ラーメン:50信州

2024.08.25

新店「信州麺 みそ勝 (みそしょう)@松本市梓川倭」

 安曇野滞在2日目。朝からどんよりとした空模様。雨もサッと降ったりやんだり。安曇野から見る北アルプス前衛の山々には暑い雲がかかっていて、シンボルの常念岳さえどこにあるか判らないほど。

 まぁ仕方ない。買い物がてら出かけたついでに立ち寄ったのが安曇野の最南端、梓川倭の交差点近くにあるこの店。

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 「信州麺 みそ勝 (みそしょう)」
 新店と書いたけど今年6/27のオープンだというから、ほぼ2ケ月が経過。こちらの人にとってはいささか旧聞に属します(^^ゞ

 なんでも豊科に 2019年にオープンした「三空 (みそら)」の姉妹店で、株式会社ソラヤという資本が経営する味噌ラーメンの専門店だという。

 開店時間の11時直前に着いてみると先客無しのPP。後客ポツポツ。日曜日のせいか出足は早いみたい。

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 店先のメニューを載せておきましょう。味噌ラーメン専門というのは、この地では比較的珍しい。それなりにお客さんも付き始めているみたいですね。

 定刻に開店。普通の味噌ラーメンを食べるつもりでいたのだけど、山賊の名前に反応してしまった。

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 券売機で食券を買って着席。スタッフは三人かな。新しいだけあってキレイ。広々とした間取りにカウンター 6席のテーブルが三卓 8席かな。

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 壁に貼られた麺や具材の説明書きも載せておきますね。いろいろコダワリが書いてあります。ご興味のある方はクリックまたはタップしてお読みください。
 ビールを飲めないのが残念なんて思っているうちにご提供。

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 「山賊味噌ラーメン 980円」
 てっきりチャーシューと山賊焼きが入っているものと勝手に思い込んでいたら、山賊焼がドンと載っているだけだった。うーん失敗。信州麦豚を使ったというチャーシューも食べて見たかった。

 他のトッピングはモヤシとキザミたまねぎに白髪ねぎなど。サッと一味が振りかけられていますね。鍋を振る音が聞こえていたので、そのタイプかと思ったのだけど違った。

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 中太ストレートの麺は国産の小麦に信州産の小麦を併せた自家製麺だそうだけど、ツルツル感がよく出ている。ただもう少し強いコシというか弾力があった方が味噌ラーメンらしくて私の好みに近いかな。

 信州味噌と豚骨と鶏ガラベースのスープは尖った感じのないとてもマイルドなもの。美味しいけど、ワタシ的にはちょっと物足りない感じ。

 あくまでも完全に好みの問題。そうそう山賊焼がまた美味しかったな。

 コショーと一味を適量かけ廻して食べ進み、完食の七割汁でご馳走様でした。充分に美味しい味噌ラーメンでしたよ。

 お隣には老舗「支那そば太郎(休業中みたい)」、裏手には海老味噌ラーメンの「ヌプチェ」。ちょっと足を伸ばせば「燕黒」に「麺とび六法」と結構な激戦地。地元の皆さんにとっても選択肢が増えるのはいいことだと思ふ。

信州麺 みそ勝 (みそしょう)
 長野県松本市梓川倭555-1
 11:00-14:45 17:00- 20:15
 水曜休 2024/6/27オープン

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2024.03.06

#新宿地下ラーメン「信州松本 凌駕IDEA ×吉祥寺武蔵家」

 新宿西口ヨドバシカメラでお買い物。いつもは、そのついでに なのだけど今日はヨジバシの方が「ついで」。いつもどおり我が家近くの停留所からバスで新宿西口。バスターミナルに着いて階段を降りると、もう目と鼻の先なのです。

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 何度も何度も来ている「#新宿地下ラーメン」。最近はピンと来ない店が続いたのでしばらくパスしてたのだけど、今回(2/8まで)は信州松本では有名な店が来ているので寄ってみることに。

