ラーメン:88その他の地域

2023.05.30

二郎インスパイヤ「メガガンジャ@川越」

 川越で孫ッチのベビーシッターをしたご褒美?に婿殿からここを案内してもらった。

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 「メガガンジャ」 あの魚介豚骨(魚粉ドサッ系)つけ麺の雄「頑者」の二郎バージョンで、有名店でもありますね。本店の頑者は本川越駅で、こちらはJR川越駅が最寄りになってます。あ、初訪問です。

 さて夜の部 開店時間の 17:30をわずかに過ぎて着いてみると先客は二人。L字型カウンターのみの店内は清潔。今日は蒸し暑いので、クーラーが効いていてありがたい。

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 主なメニューはラーメン・つけ麺の他にマカナイというのとミソラーメン、カラミソラーメンと5種類あるみたいだけど、初心者としては一番スタンダードなラーメンを選択。

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 食券を出すとトッピングを聞かれるので「ヤサイチョイマシのほかゼンマシで」とコール。この場合の「ほかゼンマシ」は上の画像のとおり、ニンニク、ショウガ、アブラ、キョフン、コイメを全部マシにすること。しばらくしてご提供。

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 「ラーメン(ヤサイチョイマシのゼンマシ) 880円」
 いかがでしょう。さすが頑者の二郎インスパイヤ。魚粉ドバッなこともあって、なかなかジャンキーなルックスではありませんか。あ、コショーと一味唐辛子は自分で振ったもの。

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 ヤサイは事前に調べたところあまり多くないということだったけどチョイマシでもご覧のとおり結構な量。ニンニクとショウガ、魚粉をうまく周りに散らしつつ、なんとか天地返し。

 豚骨醤油のスープは堀切系に近い乳化して甘辛いヤツ。今は亡き「Kaeru」にも似た感じで私の好きなヤツ。

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 極太ストレート(やや縮れ)の麺は自前の製麺所製のものと聞くけど、浅草開化楼のものによく似たボキボキ感のあるもの。この甘辛くもアブラッ気の多いスープに良く合っていて、このパターン大好きです(^o^)v

 大きめの豚1枚は、柔らかく旨い。さすが頑者系です。

 麺量はさほど多いと感じなかったけど、ヤサイが思ったより腹に応えて食べ切るのがやっと(^^ゞ

 それでも美味しく頂いて、完食の7割汁でご馳走様でした。また機会があったら、野菜はノーマルで行くことにしましょう。あと、濃いめも無しかな。帰ってからやたらと喉が渇きましたっけ(^^ゞ

メガガンジャ
 http://www.ganja.co.jp/
 埼玉県川越市脇田町5-5 最寄駅:JR川越
 11:30-15:00 17:30-21:00
 月曜休(祝日の場合は翌日)
 2010/10/7オープン

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2023.05.24

那須塩原のお土産「釜彦のスープ入り焼きそば」

 那須塩原出身の婿殿が、帰省した際にお土産にと買ってきてくれたものだ。地元のB級?グルメらしい。

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 「釜彦のスープ入り焼きそば」
 釜彦は地元の有名店だそう。通販でも買えるみたいで、三食入りが 1,200円程度のようだ。

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 家内が箱の裏に書かれたレシピ?を参考に少な目の肉と野菜をサッと炒めて作ってくれたのがこちら。

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 スープ入り焼きそばとあるけれど、見た目は濃いめの醤油スープのラーメン。お味の方もラーメンとソース焼きそばの中間?・・・って「なんじゃ、そりゃ?!」ってなもんだけど、そうなんです(^^;

 見た目よりアッサリしてて、これはこれであり。肉・野菜と湯切りした麺を一緒に炒めてやると、豚肉と野菜の旨みも加わって、この手のお土産にしては文句なしにウマイ。

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 細縮れ麺も食感は焼きそばとラーメンの中間で軽くパッツン系。食感もなかなか。

 ちょっとだけ惜しいのはネーミングを「スープ入り焼きそば」としたところ。信州の伊那地区にも同じような「ローメン」があるけれど、「焼きそばスープラーメン」とでもすればラーメン本に載ったのではないかと(^^;

 ともあれ、これお奨めです。と言っても通販でまでなかなか買わないか(^^;

