よりやや薄目に感じる。もう少し厚かったような。

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 前回のと比べてみよう。これが前回のものね。こいつの方がたしかに厚い。でもやや小さめ。つまり厚みというものが満足感に与える影響が大きいということか。

 気を取り直して、まずはトッピングの鬼おろし達をポン酢の中に投入してしまいましょう。

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 そうして右から3番目を返してみると、部分的に薄いロゼ。火の入り方は毎度一定というわけには行かないようだ。

 例によってまずは何も付けずにひと口。そしてレモンと岩塩(ピンクと黒)。やっぱり私的にはこれが一番。途中で鬼おろしポン酢でも食べてみたけど、強すぎるのね。肉の旨みが半減されてしまうような気がする。

 結局鬼おろしで食べたのは一切れだけ。それなら最初から同じ値段の「上ロースかつランチ」にすれば良かった、とは後の祭り。
 前回、前々回と火の入り方が安定したように思えたのだけど、必ずしもそうではなさそう。簡単ではないということですね。

 たぶんそろそろこの夏季限定も終わる頃。次回以降は普通のメニューを頼むことにいたしましょう・・・。

豚肉料理専門店 とんかつ のり
 https://tonkatsunori.owst.jp/
 中野区中野5-56-15 最寄駅:中野
 11:00-14:00 17:00-23:30
 月曜休 2018.12.3オープン

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2019.09.02

「とんかつ とんき 目黒本店」老舗のオペレーション

 目黒でとんかつと言えばこの店、と言うくらい有名な「とんき 目黒本店」
 1939年(昭和14年)創業というから今年で80年。老舗中の老舗だ。また本店を名乗るだけあって暖簾分け店も数多く存在する。(東高円寺・駒込など都内だけでも10店を越えるそう)

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 目黒駅西口から徒歩3分。16時の開店時間を10分ほど過ぎて着いてみると、行列も店内待ちもなし。1階はコの字型カウンターのみ30席。さすが人気店、この時間でも8割方がすでに埋まっている。
 その厨房はサラシで、いわゆる劇場型。中の様子が全て見えるようになっている。

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 素木(白木)のカウンター、広い厨房の床は全て板張り(スノコ状に組まれた板材を敷き詰めている)で清潔。清掃が行き届いているのがよく判る。その厨房には男性スタッフばかり7人。未だに徒弟制度? 修業10年の暖簾分け方式を採用しているらしい。(店内の画像は店のSNSから拝借したもの)

 その7人のうち2人は70代、1人が60代、残り4人は 30から40代に見える。分業制で衣付けの係り、揚げから包丁入れの係、キャベツ等の盛付けの係、ご飯みそ汁(豚汁)を用意する係、コンシェルジュ兼テーブルウォッチャー兼キャベツお代わり係みたいに役割が分かれている。どうやら客が入ってきた順番、中待ち席も含めた着座位置、注文を全て覚えているみたいだ。凄い。

 60代の大将風おじさんに促され、運よく入口近くの揚げ場が見える位置に着席。メニューはロースかつ、ヒレかつ、串かつの各定食と単品のみという潔(いさぎよ)さ。ビールとロースかつ定食をお願いしてお待ち。

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 まもなく「ビール 600円」が登場。ツマミに南京豆が添えられているのがうれしい。調味料は天板上の一味唐辛子とソースのみ。

 ビールを飲みつつ各担当者の作業というかオペレーションを拝見。すぐそばでは肉へのコロモ付けの作業。担当は70代と思われるおじさん。小麦粉付け・溶き卵液浸けの工程をリズミカルに三度繰り返しパン粉の中へ。衣を付け終わると、同じおじさんが五つ並んだ(ドラム缶の直系ほどもあろうかという)大きな揚げ鍋に投入。


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 一つの大鍋に何枚とんかつを入れるのかは判らないが、最初の鍋に一定量を入れたと見るや二番目の鍋、そこもいっぱいになると三番目の鍋と順に投入してゆく。油の温度が下がってしまわぬよう、そして注文が滞らぬよう大きな鍋を五つも使っているのだと判る。油はラード 100%だそう。