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 さてその店は信州松本「凌駕IDEA」。松本市征矢野に店があった時代には何回か食べているものの、すぐ近くの南松本(高宮)に移転してからは未訪問。とまぁちょっとノスタルジックな気分もあって今回の出店を機に食べてみようと。

 店先に出ている看板のメニューによると、松本時代の「ニボ二郎」はなく、代わって?「ニボガッツ」なるメニューがあったので、高いなぁと思いつつ券売機でそいつをボチッ。

 水曜日の11時直前という時間。店に入るとまたもやスカスカ。ウーン、無理もないか。12時前後にはもっと入っているのかもしれないけど・・・。

 信州の それも松本近辺と中信地区に縁がある人 または ある程度のラヲタでない限り知っているはずもないブランドだものね。
 だから南松本で縁のあった「武蔵家 吉祥寺(中野が本店)」の名前が必要だったのかもしれない。まぁそれも東京の人には目新しさは無いと思ふ。インバウンドの皆さんには判りにくい場所だし。

 やはりよほど知名度のある有力店でないと激戦地新宿で続けていくのは難しいのではなかろうか。
 出店をコーディネートしてる小田急の人が苦労しているであろうことは想像に難くない。

 てなことはおいといて、紙コップの水を自分で取って案内された席に座ると、間もなくご提供。

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 「ニボガッツ 1,200円」
 ご覧のとおりラーメンの 2/3ほどを大きなチャーシュー二枚が占めています。ほかにメンマとキザミ玉ねぎに黒いのは岩海苔かな? そして中央に「どうしますか?」と聞かれた「ニンニク普通で」。
 醤油色のスープ表面には魚粉(煮干し)が浮いてます。

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 麺は極太のストレート。色合いもちょっと硬めの食感も浅草開化楼の極太麺に似てますね。
 煮干しが効いた濃いスープの持ち上げも良くて、この麺好きなヤツ(^^;

 あまりノスタルジーは感じなかったけど、まぁそれなりに旨い。ただ期待値とお値段が高かっただけに・・・。

 「#新宿地下ラーメン」、結構マメに食べている方だと思う。でも低空飛行という印象は変わらずなのでした。

◇凌駕 IDEA
 https://ryo-ga.com/shop/ryoga_idea_matsumoto/
 長野県松本市高宮南6-15

#新宿地下ラーメン
 https://twitter.com/chika_ramen
 新宿駅西口地下街 小田急エース北館
 SHINJUKU DELISH PARK PARK6
 10:30-21:00 土日祝 10:00-20:30
 不定休 2022/12/1オープン

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2023.08.28

初訪問「らぁ麺 麦一粒(むぎひとつぶ)@信濃松川」

 昨夕、家内の里 安曇野に着いた。娘と孫っちを連れてたった二泊三日の滞在。明日は早めに帰らねばならない。だから中日の今日午前中だけがジィジの自由になる時間。

 というわけで、以前から気になっていた、この店へ。

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 「らぁ麺 麦一粒(むぎひとつぶ)」
 なんでも、横浜の「くり山」という店と「天神下 大喜」で修行した人が 6年前に信濃松川なんて田舎で(失礼) 始めた店だという(奥さんの実家らしい)。
 前者の方は 東京限定のOLDラヲタ的には寡聞にして知らないでいるが、あの「大喜」でとなると行かないわけには(^^ゞ

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 開店時間 11:00の 25分ほど前に着いてみると、店頭のお待ち名簿には先客が 4組 7人。こちらではとっくに学校も始まっている月曜日だというのに後客も続々で開店時間には 11組 18人。なるほど人気店ですね。

 定刻をわずかに過ぎて開店。名前を呼ばれ、カウンターを案内されて着席。厨房はご主人のほか奥さんと女子一人。フロアというか案内担当の女子が一人という四人体制。
 店の隅に小麦粉らしき大きな袋が積まれているところをみると、自家製麺の看板に偽りはなさそうですね。