 今度また婿殿が帰省することがあったら、また買ってきて貰おう(^^ゞ

釜彦 (かまひこ)
 栃木県那須塩原市塩原2611
 11:00-15:00(売切れ終了)
 不定休 通販は楽天など

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2023.05.22

#新宿地下ラーメン「博多新風」で特製のセット

 新宿西口に用事があった。いつもどおり新宿西口のバスターミナルから地下へと降りるとすぐそこに「#新宿地下ラーメン」がある。

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 チラ見すると、明日火曜日までの間、出ている店は「博多新風」とある。へぇー、そうなんだ。

 博多の有名店は一幸舎本店、博多ナンバーワン、一双、ShinShinとそれぞれ現地本店で食べたことがあるけれど、この「博多新風」はもう6年も前に「新宿伊勢丹の催事」で食べたことがあるだけ。

 この店は明日までだというのに幸い行列もない。あれ?という感じ。小田急ハルクによる毎日が催事状態のこのスタイルが飽きられたのかもしれないか?

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 ともあれすんなり入れるのはいいことだ。キャッシュレスの券売機前でしばし迷ったのち一番高いセットを選択。どうもカード系の決済だと高いメニューを頼みがちだ(^^ゞ お姉さんに食券を渡して着席。

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 「限定!!#新宿地下セット 特製小田急盛り+肉盛丼 1,980円」
 さほど待つこともなくご提供。ご覧のとおりかなりのボリューム。これほどとは思わなんだ(^^ゞ

 ラーメンもミニ丼?もこのイベント用の特製らしい。ご覧のとおり大量のバラ肉に隠れて麺が見えない。スープも殆どが隠れてしまっている。すごいね(^^;

 マー油の香りはさほど強く感じない。というかあまり使っていない?のだろうか。
 ともあれ充分美味しい。トッピングは甘辛く煮たバラ肉チャーシューにキクラゲ、きざみネギ半熟煮玉子。

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 博多風低加水の極細麺はややヤワめ。初めての店はデフォルトのままで行くことにしているのだけど、博多系豚骨だからカタコールはできたのかもしれない。

 「肉盛丼」の方はご飯の上にラーメンと同じ肉と生玉子が載っている。これまた結構なボリューム。とても美味しいけど、ただのご飯を注文して「チャ丼化」した方が良かったような(^^;

 ともあれ、全て美味しく頂いてご馳走様でした。ちなみにこの店は 5/22(月)までの出店です。

博多新風
 https://www.instagram.com/hakatashinpuu.honten/
 本店:福岡県福岡市南区高宮1-4-13 パルム高宮

#新宿地下ラーメン
 https://twitter.com/chika_ramen
 新宿駅西口地下街 小田急エース北館
 SHINJUKU DELISH PARK PARK6
 10:30-21:00 土日祝 10:00-20:30
 不定休 2022/12/1オープン

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2023.04.13

アクアラインを越えて「竹岡式ラーメン 梅乃家」

 今年二度目のアクアライン越え。天気予報は晴れだけど黄砂が飛んできているらしい。朝の「海ほたる」から見た限りでは、あまり普段の霞が掛かっている時と変わらない印象だった。

 例によって木更津金田ICからはずっと下道で、向かったのは富津竹岡。

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 「竹岡ラーメン 梅乃家」
 ご存じ竹岡式ラーメン発祥の店。今年初の訪問。
 数えてみたら(写真が残っている限りだけど)最初が2002年夏で以来 24回目の訪問となりますね。こんなに通っている店は東京の店でもあまりないかもしれない(^^ゞ

 開店時間の25分ほど前に着いてみると先客は3人。店先のイスに腰かけてスマホなどを眺めながら開店待ち。

 例によって開店時間の少し前におばちゃんが注文を取りに来た。チャーシューメンと やくみ、ライスをオーダー。定刻を10分ほど過ぎて開店。この時点で行列は10人強。平日だとこんなものね。

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 メニュー表が新しくなってますね。さすがに5ヶ月前とは変わらぬ値段。もう一息で普通のラーメンが 1,000円超えですね(^^; 21年前と比べてほぼ全てが倍のお値段になってます(;_;)

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 ほかにこんな貼り紙や厨房内の撮影禁止なんてのが新たに貼られてました。

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 「チャーシューメン 1,050円+やくみ 100円」
 着席から12分ほどでご提供。ご覧のとおり「This is the 梅乃家」というルックスですね。思わずニンマリ。ここのところ梅乃家不足だった脳味噌も喜んでます(^^;