 揚げと包丁入れ(とんかつを切る)の係りは同じ人。見ていると時間を計っているわけでもジッと凝視しているわけでもなく、感覚で?鍋から上げているようだ。というか、とんかつが揚がり始めてからは、一人で包丁を入れキャベツがセットされている皿に盛り付けるのに忙しく、揚がり具合など確かめているヒマなどないように見える。ちょっと嫌な予感。

 奥の方では次から次へと皿にキャベツが盛り付けられ、ご飯とみそ汁の係りはとんかつの出来上がりに合わせ、タイミングよく提供してゆく。
 そうして着席から 25分。そんなオペレーションを感心しながら観ているうちにご提供。

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 「ロースかつ定食 1,900円」
 なんというかド昭和のとんかつ。何故か右ハジにチョコっとだけソース。薄めの衣はキツネ色というより濃い焦げ茶色。見事に揚がったとんかつと、メチャクチャ細い千切りのキャベツ(機械切りらしい)。バラ肉が沢山入っているのがよく判る豚汁と炊き立てと思われるご飯。

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 縦横に切られたロースかつ。こうすると衣がバレてしまうのですよね。でも ひと口サイズだから食べやすい、上アゴの粘膜を傷つけにくいという利点も捨てがたい。

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 右から二番目を返してみると、こんな感じ。ほんのりピンク色みたいな部分は全くなく見事に火が入った白。これは確かにドバッとソースをかけて食べるのが正解でしょう。

 実際食べて見るとカリッというよりガリっに近い衣とキッチリ歯応えのある肉がお出迎え。硬派なとんかつと言うか・・・嫌な予感が当たってしまったか。
 人気店なのだから常にこんな感じとは思いにくいので、たぶんブレというかタイミングなのではないかと・・・。

 極細切りのキャベツとご飯がやたら旨い。ご飯は一度、キャベツは二度お代わりをしてしまった。そしてバラ肉が沢山入った豚汁が秀逸。味噌汁には違いないのだけど、あまり味噌が強くなく、塩ベース?みたいなアッサリ味。これもお代わり。
 そうそう、このお代わりはテーブルウォッチャー役のおじさんが目ざとく見つけて声をかけてくれるので「お願いします」というだけ。

 ご馳走様。お腹いっぱいになって店を出た。今日のとんかつ自体には疑問符が付くのだけど、なんとなく不思議な満足感が残ったのは、この店全体が醸し出す私の時代、ド昭和な雰囲気のせいだろうか。

 一度は行ってみる価値のあるお店です。2階はテーブル席と座敷席で予約も可能だそう。でも初めてこの店に行くのなら是非1階の「とんき劇場」へ行ってみて下さいね・・・。

◆とんかつ とんき 目黒本店
 https://twitter.com/tonkatsu_tonki_
 目黒区下目黒1-1-2 最寄駅:目黒
 16:00-22:45 火休・第3月休(他に盆暮れ年始)

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2019.09.01

「もち豚とんかつ たいよう@武蔵小山」で上ロースかつ

 同じ東京23区内でありながら、ほとんど縁の無かった土地「武蔵小山」。その駅名からはお隣りの川崎を連想していたりする。

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 てなことはおいといて「もち豚とんかつ たいよう」。地元でも有名な行列店。あの「東京とんかつ会議」の殿堂入りであると同時に、「ミシュランのビブグルマン」にも掲載されているという名店だ。

 近くのPにクルマをおいて開店時間の35分前に着いてみると、すでに行列が出来ている。でもなんとか一巡目を確保。この一巡目(8人)というのが大事。非常に丁寧な作業が有名なご主人の店。カウンターのみ8席なので、これを逃すと更に30分以上待ちとなってしまうみたいだ。定刻 11:30に開店。

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 メニューを眺めるまでもなく注文は決まっている。ビールを頼みたいところだけど、グッと我慢。店内はご主人と奥さんらしき女性の二人体制。最初に出されたのは「お新香」。すぐには食べなかったけど、良く漬かっていてやたら美味しかった。

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 「上ロースかつ定食 1,800円」
 入店から31分後。ようやくご提供。よく出てきてくれたね、とんかつ君。そんな感じ(^^;
 思ったよりボリュームのあるご飯と、豚汁がセット。