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 こちらがメニュー。日によってつけ麺が醤油だったり塩だったり、雲呑があったりなかったり? そんな感じらしい。
 案内してくれたフロア担当のお姉さんに連食は可能ですか?と聞くと「はい、ありがとうございます」と、それではとラーメンとつけ麺をお願いしてお待ち。クルマなのでビールを飲めないのがツライところ(;_;)

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 「醤油らぁめん 900円」
 間もなくのご提供。ご覧下さい。美しいルックスではありませんか。濃いめの醤油清湯スープにチャーシューが二種。豚のロースとモモかな??(^^; 本来の色なのか茶色がかった穂先メンマがそそります。

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 白い細麺は加水率低め。でもわりとヤワ目。うん旨いやこの麺。つけ麺と同じなら「春よ恋」メインの麺なのかもしれない。

 この細麺がとてもコクの深い豚と鶏メイン?の醤油清湯をよく持ち上げて、なるほど人気店になるよねと。

 麺を半分ほど食べたところで、つけ麺をお願いした。これが失敗。ラーメンの提供と同時にお願いで良かったみたい。混んでいることもあったのか、かなり間が空いたように感じた頃にご提供。

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 「塩つけ麺 1,300円」
 あ、これなんだ。見た途端、事前情報による思い込みが吹っ飛びましたね。大喜チックな雰囲気(昔の大喜しかしらないけど)を勝手に想像していたのだけど、ルックス飯田商店インスパイヤというかリスペクトみたいな。

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 塩つけ麺のお品書き。というか能書きを載せておきましょう。

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 これによると右がミナミノカオリという品種を石臼で挽いた小麦粉をメインに使った細麺で、左は「春よ恋」メインの細平打ち麺だそう。そう言われても色の違いくらいしか判らない私(^^ゞ 右端にあるのは紫蘇の実と穂先メンマ。

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 「添え物」として出されたのは「羅臼昆布のとろろ昆布」と愛媛県産バラ干し海苔。右は信州らしく「八幡屋磯五郎」特注?の七味唐辛子(山椒と柚子の香りが高く辛味はさほど感じなかった)に、徳島県産すだちだそう。

 そうしてこれに合わせるつけ汁は塩の清湯。表面にはラーメンと同じくチー油。ラーメンの時と同じチャーシュー二種が底に横たわってますね。
 先に書いておこう。ラーメンの時にも感じていたことだけど、このチャーシューのうち、モモ肉?の塩加減が素晴らしい。噛み締めると肉の旨みと塩味がジワリ。これアイラモルトかなんかにピッタリじゃないのと(^^ゞ あ、ロース(だと思う)の方も素晴らしいですよ。

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 さてメインの麺はというと・・・えーと、どちらも旨い(^^; 私的にはツルツル感をより感じる左の細平打ちの方が好きかな。とろろ昆布との相性が抜群。もちろんバラ干し海苔や七味、スダチも味変用の添え物としてちゃんと奏功している印象。

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 麺を食べ終わる頃に出されたのが一合徳利に入った割りスープ。なんと!スープではなく「玄米茶」なのです。これが不思議とこのつけ汁に合っていて旨い。

 思わず「ほんとに玄米茶か?」と思って徳利からレンゲに直接受けて試してみたら間違いなく玄米茶だった(^^;
 旨いのだけど、魚介出汁とかが欲しかったような、なんとなく損したような、でも旨いし(^^ゞ

 ともあれ、ラーメンもつけ麺も完食の全汁。全て美味しく頂いてご馳走様でした。

 見た目がそれっぽいけど、比べちゃいけない。お値段だってそれなり。信州でもギリ許容範囲だと思うし。
 今度いつ来られるか判らないけど、間違いなく再訪必至の店ではあります。

らぁ麺 麦一粒(むぎひとつぶ)
 https://twitter.com/mugihitotsubu_
 長野県北安曇郡松川村赤芝7002-3 最寄駅:信濃松川
 11:00-14:00(スープ切れ終了) 火曜休
 2017/9/29オープン