 真っ黒な醤油色のスープにチャーシューが全部で8枚。中央に山盛りの「やくみ(キザミ玉ねぎ)」、メンマ。隠れて見えないけど奥に海苔。

 コショーと一味唐辛子は自分でかけたもの。まずはスープをひと口。チャーシューを煮込んだ汁を茹で湯で割っただけというこのスープ?の濃さ強さが堪りません。がんこ系や二郎と同じように中毒性があるのですよ。ブレがないのも特徴ですね。
 他にもタレおかしきを名乗る店はあるけれど、竹岡式と言ったら梅乃家なのですよ。

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 醤油色に染まった細縮れ麺が上がってきます。この濃く黒いスープにこの麺の組み合わせ。そうこれなんです。乾麺なので湯で時間がかかると書いてあるけど、それは??
 麺と同じく醤油色に染まった豚バラ肉も文句なしです。

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 少し遅れて出てきた「ライス 200円」。少な目で頼んだものです。

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 ラーメンからチャーシュー3枚とメンマを移して「チャ丼(チャーシュー丼)化」させたもの。伸びてしまわぬように麺を食べ終わってからコイツに取りかかります。これも最近の梅乃家の楽しみの一つなんですね。

 ちなみにこの店にはちゃんとした「チャーシュー丼 300円」があるのだけど、ご飯の量が多いのとチャーシューの端肉(やたらショッパイ)が多かったりするので、ライスを頼んで自分でチャ丼を作るのが私流。

 周りの初見と思われるお客さん達にジロジロ見られながらも、全て美味しく頂いて完食の八割汁。ご馳走様でした。

 なおGWは 5月1日-3日と 8日-10日が休みだそうです。

 ちなみに帰りのアクアライン上から見た東京は見事に黄色く曇ってました。

追記:4/14「ざわつく金曜日」で竹岡式のカップ麺が紹介されてましたね。

この店のこだわり(作り方
 チャーシュー:豚バラ肉をブロックごと醤油(のみかは不明)で煮込んだもの。
 スープ:チャーシューの煮汁を麺(乾麺)を茹でた そのお湯で割っただけという非常にシンプルなもの。
 チャーシューは普通の大鍋を使い(丸鍋もあり)ガスの火で煮る。
 麺は洗面器みたいな丸い大鍋を使って七輪の炭火で茹でる。茹で鍋のお湯を頻繁に変えるので回転はあまりよくない。
 麺は千葉市「都一」の乾麺。醤油は富津市佐貫の「宮醤油店」のもの。

 チャーシューはガスの火で煮て、麺は炭火の七輪で茹でる。何故そうするのかは判らないけど、ずっとこのスタイルなのです。

竹岡らーめん 梅乃家(うめのや)
 https://twitter.com/umenoya1954
 千葉県富津市竹岡401
 10:00-18:00頃 (当面 17:00まで)
 火・水休+月一回ほどの不定休

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2023.02.15

「頑者@川越」で つけめん

 昼過ぎに娘達と孫っちと川越。彼女たちがゲームセンターで遊んでいる間に、昼メシを食べていない私は本川越駅近くの商店街で食事処を探すことに。間もなくこの店の前へ。危うく通り過ぎるところだった。

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 「頑者 本店」 あれ?ここだったっけ? かつて何度か川越を訪れた際にチャレンジしては長い行列に跳ね返されてきた。豚骨魚介の魚粉系元祖で、あまりにも有名な店だというのに今回がお初です(^^ゞ

 もうじき14時という時間にお待ちは3人だけ。ラッキーとばかり並ぶことに。店先のイスに座って間もなくスタッフのお姉さんに案内され店内へ。頑者と言えば考えるまでもなくつけ麺でしょう。券売機で食券を買って着席。

 麺上げ担当は女性、ご主人がつけ汁という分担のようだ。オペレーションを眺めるうちにご提供。

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 「つけめん 中盛り(280g) 1,000円」
 今では珍しくなくなった豚骨鶏と魚介に魚粉のつけ汁。そして極太で黄色みの強いのストレート麺。2000年の創業当時は間違いなく目を挽いたであろうルックスですね。

 もちろんお味の方だって、青葉から始まった魚介豚骨の節系に更に魚粉を大量に追ったスタイルは斬新であったに違いない。

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 冷水で締められたツルツルでしっかりしたコシのある極太麺がこの濃厚なつけ汁とともに魚粉もまとって上がってくる。この食感と味もきっと同じく斬新だったことだろう。