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 きれいなキツネ色に揚がったロースかつ。破綻のない衣。網など敷いていないのに、皿がベタつく感じがない。いいですねぇ。

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 右から三番目を返してみると、豚肉全体に薄くロゼ。私が一番好きな状態。期待が高まりますな。

 キャベツには卓上の中華風ドレッシングをかけて、とんかつは先ずは何もかけずに。あ、旨い。柔らかすぎない食感ともち豚の旨み。肉汁がジュワ。そうして脂身を含む部分の甘さが秀逸。
 レモンを絞り、塩を振ってやると、さらに旨み甘みが増す感じ。ねりカラシも欠かせない。ソースを使ったのは最後の一切れだけ。殆どをこのパターンで食べた。

 単にもち豚としか書いてないが、どこの産なのだろう。調べてみたけど特に情報はないみたいだ。

 炊きたてであろうご飯も具沢山の豚汁も旨い。そうして適当なタイミングでお新香に箸を付けるのが楽しい。

 このとんかつで 1,800円はとてもリーズナブル。というより安い。行列必至の店だけど「いつかまた必ず」そう思わされた店だった・・・・。

もち豚とんかつ たいよう
 http://mochibutataiyou.web.fc2.com/
 品川区小山3-22-7 最寄駅:武蔵小山
 11:30-14:00 17:30-20:00
 月金休 2008/12オープン

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2019.08.17

再訪「丸山吉平@神田」で ロースかつ300

 一昨日食べたリブロースかつの旨さがあまりに印象的だったので、都区内に人が少ない内にと「丸山吉平」を再訪。神田駅からは徒歩でもわずか3分。でも猛暑のせいで大汗。

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 開店時間の10分ほど前に着くと、ちょうどお客さんを入れ始めたタイミング。狙いどおり空いていて先客は5人だけ。店内はクーラーがきっちり効いていてとっても有り難い。
 店に着くまでは、ヒレにするか肩ロースにするか迷っていたのだけれど、券売機には「ロースと少しのリブロース以外売切です」との文言が。市場が休みだったせいだろうか。んじゃ今日はロースで行きましょう。

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 カウンターに着席して例によってまずは「ビール 600円」。炎天下を歩いてきた後のビールは旨いっ!

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 テーブル上の調味料を改めてパチリ。ブラック岩塩とレッド岩塩、一味唐辛子、醤油にソース。そうこうしているうちにご提供。

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 「ロース300(豚汁付)2,400円+ご飯 200円」

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 一昨日のリブロース250よりも濃いめのキツネ色。肉質の違いもあるだろうけど、たぶん 250gと 300gの差によるものだろう。もちろん肉にピッタリと寄り添って破綻などない。

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 ソースはキャベツにだけ廻し掛けておいて、一番厚そうな部分を返してみる。淡いピンク色が全体に広がっていて、火の入り方が完璧なのが分かる。これこれ、私的にはこの状態が一番好ましいのですね。豚は林SPFね。

 ブラック岩塩とカラシで殆どを頂いた。リブロースの時も感じたけど、食感を含め脂身を含んだ部分の旨み甘みが最高。素晴らしい。

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 食べ進んで右の端っこの方を返すと、こんな感じ。ちょっと脂が強そうなルックス。これを醤油とカラシで食べてみると、これがまたいい。醤油も合うというのをこの店で教えて貰った。

 最後に残した一番左の肉塊の半分はソースで。うん、やっぱり塩とカラシの組合せがいい。

 少量残しておいたキャベツで網の下にこぼれた衣カスをキレイにすくい取って、完食。
 あ、書き忘れているけれど、豚汁もご飯も申し分ありません。どれも旨い。

 神田は思ったより近い。浅草橋時代のような大行列店に戻ってしまう前に、もう二・三度は行っておきたい。そう思いつつ水道橋へと向かったのでした・・・・。

丸山吉平
 https://www.facebook.com/maruyamakippei/
 千代田区神田富山町29 最寄駅:岩本町・神田
 11:00-14:00 17:00-20:00
 日 11:00-15:00 月・火休(当面の間)