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2023.03.13

「俺らラーメン ちょもらんま@南松本」で 鯵Wのしょうゆラーメン

 帰京の道すがら、次女が南松本にある「赤ちゃん本舗」に寄りたいというので、その隙にジジはラーメンをと。すぐそばに未食の「月の兎影(つきのとかげ)」という店があるはずなので、検索してしみると定休日だった。

 それではと、やはり近くにあって久しぶりに食べてみようと立ち寄ったのはこちら。

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 「俺らラーメン ちょもらんま」。直近で行ったのは、なんともう11年も前のこと。その時に食べた鯵出汁のラーメンが非常に良かったのです。

 外観もおしゃれな店内もかつてのまま。そして清潔。ファミリー向けの小上がりがあるのもいいところ。

 月曜日の今日、13時少し前という時間に着いてみるとほぼ満席。記帳して待つこと数分で二人掛けのテーブル席を案内され着席。

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 テーブル脇の調味料類は、お酢、コショー、一味唐辛子にラー油。

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 厨房にはご主人らしき人と、男1女1の3人体制。メニューを眺め、かつて感動した鯵のW出汁というやつを注文してお待ち。しばらくしてご提供。

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 「魚介しょうゆラーメン 鰺W(背脂あり)大盛り 980円」
 パッと見、塩ラーメンかと見まがうばかりの清湯。白醤油なんだろうか。大判のチャーシューの上には白髪ねぎに青ねぎ、海苔に極太メンマx1。背脂が浮いていますね。

 そうしてレンゲでひと口スープをすすってみると、うん旨い! でも、あれ?以前感じたほど鯵のガツンがない。鯵出汁ダブルにしたのに?・・・

 鳥と豚骨、鯵干し、昆布などで仕込んだというスープだそうだけど、そすがに11年も前と同じままのはずもないか。

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 麺は中細の縮れ麺。硬めに茹で上げられていて、この背脂と旨いスープをよく持ち上げてくれますね。。トロトロのチャーシューも旨いし、ネギの食感も良しで、美味しいラーメンに仕上がってますね。
 コショーとラー油を廻し掛けてやると更に私好みに。

 完食のほぼ全汁・・・と思ったらドンブリの底には大量の魚粉が。おおっ、ここに鯵さんが溜まっていたのか。かき混ぜれば良かったか(混ぜそばかっ!?(^^;)。うーむ、惜しいことをした。

 ともあれ全て美味しく頂いて、ご馳走様でした。

 また来ることがあったら、今度はお店のイチオシらしい「ちょもラーメン」を食べてみたいと思っている。

 ちなみにこの店、松本市梓川倭に「ヌプチェ」という姉妹店を持っています。チョモランマの前衛ヌプチェを店名にするなんて、ちょっと粋ですね。

俺らラーメン ちょもらんま
 http://www.chomoranma2004jp.com/
 長野県松本市宮田4-13 最寄駅:南松本
 11:30-14:40 18:00-21:40 木曜休

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2019.08.13

新店「らーめん 三空@堀金」で濃厚札幌味噌ラーメン

 Uターン渋滞を避けるため、明日早朝にはこの地を発つ予定。つまり今日が安曇野滞在中で一日を自由に使える最終日なわけだ。

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  というわけで信濃大町から取って返して立ち寄ったのは、今年 4月14日、堀金にオープンした「らーめん 三空(みそら)」。元「麺道 夢幻」があった場所だ。「鶏二郎」を完食出来なかった苦い記憶がある。

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 店の脇には見るからに資本系?を思わせるこんな縦幕が。店内に入りカウンターに着席。夢幻のまま居抜きかと思ったら、若干印象が変わっている。小上がりの一部を残してリニューアルした感じかな。

 厨房は店長らしいお兄さんと助手の男子二人。フロア担当は茶髪のお姉さん。店長の鍋の振り方が堂に入ってますな。

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 メニューをチラリと眺めたけれど、外の縦幕でオーダーは決まっている。看板メニューの濃厚札幌味噌ラーメンを告げて待つことしばし。