 割りスープも貰って7割汁。美味しく頂いてご馳走様でした。

 オープンから 22年半。この店にインスパイヤされた美味しいつけ麺店が沢山生まれてきている。私がよく行く「麺彩房」だってそうではなかろうか。

 間違いなく美味しい。でも今となっては特別なものはあまり感じなかったかなぁ。機会があったらラーメンも食べてみたいと思う。

頑者(がんじゃ)本店
 埼玉県川越市新富町1-1-8 最寄駅:本川越
 11:30-16:20 売り切れ終了
 日曜休 2000/10/1オープン

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2023.02.14

2023初春の奥多摩・続「Ramen Feel@日向和田」連荘っす

 昨日は一日中雨降りだった。火曜日の今日は朝から晴れ。御岳山に行ってみるつもりだ。朝風呂に浸かったりして 10時までノンビリしてチェックアウト。

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 御岳山に向かう道すがら、再び「Ramen Feel」の前を通過・・・いや、待てよ。念のためファストパスと言う名の整理券発行状況を見ておこうと立ち寄ると、まだお昼前後の時間帯でも結構空きがあるではありませんか。ハイシーズンや土日祝でもない限り平日はこんなものなのかもしれない。

 すると昨日と同じスタッフの可愛いお姉さんが笑顔で出て来てくれた。癒されますなぁ。「昨日はありがとうございました」と。フリで入った私を覚えていてくれてたんだ。オヂサン嬉し(^o^)/

 てなことはおいといて、御岳山神社へ参詣して戻る時間を考え 11:50からの時間帯にしようかなと聞いてみると「実際には 12時過ぎくらいのご案内になります」と可愛いお姉さん。じゃそれでと整理券を貰って御岳山神社へ。(別に書きますね)

 12:10に戻ってくると同じ時間帯の人たちが集まっている。ちょうど私の順番だったらしく即入店。朝のお姉さんがいなかったのが残念(^^;

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 ということで改めて「Ramen Feel」です。昨日に続いて五回目の訪問になりました。カウンターを案内され着席。昨日と違って、今日は盛況で殆どの席が埋まっている。

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 一応メニューを眺めてみるもオーダーはハナから決まっている。昨日塩ラーメンとつけ麺ダブルを食べているので、今日は醤油の一本勝負。
 オーダーを告げて待つことしばしでご提供。

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 「特上醤油らぁ麺 1,700円」
 いかがでしょう。この美しいルックス。深い醤油色に澄んだ清湯スープに白く細い麺。

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 地元埼玉県 松村牧場産「香り豚」の雲呑x2に 海老雲呑x1。同じく香り豚のチャーシューが増量。そして太メンマ。

 レンゲでスープをひと口。醤油の豊潤な旨みと甘みがガツン。このコク、甘みが素晴らしい。飯田商店でもそう思ったけど、この店の真骨頂はこの醤油清湯ではあるまいか。

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 そして白くヤワな、でも不思議なコシも感じる自家製の細ストレート麺。もう堂珍・川畑ような完璧なデュオだと思います(^^;。

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 増量された香り豚チャーシューの一枚は分厚くカットされたもの。適度に食感があって、うわ旨いっ! もう一枚は柔らかいロース肉? 美味しいに決まってますね。
 この香り豚、一度とんかつでも食べてみたい(^^ゞ

 撮り忘れたけど、二種のワンタンのチュルチュル感と餡の香り豚、海老の旨み。柔らかながらも繊維を感じさせるメンマの旨み。どれも素晴らしく、見事なクインテットなのです。

 もちろん完食。そしてドンブリを持ちあげて全汁。この場合完飲の方がふさわしいか。

 お会計を済ませ、ご馳走様でしたとご主人に挨拶して店を出た。

 最初は、御岳山神社→奥多摩湖ドライブ。途中でどこかの蕎麦屋さんで地域クーポン使用のつもりだったのだけど、腹一杯なので予定を変更してこのまま帰京。地元中野でクーポンを使うことにいたしましょう。

 やたら遠くて、一日90杯のみとハードルが高い店。そう思ってたけど、書いたようにハイシーズンや土日祝でもない限り、平日だと思いのほかスンナリ入ることができるようです。未食の方には一度是非どうぞとお奨めしておきますね。