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2019.08.15

復活「丸山吉平」で リブロースかつ250

 浅草橋から神田に移転して復活した「丸山吉平」。元々大変な人気店の復活なので、7/29のオープン後、すぐに行列店となっているとか。

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 でも夏休み真っ只中の 8月15日。神田界隈だけでなく都区内に人は少ないはず。と開店時間をわずかに過ぎて行ってみると、果たして・・・行列などなく、すんなり入店。
 店内はご主人の丸山吉平氏のほか、助手の男子1名、女子2名という体制。

 スタッフのお姉さんに券売機で食券を買うよう促され、はいはいと食券を買ってお姉さんに手渡し。

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 4人掛けテーブルの1卓は空いていたのだけれど、一人客用のカウンター6席は既に埋まっていたので、お待ち用のイス1番(上の画の一番左)に座ってお待ち。

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 間もなく席が空き着席。ビール(600円)の食券だけはこのタイミングで渡すようになっていて、すぐにご提供。グラスはお水用のコップを使うシステムらしい。雰囲気出ないな(^^; でもひと口目は「旨いっ!」

 着席したちょうどその時、順番的に私のモノと思われる厚めのとんかつがフライヤーからバットへと上げられ、油落としと余熱の段階に入っている。まだかまだかと思いつつも焦ってはいけない(^^;

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 「リブロース250(豚汁付)+ご飯 2,700円」
 不思議なことにご飯(200円)だけは別に食券を買うようになっている(ランチメニューは除く)。純粋に単品ということではなく(豚汁付)というところが、この店流か。あとなんか足りないと思ったらお新香がないのね。

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 いかがでしょう。この分厚い肉塊。濃いめのキツネ色の衣には、もちろん破綻などない。豚はどこにも書いてないけど 林SPFのはず

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 そうして左から二番目の一番厚い部分を返すと、ほのかなピンク色は下方の肉だけの部分で、脂身に近い部分が赤く、境目あたりには、わずかに血が浮いている。これ実は苦手なのですね。脂身の部分は火が通りにくいそうなので、往々にしてあることではありますが。

 でもね、それを差し引いても、このリブロースかつは旨い! あれこれ言う必要はないくらい(だったら言うなってか(^^;)。衣のサクッとした食感も、ロース肉の柔らか過ぎない歯触りもいい。

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 例によって最初は何もつけず、続いて卓上のブラック岩塩とレッド(ピンク)岩塩で、さらにカラシを足すと私好み。最後に醤油とカラシでも食べてみたけれど、これがまた良く合うのですね。嬉しい発見。

 お腹いっぱいになって、ご馳走様でしたと店を出た。再訪必至のお店です。次回は懐に余裕があったら、吉平リブロースをイッてみたい・・・・。

◆丸山吉平
 https://www.facebook.com/maruyamakippei/
 千代田区神田富山町29 最寄駅:岩本町・神田
 11:00-14:00 17:00-20:00
 日 11:00-15:00 月・火休(当面の間)

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2019.08.09

2019夏の安曇野「かつ時 豊科店」で 厚切りロース

 さてさて安曇野滞在初日(正確には昨夜着なので二日目)の昼食にと選んだのはこちら。

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 「かつ時 豊科店」。安曇野IC近くにあって、いかにも外食大手チェーン店系という外観なのだけど、安曇野では数少ない「とんかつ専門店」ということで、まずは食べて見ることに。

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 11:00の開店時間直後に着いてみると先客は一人だけ。まずはメニューを拝見。すると右上に「コロワイド」の文字が。ステーキ宮や牛角、居酒屋北海道などを経営する「コロワイドグループ」の店だったのですね。

 さておき、ランチメニューも充実しているのだけど、目に付いたのは右の「八幡平ポークあい」。このブランド豚は全農が系統造成により育種開発した「ハイコープSPF豚」なのだそう。よく判らないけど(^^; ともかく今時のオーダリングシステムでこれをボチッ。

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 テーブル上には甘口・辛口のソースがそれぞれと、七味唐辛子にピンク岩塩。他にドレッシング。