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 「濃厚札幌味噌ラーメン 780円」
 もっと野菜がドッと乗ってくるのかと思ったらそうでもなかった。表面には脂の幕が張られている。大きめのチャーシューも好印象。
 熱々で濃いめショッパめのスープが旨い。トッピングされているオロシ生姜を溶いて混ぜてやると、更に私好み。

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 麺は黄色みの強い細縮れ麺で、この熱々のスープの中でもダレたりせず、しっかりコシが残っている。もちろんスープの持ち上げもいい。これ、ひょっとして西山製麺?

 完食。でも大町の9割汁が響いて、ここでは5割汁でご馳走様でした。

 特別ではないものの充分旨かった。でも夏に食べるのはちょっとシンドイ。途中で一味を多めに振ったこともあって、食べ終わると滝汗(^^;

 次回、安曇野訪問はたぶん冬。その際には、また来てみよう。

らーめん 三空(みそら)
 長野県安曇野市堀金烏川4244-2
 11:00-15:00 17:30-22:00
 休業日不明(不定休らしい)
 2019.4.14オープン

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新店?「らーめん 矢@大町」で とんこつ醤油

 昨年12月10日、信濃大町にオープンしたという「ラーメン矢」。そうと分かっては行かないわけにはいかないではありませんか。

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 というわけで安曇野の家内の里からは一時間弱。殆ど信号機のない田舎道をひた走り、開店時間直前に着いてみると一等賞。

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 定刻に開店。初めての店の券売機では左の一番上をボチッ。カウンターに着席。テーブルの調味料はこんな感じ。右側は豆板醤とニンニク。あれ?家系風? そうこうしている内に後客二人。

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 「とんこつ醤油ラーメン 700円」
 待つことしばしでご提供。予想どおりキッチリ家系のルックス。濃いめに茶濁した豚骨スープに太麺、大判の海苔、ホウレンソウ。チャーシューが本来の家系に比べれば小さめなこと以外はまさにソレ。あ、左側のチャーシューは鶏の胸肉?だった。

 スープをひと口すすると、うん旨い。でもやっぱり家系ぢゃん。若干違うのは鶏も混ざっている感じ。

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 本来の家系に比べれば、やや細め 且つ黄色みを帯びているかなという麺は、硬めに茹でられていて、私好み。

 あれ?そう言えば、注文時に麺の硬さやスープの濃さを聞かれなかったぞ。感覚的には「やや硬め、やや濃いめ、やや多め」みたいな感じだろうか。
 チャーシューが豚・鶏ともに柔らかく旨かったなぁ。

 ともあれ美味しかったので、完食の9割汁でご馳走様でした。大町で家系を食べたくなったらココ。二郎系を食べたくなったら「ぶたのさんぽ」と決めた。

らーめん 矢
 長野県大町市大町3761-1
 11:00-14:30 17:00-20:30
 水曜・最終週の火曜休
 2018.12.10オープン

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2019.08.09

「トリデン 安曇野市役所前店」で ラーメン

 とんかつでお腹一杯のはずの帰り道。混雑を避け久しぶりに安曇野市役所側の道を走っていると、突然「ラーメン トリデン」の看板が目に飛び込んできた。

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 ここに「トリデン(鳥傳)」が出来ているとは知らなんだ。後先を考えず、急遽ウインカーを出して店先の駐車スペースへ。
 どうやら豊科の「トリデン」の2号店らしい。上の画像には写っていないが道路側の目立つ看板は「トリデン」とカタカナであるところから、松本の「とりでん」系ではなさそうだ。少なくとも 2016年1月にはあったらしい。

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 ともあれ開店後間もなくという時間。先客は一組だけ。カウンターに座ってメニューを眺め、もっともオーソドックスなラーメンを注文。豊科の本店と同じくスープ(油)の濃さ、麺の硬さを選べるようになっている。初めてなので、どちらも「普通」でお願いした。