Ramen FeeL
 https://twitter.com/RamenFeeL
 青梅市梅郷4丁目695-1 最寄駅:日向和田
 11:00-15:20 整理券制 (ファストパス)
 水木休+不定休 2021/2/28 Open

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2023.02.13

2023初春の奥多摩「Ramen Feel@日向和田」

 雨の月曜日。今日は青梅というか奥多摩の入口まで足を伸ばすことになっている。つい先日、またもや全国旅行支援(随分お世話になってます)を利用して一人奥多摩方面への温泉旅なのです。

 でも雨。モチベーション下がるよなぁと出発時間がどんどん遅くなり、もうじきお昼という時間にようやく重い腰(身体?)を上げた(^^ゞ

 昼メシをどうしようなどと考えつつ西へと走り進むうちに、ふと思いついた。当初は宿泊の翌日早朝、整理券ゲットに並ぼうと思っていたココが空(す)いているのではないかと。

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 「Ramen Feel」
 今回で四度目の訪問。13:30頃に着いて店の前に立つと、中から可愛いスタッフのお姉さんが出て来てくれた。「10分ほどでご案内できます」と。立春を過ぎたとはいえ感覚的にはまだ冬、さらに平日、冷雨という条件が重なってか幸い「ファストパス」と言う名の整理券も殆ど出ていないようだ。ラッキーですね。この店に整理券なしで入れるとは。

 久しぶりなので改めて書いておくと、あの「飯田商店」の一番弟子が一昨年2月に奥多摩の入口とでも言うべきこの地にオープンさせた店。最寄り駅は日向和田。青梅線の青梅駅からさらに西(奥)へ二つ先の駅で店までは徒歩10分ほどだという。

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 さて、まもなく入店。先客は 5人。カウンターは埋まっていたので広い四人掛けテーブルを案内され着席。メニューを眺め、前回は醤油ラーメンだったので塩とつけ麺をオーダーすることにした。えっ?もちろんここへ来たら一杯では終われません。

 メニューはどれも高めの値段設定。少しずつ値上がりしてますしね。でも間違いなく相応のことはある店なのです。

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 「雲吞入り塩らぁめん 1,550円」
 ご覧下さい見事なこのルックス。黄金色の塩清湯が美しい。チャーシューは中央に鹿児島県産の黒さつま鶏「黒王」そして地元埼玉県産「香り豚」のロース? そして太メンマに肉ワンタンx2。

 まずはレンゲでスープをひと口。うん、相変わらず旨い。以前よりやや塩が強めに効いているいるようにも感じたけど、濃い味強い味が好きな私には無問題どころか、むしろ歓迎。

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 カンスイをあまり使っていないからなのか、白く凄くヤワな自家製の細ストレート麺。でも不思議なコシも感じる。カタメが好きな私でも、この飯田商店譲りの麺は納得のガッテンガッテン(^^;

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 スープと麺はもちろん、黒王の鶏チャーシューがとにかく旨い。見事です。

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 香り豚のチャーシューもわんたんも、そしてメンマさえも、ちゃんと手間がかけられているのが判る仕上がり。どれも文句なしの旨さ。

 もちろん完食。お次にはつけ麺が控えているというのに全汁してしまった。

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 「Feel つけ麺 スープダブル 2,050円
 ご覧のとおり2種類の自家製麺と塩と醤油のダブルつけ汁が目を惹きます。左上にあるのは昆布水の出汁つゆ。左下はトッピング用のチャーシューに薬味、海塩、海苔。中央の小皿には鬼ひもかわのような一反木綿のようなチュルチュル。ワサビが新しい。

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 ラーメンと同じく白い細麺と灰色ががった麺の2種。白い麺の方は一番粉とでもいうべきか小麦の中心部分を製粉したもので、灰色の方は小麦の外皮(ふすま)を含めて製粉したものだそう。
 以前麺の下にあった地鶏のチャーシューはなく、代わって香り豚のロースが別皿で提供された。

 つけ麺の食べ方みたいな説明書きどおりに、まずは2種のつけ麺それぞれに塩を軽く振っただけで食べてみる。うん、これだけで充分旨い。冷水で締められている分だけラーメンよりわずかに硬め。

 そうして塩のつけ汁に浸して、やはり鶏の旨みと塩の旨みがズンっ。ラーメンのスープより濃い分だけ更に強く感じる。

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 続いて醤油のつけ汁へ。鶏の旨みは共通、そこへ醤油の旨み甘みと豊潤なコクが更に強く広がってくる。二種の麺どちらもよく合うけど、強いて言えば白い麺の方がこのつけ汁によく映える?ように思う。