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 とんかつ店によくある小さなすり鉢と白ゴマ。ゴマの風味がとんかつの油、ソースと相性がいいとか言うけれど、毎度思うのは、これ要る?(^^; まずはアサリの味噌汁をひと口。うん、旨い。ご飯と味噌汁、キャベツはお代わり自由だそう。

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 「八幡平ポークあい 厚切りとんかつ定食 1,706円」
 ご飯と味噌汁。お新香には鰹節のきざみタクアン。あまり迫力はないけど、きれいなルックス。

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 強めのキツネ色に揚がったとんかつ。衣には荒目のパン粉。厚切りのロース肉にしっかり貼り付いている。

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 左から2番目を返してみると、こんな感じ。きれいにロゼが入っている。チェーン店と言えどもバカに出来ない。すいている時間帯にマニュアルどおりにちゃんとやって貰えると、こんな風に仕上がる。

 歯がサクサクの衣を通り、厚切りの肉にギュッと食い込み噛み切る感触もいい。肉の旨さ・脂の甘みも良しで、この値段なら文句ない。殆どをピンク岩塩で食べた。スリゴマは・・・やっぱ要らない。

 資本系、チェーン店系だろうと舐めてかかってはいけないという教訓を得たお店なのでした・・・。

かつ時 豊科店
 http://www.colowide.co.jp/gs/search/detail.php?shop_no=245
 長野県安曇野市豊科南穂高111-1
 11:00-22:00(LO.21:30)
 ランチ 11:00-16:00 年中無休

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2019.08.06

「とんかつ のり@中野」で 特上ロースかつ再び

 先日久しぶりにこの店に寄り、夏季限定だという「鬼おろしかつ」を食べた。で、鬼おろしはともかく「とんかつ」の部分に痛く感激したことから再訪。

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 「ジョージ」「パニパニ」と呑んだ後の訪問。店の外観は撮り忘れている。メニューをちらりと眺めてはみたものの、とんかつ類は「鬼おろし」と同じ肉だと聞いて、オーダーは即決まった。調味料類が整然と並んでいるのも好印象。

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 「特上ロースカツ(定食) 2,100円」
 林SPF豚を使った とんかつとご飯、豚汁にマカロニサラダ、キューちゃん? 普通のお新香が欲しいとは思いました。

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 ざっと 200g超はありそうなロースかつ。キツネ色の衣はきれいに肉に寄り添い、どこにも破綻がない。

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 右から二番目を返してみると・・・いかがでしょう、この火の入り加減。前回(2月)食べた特上ロースのように妙に赤い部分などなく、全体に淡いロゼが入っている。見事ですね。

 例によって、まずは何もつけずにひと口。柔らか過ぎず、もちろん硬いなんてことはなく、素晴らしい食感。ジワリと肉汁。
 続いて脂身にある側を食べると、肉の旨みに脂の甘みが重なる。良いではないですか。

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 今回新たな発見。このヒマラヤ黒塩とレモンの取り合わせが、ロースかつに実に良く合う。以前にも試してみたはずだけど、今日は特別。もちろんピンク岩塩や海塩でもいいのだけどね。

 前回の「鬼おろし」の時にも感じたことだけど、昨年12月のオープンから9ヶ月を経て、火の入り加減がとても安定しているように思える。ずっと来ていなかったことを改めて後悔させられた。

 中野駅北口地区に美味しいとんかつ屋が帰ってきました。今更ではありますが、大歓迎なのであります・・・・。

豚肉料理専門店 とんかつ のり
 中野区中野5-56-15 最寄駅:中野
 11:00-14:00 17:00-23:30
 月曜休 2018.12.3オープン

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2019.07.24

「成蔵@南阿佐ヶ谷」で 東京Xの特ロース

 月曜日に初訪問したばかりの「とんかつ 成蔵」完全予約制となったけど、その予約も難しいという話しを聞いていた。でもマメにキャンセル枠を Watchしていると結構取れるのですね。(予約料 @270円)

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 今回も運よく夜の部で二人枠が取れてしまった。そんなわけで一度行ってみたいと言っていたSP君を伴って、わずか二日での再訪となった。