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 「ラーメン 630円」
 茶濁したスープの表面にはラードが浮いている。普通でこれだから一番上のウルトラCだとどうなるのか。
 鶏と豚骨を煮出したと思われる醤油ベースのスープは特段魚介がどうのということもなく、家系の味に近いと感じた。うん、なかなか旨い。

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 麺は中細縮れ麺。これで麺が太麺でホウレンソウでも乗っていたら家系に寄せた?と勘違いしてたかもしれない。
 何故か替え玉もメニューもある。博多系極細ストレートの低加水麺なら判るけど、ソノ気にはなれない。食べるなら最初から大盛りの方がしっくりくる。

 そうそう、チャーシューは柔らかく美味。普通にご馳走様と店を出たのだけれど、要するに私好み(^^; 再訪有りの「トリデンなのでした。

トリデン(鳥傳)安曇野市役所前店
 長野県安曇野市豊科成相4319
 11:30-14:00 17:30-スープ切れ終了
 日曜休

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2019.05.01

2019GWの安曇野「新店・とりしな屋@豊科」

 せっかく赤倉という温泉地まで来たのだからと、帰りは近くの日帰り温泉施設に立ち寄ってから安曇野へ。

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 目的地はこちら。先月17日にオープンしたばかりの「麺kids とりしな屋~和んべえ店~」。まだ二週間しか経っていない。寸八@松本系の「鶏支那屋@南松本」の二号店だそうだ。

 14時少し前に着いてみると、駐車場は満車。お待ちの先客も4組と繁盛しているらしい。しばらく待って空いたスペースにクルマを駐めて店内へ。さほど待たずに着席。
 入ってみて何故「麺kids 」なのかが判った。子供連れに配慮した店作りだかららしい。奥の大広間には遊具のあるキッズスペースがあり、授乳室もあるそうだ。またメニューもお子様向けのものを用意しているとのこと。

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 さてこちらが通常のメニュー。「寸八」は確か家系チックなラーメンだったと思うのだけど、この店はその名のとおり鶏出汁の支那そばがメインみたいだ。

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 最初に出てきたのは「ギョーザ(6個) 400円」。家内とシェアして食べた。特別なことはなく普通に食べられるギョーザだ。どちらかと言うとニッスイや味の素の・・・・の方が。

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 「鶏支那そば(正油)大盛り 850円」
 私が頼んだもの。大きめのチャーシューに海苔、メンマ、キザミねぎ。右手前はほうれん草。
 表面には鶏湯の層が出来ていて思ったよりオイリー。鶏支那そばという名前からもっとあっさりしたものを想像していたのだけど、違った。卓上のコショーを多めに振って、おろし生姜を適量投入してやると、アブラっぽさが中和され、かなり私好みになった。

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 極細ストレートの麺が惜しい。最初のうちは良いのだけど、この熱々のスープの中では最後まで保たない。途中からダレた感じに。大盛りにしたのも失敗だったかもしれない。

 バラ肉のチャーシューが旨かった。もう少し厚いと嬉しい。

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 「特製油そば 830円」
 まぜそば好きな家内が頼んだもの。普通に美味しかったそうだ。「オリオン食堂のまぜそばの方がずっと好き」だそうだ(^^;

 ともあれ「令和」最初のラーメンは、安曇野のオイリー支那そばなのでした。

麺kids とりしな屋~和んべえ店~
 長野県安曇野市豊科617-3
 11:00-15:00 17:00-23:00
 木曜休 2019.4.17オープン

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2019.01.02

2018-19冬の安曇野・ラーメン初めは「行雲流水@穂高」

 正月二日から開いているラーメン店の心当たりは二つ。最初に一番近い「ヌプチェ@倭」に行ってみると、すでにかなりの行列。出遅れたか。

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 それではと穂高まで足を伸ばして「行雲流水(こううんりゅうすい)」である。元「麺ちょびほた丸」があった場所ね。前にも書いたけどジョージ秋山氏の「浮浪雲」の主人公を想起させるネーミングだ。