 麺を 2/3ほど食べたところで、昆布水メインの出汁をかけ廻しましょう。そのまま食べても旨い。でもこれをつけ汁に浸してやるとまた別物。ツルツル感が増したところへ昆布の旨みが加わり、最初からこれで食べるのもありだと思わせられた。

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 「スープ割り出汁(焙煎小麦茶付)170円」
 こちらが食べ終わるのを見計らって出してくれたのがこれ。このスープ割りを投入してやると、さらに鰹出汁の旨みが加わって、もう文句ない文句ない(^o^)v

 先にラーメンを全汁していたこともあって、さすがにこのつけ汁はどちらも八割汁留まり(^^;

 チャーシューが旨いのはもちろん、焙煎小麦茶でホッと一息ついて、ご馳走さまでした。

 やたら遠くて、一日90杯のみとハードルが高い店だけど、また機会を見つけて来てみようと思っています。未食の方には一度是非どうぞとお奨めしておきますね。

 さて、本日のお宿へと向かうことにいたしましょう。

Ramen FeeL
 https://twitter.com/RamenFeeL
 青梅市梅郷4丁目695-1 最寄駅:日向和田
 11:00-15:20 整理券制 (ファストパス)
 水木休+不定休 2021/2/28 Open

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2023.01.19

2023真冬の北海道「支笏湖へ」

 今日は渡道最終日。だから余裕をもって苫小牧へ着かないと。そう思って今日はこれと言った予定は入れていない。
 あ、小樽から日本海フェリーで新潟へというルートももちろん考えたけど、冬の日本海は演歌の世界。荒れると半端じゃないのですね。

 さて余裕をもってとは言うものの、小樽から直接苫小牧を目指すと時間が余り過ぎてしまう。チェックアウト時間までギリギリ粘って出立。

 札樽道の札幌西ICからはずっと下道。一日で 50cmも積もったという三日前の大雪がウソみたいに除雪されていて、殆どがウエットかドライ路面。さすが北海道、雪対策は万全みたいだ。とまれ立ち寄ったのはこちせ。

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 「支笏湖」

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 ご存じのとおり抜群の透明度を誇る湖ですね。でも不凍湖だというのは知らなかった。一度は来て見たかったのですよ。

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 着いてみると近辺の店は殆どが冬季休業らしく閑散としたもの。湖畔をかるく散策していると急に騒がしくなった。また例によって例の団体さんたち(^^;

 取り敢えず昼食をと、営業している数少ない店の一つへ入ってみることにした。

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 「食事処 支笏荘」 ご夫妻だけで営業している店みたいだ。1951年創業というから、もう71年。ご夫妻ともそんなお年に見えないので二代目なのかな。
 支笏湖名物のヒメマスを使った料理を期待したのだけど無かった。漁が無いためだそうだ。残念。

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 「みそラーメン 850円」
 仕方ないので創業時から変わらない味だというこれを注文。うん、昔ながらの味噌ラーメンですね。

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 ややヤワ目の細ストレート麺は後半若干ダレぎみかな。

 見た目よりたくさんの野菜(モヤシ)が入っていて、その甘みも溶け込んでいる。特別なことはなくても充分旨いラーメンではありました。

 時間はまだタップリあるので、最初はかつて FCAMPerの憧れであった「美笛キャンプ場」へ廻ってみるつもりだったのだけど、ビジターセンターで聞くとやはり冬季閉鎖だという。

 仕方ないのでコーヒーなど頂いてこの店でまったりしつつネット検索。高圧洗浄機があるコイン洗車場を見つけて、フェリーに乗る前にこびり付いたドロ雪をザッとでも落としておきたいからなのです。

 さて苫小牧フェリーターミナルまでは 27km。北海道における最後のひとっ走りです。

◇CANON PowerShot G7X Mk3 24-100mm/F1.8-2.8

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2023.01.18

2023真冬の北海道「麻ほろ 小樽本店」で醤油ラーメン

 前に書いたように小樽駅近くで呑んだ帰り道、〆はラーメンだよねなどど思いながら歩いていると、暗い夜道の途中にポツンと点いた灯りを発見。

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 「自然派ラーメン 麻ほろ 小樽本店」
 もう雰囲気がすでに名店? ためらいなく入りましたね(^^; 外も中も新しく清潔。本店と言うから他に支店があるのかは調べたけど不明。店内に先客は無し(後客ひとり)。スタッフは男性二人体制みたいだ。