 入店時間を勘違いして45分も前に着いてみると、先客は無し。間もなくスタッフのお兄さんが注文を聞いてくれた。

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 前回は「雪室熟成豚」のシャ豚ブリアンを食べたので、今回はロースを食べたいと思っていた。聞いてみると果たして「TOKYO X(東京エックス)」の特ロースがあったので、これを注文。更に単品メニューの「特ミルフィーユかつ」も。SP君は「岩中(SPF)豚」のシャ豚ブリアンと同じ特ミルフィーユかつを注文。

 指定された時間ちょうどに店内に入り「エビスビール 650円」を飲みつつ待つうちにご提供。

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「TOKYO X(東京エックス)の特ロースかつ 180g定食 4,980円」
 先日のシャ豚ブリアン(フィレ)かつと同じく低温で揚げた驚くほど白い衣のとんかつ。パン粉が粗目なのも同じ。添えられているのは豆腐(左)とお新香(ピクルス)

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 少し寄ってみると、わずかに隙間から見える肉のロゼ色が期待値を上げてくれますね。

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 厚そうな部分を返してみると、この色。強すぎない見事なロゼが全体に広がっている。完璧な火の入り具合であるのが判る。

 いつもどおり、まずは何もつけずにひと口。ロゼだからと言って、妙に生っぽい感じは一切ない、絶妙な柔らかさの豚肉に歯が食い込む感じ。

 続いて肉汁の旨み。さらに脂身は口の中で甘くとろけていく。そうこの甘みを求めてロースを選ぶのですよね。

 ぴったりと肉に貼りついた白く優しい衣はどこにも破たんがない。もちろんサクサクだ。

 端っこのひと切れだけをソースで食べたけど塩が一番。やっぱりレモンがないのが寂しい。

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 「特ミルフィーユかつ 880円」
 単品で頼んだもの。こちらも同じく白い衣。ミルフィーユの肉は驚くほど柔らかい。撮るのを忘れたけど、このミルフィーユかつ専用に出された甘辛いソースはイマイチ。これもまた塩で食べるのが一番だった。

 カツの量が多かったので、ご飯が先になくなってしまった。でもお代わり(180円)するほど物足りないわけでもなく、みずみずしいキャベツと豚汁もきれいに食べてご馳走さまでした。

 ビールを除いて計 5,860円也。この値段をどう感じるかは、人それぞれ。私的には充分ありだと思う。

 前回も書いたように、この値段は提供されるとんかつの期待値というかハードルをグッと上げる。でも上げられたハードル・期待値に届くとんかつというのも凄いことだと思う。

 単に「とんかつ」と書いたが、いわゆる一般のとんかつとは一線を画す、SP君に言わせると別次元の食べ物のように思う。

 なお、彼が言うには添え物の豆腐とピクルスは、ビールのお供に出してくれた方が良かったと。なるほど確かにそうだと思った。

 たったの二回食べただけだけど、これで「成蔵」は充分味わった。そんな感じがしている。財布の事情もあり、そうそうは行けないしね・・・・(^^ゞ

とんかつ 成蔵(なりくら)
 https://twitter.com/narikura_1010/
 杉並区成田東4-33-9 最寄駅:南阿佐ヶ谷
 11:00-14:00 17:30-20:00 [完全予約制]
 2019/8/1まで木・日休 8/7日から水・日休
 予約サイト https://www.omakase-japan.jp/stores/55285
 2010/8 高田馬場で創業 2019/7/8移転

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2019.07.22

初訪問「とんかつ 成蔵@南阿佐ヶ谷」

 かねてより、ずっと行きたいと思っていた「とんかつ 成蔵」「東京とんかつ会議」の殿堂入りはもちろん、ミシュランのビブグルマンにもここ3年連続で選出されている超人気店で、高田馬場界隈では知らない人はいないというくらいの行列でも有名だ。

 とんかつに覚醒したおっさんとしては、機会を見つけて一度はと思ってはいたものの、一度も行けないうちに本年 3/21、突然閉店してしまった。(その後 高田馬場の店はお弟子さんが「なりくら」としてオープン)

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 再開が待ち望まれる中、この 7/8、南阿佐ヶ谷の住宅街に移転してリニューアルオープン。