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 幸いまだ席が空いていて、すんなり着席。メニューを眺めて、一番上にある味噌ラーメンをオーダー。寒いこともあって気分は味噌だったのですね。

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 「とろみにぼし味噌麺 860円」  具は低温調理だという大きなローストポークに水菜と糸唐辛子、ダイコンの千切り。その名のとおりトロミの強いスープはいわゆるベジポタ系。あまり味噌が強くないのが私的には嬉しい。

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 やや茶色がかった細ストレート麺がこの熱々でトロミの強いスープをよく持ち上げる。一気に口の中に入れたら火傷しそうになった(^^;

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 大きくて柔らかなローストポーク。旨いのだけどもう少し厚みがあると食感的にも嬉しいかなと。

 あと細麺のせいか熱々のスープの中で最後まで保たずに、ちょっとダレてしまった印象。

 ともあれ、ラーメン始めとしては充分満足できるレベルの味噌ラーメンなのでした。

 今度はこの店の醤油系あっさりを食べてみたい。

行雲流水(こううんりゅうすい)
 長野県安曇野市穂高8208-2
 11:30-14:00 18:00-21:30 火曜休
 年末は29日まで 年始は 1/2からだそう
 2016.5.3オープン 2023年春頃 豊科に移転
 2024年6末をもって閉店とのこと

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2018.08.18

2018夏の安曇野「とりでん@松本」で 野菜そば

 家内を松本まで送っていく途中で「とりでん」を発見。ざっと30数年前に何度か食べて以来だ。
 長野オリンピックを境に大きく変貌した松本。区画整理などに伴って移転?したと聞いていたけど、ここだったんだぁと。

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 そうなるともう堪らない。ちょうどお昼時。家内を目的地近くで降ろすと取って返し 11:40に店の前。

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 松本におけるラーメン店の老舗中の老舗。でもかつてのレトロな佇まいではなく今風の店構えになっている。暖簾に1948とあるから昭和23年。今年で創業70周年ということになる。
 ちなみに安曇野は豊科にあるカタカナの「トリデン」とは、たぶん姉妹店。

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 店内はカウンターと小上がりという構成。この時間で先客は2人、後客は家族連れを含め3組8人ほど。この家族連れ以外は会話から常連さんだと判る。
 ご主人一人でのオペレーション。二代目?かつて来たときとは違う印象。

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 店内に大きく掲げられたメニュー板を眺め、かつて好んで食べたメニューは何だったろうと。

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 「野菜そば(大) 900円」  で、オーダーしたのはこちら。いかにも昭和チックな見た目。

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 醤油色に茶濁したスープは店名のとおり鶏ダシが良く効いたもの。さらに野菜の旨みが溶け込んで、これは旨い。これぞ昭和。そんな風に思わせられる。

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 脂の他に表面に浮いている細かい粒子状のものは何だろろう。魚粉ではなさそうだし、ひょっとしてアク? 全く不快ではないので問題はない。

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 細ストレートのやや縮れ麺。昭和風にかなりヤワメかと思ったけど、そんなことはなく適度なヤワさとでも言うか。取り敢えず文句なし。

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 しばらく食べ進んで発掘(^^; こんなゴツッとした感じのチャーシューが1枚(1個?)に、元は1枚?だったと思われる小塊が二つ。歯応えがあるタイプで見た目以上に旨いのが特徴(^^;。

 かつての味は忘れてしまっているけれど、しっかり昔ながらの中華そばの味を守ってくれている松本の名店。

 また機会を見つけて食べに来よう。未食の方で、この地にご縁がある方には是非にとお奨めしておきます。

(備忘録:店の斜め前の月極駐車場に当店用の駐車スペースが5台分?有り。気づかず近くの有料に駐めてしまったのでした。)

とりでん
 長野県松本市大手2-7-17 最寄駅:松本
 11:00-19:00 日祝は 18:30まで。
 水曜休 1948年(昭和23年)創業

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