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 メニューを眺め飲んだ後的にはアッサリだよねと。一番左上を選択。注文を告げて待つことしばし。

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 「あっさり醤油ラーメン 880円(税込)」
 いかがでしょう。正統派の醤油清湯ではありませんか。

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 鶏と魚介(煮干し?)でとった澄んだスープをひと口すすると、うん旨い。最近求め続けているのが、こんなラーメン。とりわけ呑んだ後には余計に身体が欲しているのですよ。

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 中細ストレートの麺も硬すぎずヤワ過ぎずで好ましい。

 小樽って札幌に近いせいか、ご当地ラーメンみたいなものはないみたいだけど、こんな醤油清湯のラーメンが名物になると良いかもしれない。

 ともあれ、全て美味しく頂いて完食の七割汁。ご馳走様でした。

 さて北海道で迎える最後の夜。明日は苫小牧からフェリーの船旅です。ホテルへ戻ってノンビリ過ごしましょう。

自然派ラーメン処 麻ほろ 小樽本店
 北海道小樽市色内1-7-7 最寄駅:小樽
 10:00-14:45 17:00-20:30
 朝ラー 7:00-9:15 (除月・火) 月曜休

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2023真冬の北海道「小樽へ」

 今朝、旭川の気温は -10度だったという。昨日は -19度だったから、これでも寒さ厳しいというわけではないみたい(^^;
 今日は特にこれといった寄り道の予定もない。そんなわけで遅めに旭川を出立。

 最初は曇りだったお天気は札幌方面に向かって南下していくにつれ曇りから雪降りとなった。道はほとんどドライというかバッチイ泥混じりのウエットという状態。

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 途中の滝川からは道央道を利用することにした。しばらく行くと大雪となり三笠ICあたりからは吹雪。それでも走行車線は轍のところだけはウエットで普通に皆さん 100km/hで走ってる。間もなくまるで嵐のようなブリザード。怖いくらいの横風が吹きつける中、時折り出て来るのが妙に遅いクルマ。こいつを追い越すために車線を変える時がちょっとしたバンジーチャレンジ(^^;

 そんな吹雪も札幌市内に入ると、嘘のように止んでくれた。途中から札樽道へと入り、15時少し前に小樽着。手近なGSで給油して本日の宿へ。北海道のハイオクは 175円/Lが普通みたい。10円高い(^^;

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 「ホテル ノルド小樽」という、今回の旅の中では一番高級なホテル(^^;へチェックイン。小樽運河を見下ろせるホテルなのでちょっとお高いのですね。

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 一休みして暗くなったところで例によって宵の口の街へと。まずは夕暮れの運河をグルリと散策するつもりだったのだけど、ここでも大陸系の沢山の皆さんが・・・。

 それではと早めの呑み兼夕食をと 17時からやっていて地域クーポンが使える店を二つほど調べていたのだけど、なぜか臨休。
 駅前まで行けばなんとかなるだろうと小樽駅方面へと向かうと、途中で海鮮が売りの居酒屋を発見。

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 「濱焼北海道 魚萬 小樽駅前本店」
 ここでも例によって地域クーポン(2,000円)を使いましょう。なんと15時からやっているのですね。(後で調べたらモンテローザ系でした(^^;)

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 呑み放題を頼んで、ビールでスタート。そして黒霧の水割を一杯二杯三杯・・・。17時半を過ぎると地元と思われる人たちで混み始めた。良かった大声で話す人たちでなくて。

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 「刺身の盛合わせ(撮り忘れた)」のほか、東京ではなかなかお目にかからない「ぼたん海老の唐揚げ」なんてのがあったりして嬉しい誤算。呑み放題にしたこともあって、結構呑みました。

 さて、仕上げはどうしようなんて思いながらホテルへと戻る道をたどっていると、脇道にポツンと灯りが。

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 おおっ!と驚きつつ、ここから先は別にタイトルを分けましょう。

濱焼北海道 魚萬 小樽駅前本店
 https://www.monteroza.co.jp/shop.html?shop=870004
 北海道小樽市稲穂2-9-9 稲穂2丁目ビル
 15:00-24:00 土日祝 11:00-24:00 無休

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