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 当初は従前どおり整理券制で始めていたのだけど、住宅街とあって整理券の配布待ちの人々が付近にたむろする事態となりそれもままならず、今では完全予約制となっている。その予約もなかなか取れないのだとか。

 今回、運よくキャンセル枠で予約ができたので、喜び勇んでの初訪問となった。

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 キャンセル枠での予約は事前にメニューの指定ができないので、予約時間の 30分前に現着し注文を決める必要がある。人気メニューが売り切れになっている可能性が高い反面、一品料理の追加注文ができるというメリットもある。

 というわけで 17:25に現着。店先の女性スタッフが渡してくれたメニューを見て、ここでオーダーをするシステムになっている。

 残念ながらこの店で最も有名な銘柄豚「TOKYO X(東京エックス)」の「シャ豚ブリアン」は昼の部の予約者だけで終わってしまったらしく、シャ豚ブリアンで頼めるのは「岩中SPF」か「雪室熟成豚」のみ。「岩中」は何度か食べたことがあるので、ここは「雪室熟成豚」でオーダー。

 18時の予約だったのだけど、待つことも無く ものの5分ほどで入店。

 新しく清潔な店内。案内されたのはカウンター席。目の前の厨房にはイケメンなご主人。他にスタッフは女性ばかり3人。一人は奥さんかな?
 ちなみにこの超人気店を営むご主人は、叔父が経営する名店「御成門 燕楽(えんらく)」で修業後、2010/8に高田馬場で創業という経歴だそうだ。

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 テーブルには調味料が整然と並べられている。その種類は思ったよりずっと少ない。ソースと醤油にピンク塩、そしてネリカラシの4種類だけと至ってシンプルだ。

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 こちらが飲み物のメニュー。クラフトビールが二種類とワインやソフトドリンクなど。

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 私の場合、グラスで出される生ビール系だとアッという間に無くなってしまうので、一杯ずつ注いで呑める中ビンの「エビスビール 650円」がいい。
 カウンターからフライヤーは見えないのだけど、ご主人の丁寧な仕事ぶりは伝わって来る。揚げにかける時間。余計な油を落としつつ、余熱を入れるために寝かせる時間。

 そうしてオーダーから30分後、着席から25分後。結果的に本来の入店時間ちょうどというタイミングでご提供。

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 「雪室熟成豚 シャ豚ブリアンかつ(3個)180g定食 4,780円」
 いかがでしょうか、このルックス。今まで食べてきた白い衣のとんかつの中でも群を抜く白さ。

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 低温で揚げているのが見た瞬間に判る色をしている。衣のパン粉がかなり粗目なのも特徴だろう。

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 この豚肉の色が素晴らしい。濃過ぎず薄過ぎず入ったロゼ。火の入り具合が完璧なのが見て取れる。
 あ、シャ豚ブリアンというのは、いわゆるフィレ肉ね。その最上級の部位ということだそう。

 いつもどおり、まずは何もつけずにひと口。絶妙な柔らかさの豚肉の食感。そして旨みがジワリ。サクサクで優しい衣は上顎の粘膜を傷つけるような心配は一切ない。

 レモンが無いのは何かポリシーなのだろうか。ちょっと残念。結局残り全てを旨いウマイとピンク塩にカラシという組み合わせで食べた。

 そうそう、とんかつの話に終始してしまったけど、具だくさんの豚汁も山形産だというコシヒカリのご飯も美味しかったですよ。(ご飯、豚汁、キャベツのお代わりは各180円)

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 最後に一番大きかったシャ豚ブリアンの断面も載せておきますね。これもまた見事だと思いませんか?

 ただね。この値段なら、このとんかつ・この味は、ある意味期待値どおりなのかもしれない。逆に言うと、この値段・期待値に届くとんかつというのも凄いと思ふ。

 今回はフィレ肉だった。次回はどうしてもロースかつを食べてみたい。うまく予約が取れますように・・・・。

とんかつ 成蔵(なりくら)
 https://twitter.com/narikura_1010/
 杉並区成田東4-33-9 最寄駅:南阿佐ヶ谷
 11:00-14:00 17:30-20:00 [完全予約制]
 2019/8/1まで木・日休 8/7日から水・日休
 2010/8 高田馬場で創業 2019/7/8移転

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