ラーメン:24その他の23区

2024.08.30

#新宿地下ラーメン「麺屋 音」で極上手もみ肉中華

 「大北海道展」でご当地弁当の買い出しを済ませると、そろそろ昼食時。外は大雨だしで地下街から雨にぬれずに行けるこちらへ。

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 「#新宿地下ラーメン」。最近はあまりピンとくる店が出ていないこともあって3ケ月ぶりの訪問。

 今回出ていたのは「麺屋 音(おと)」。北千住にあって鶏白湯で有名な人気店だというけれど、新店や人気店情報に疎くなっている私的には初めて知る店。8/26から8/31までの出店だというからもうおしまいですね。

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 こちらが店先に出ている看板のメニュー。この新宿地下ラーメンのメニューは相変わらずどれも高いなぁと思いつつ券売機で一番スタンダードな?安い食券を買って着席。

 11時少し過ぎという時間。広い店内に先客はポツポツと 5-6人ほど。スマホでニュースなど眺めていると間もななくご提供。

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 「日本三大地鶏×薩摩黒豚の極上手もみ肉ラーメン 1,200円」
 ご覧のとおり鶏白湯というにはやや醤油がかったスープに大きなチャーシューが二枚。そしてホウレン草に海苔、メンマ、キザミねぎ。

 鶏白湯ではあるけれど豚の存在を強く感じる塩味の強いスープは家系を彷彿ととさせられる。大判チャーシューとホウレンソウだものね。大判の海苔があと二枚あったら、もっとそれらしい。

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 麺はご覧の通り超幅広の平打ち麺。なかなか珍しいタイプ。旨い麺だし文句はないけど、この濃いスープには酒井製麺系の太ストレートの方が・・・家系にしようとしてる(^^;

 スタッフのお兄さんに言わないと出てこないコショーを貰い、廻しかけてやると、ちょっといい感じ。

 1,200円はワタシ的には高いと感じるけど、ちゃんと美味しいしで完食の8割汁。ご馳走様でした。

 ところで、日本三大地鶏って比内地鶏と名古屋コーチンと・・・あとどこ?(^^; 大山とか薩摩とかだろうか。まぁ朝市だとか瀑布(滝)だとか うどんだとか、日本三大なんとかの三つめは、大概それぞれの地元なり好きなものを言うのだろうから色々ですね。

麺屋 音(おと)
 https://menyaoto.shopselect.net/
 足立区千住3-60 最寄駅:北千住
 11:30-00:00 無休 2013/10/16 Open

#新宿地下ラーメン
 https://twitter.com/chika_ramen
 新宿駅西口地下街 小田急エース北館
 SHINJUKU DELISH PARK PARK6
 10:30-21:00 土日祝 10:00-20:30
 不定休 2022/12/1オープン

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2022.10.30

「大木戸@梅屋敷」で 牡蛎のらーめん

 昨日FBで塩哲さんの情報に接した。大木戸で牡蛎のらーめんをやっているという。「そぉれは行かなきゃ!」と急遽友人SとSPの二人を誘って目指すは梅屋敷。日曜日のせいで環七も空いていてスイスイ。

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 「ラーメン 大木戸」 開店時間の 5分ほど前に着いてみると、ご主人Fさんがもう準備できているからと笑顔で迎え入れてくれた。

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 入口脇と券売機には事前情報どおり限定メニューの「牡蛎のらーめん」と「ブラックのらーめん、つけめん」がある。ブラックにもソソられるものがあったけど、今回は迷わず「牡蛎」を選択。この店で「牡蛎の」を食べるのは、ほぼ3年ぶりになる。

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 「限定 牡蛎のらーめん 1,000円」
 出てきた瞬間に「おおっ!」 かなり大粒の牡蛎がゴロゴロ。大6つに小粒なヤツが2つ。そして牡蛎の豊潤な香り。
 ほかのトッピングは野沢菜だけという潔さ。たしかにこれだけ牡蛎が載っていたら、もうそれだけでいい。

 大木戸らしい和風のスープにはもちろん牡蛎の風味が溶け込んで、旨いに決まってる。

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 サービスで中盛りにしてもらった浅草開化楼製の細ストレート麺。それ自体も旨いのだけど、このスープをよく持ち上げてくれるのですね。

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 適宜 間を開けながら牡蛎を頬張りつつ食べ進みます。するとそのたびに口腔内が牡蛎、かき、カキで満たされるのです。もう堪りません。

 もちろん、このスープは残せません。完食の全汁でご馳走様でした。

 わざわざ東京のディープサウス、梅屋敷まで来た甲斐があったというもの。できればまた中央線よりに戻ってきてくれると嬉しいのだけど(^^;

ラーメン大木戸
 大田区大森西7-7-17 最寄駅:梅屋敷
 11:15-15:00 17:00-21:00
 不定休(ほぼ無休)元「むろや」 2014.3.16移転オープン

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2022.07.24

「大木戸@梅屋敷」で 冷やしまぜそば

 友人Sを乗せて環七を南下。日曜日のせいで空いていてスイスイと梅屋敷。と言っても 45分はかかるのだけど。

 Twitterによると限定で「冷やしまぜそば」をやってくれるという。珍しい。かつての「むろや」時代を含めてこの店の「冷やしまぜそば」を食べた記憶がない。であれば行かねばと。

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 「ラーメン 大木戸」 最近外観をリニューアルしたらしい。ちょっと明るくなった印象かな。
 ほぼ定刻に着いてみると先客ナシ。しばらくして後客2。

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 券売機を見ると限定メニューは事前情報どおり「冷やしまぜそばと」と「鰻のラーメン」がある。鰻も魅力的だけど迷わず「冷しまぜそば」を選択。

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 「限定 冷やしまぜそば 900円+大盛 100円」
 ドンブリまできっちり冷えていて、いかにも冷やしという感じ。トッピングは味玉半身にトマト、鴨肉の燻製、カニのほぐし身、海老、アボカド。まずはマゼマゼしてしまいましょう。

 甘辛いツユ(タレ)に調味油、全体にベタッとしがちだと思うのだけど、トマトの酸味がそれを打ち消しているのか、実によくバランスが取れている。鴨肉の燻製があった場所の下には、その風味が乗り移り、これもまたいい。

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 冷水でよく締められた浅草開化楼製の極太平打ち麺が素晴らしい。この強いコシがある麺を力を込めて嚙み、食べ進む感じがただの「まぜそば」ではなく「冷やしまぜそば」であることを再認識させられる。さすがはFさんだ。

 大盛りだと多すぎるかな?というくらいの麺量は、充分な満足感を与えてくれるる
 もちろん蟹のほぐし身も海老も旨いし、半熟玉子の味の入り方も素晴らしい。

 最後に残ったツユに冷たい割りスープを少量足して貰って、完食の全汁。

 わざわざ梅屋敷まで足を伸ばした甲斐があるというものです。ご馳走様でした。

ラーメン大木戸
 大田区大森西7-7-17 最寄駅:梅屋敷
 11:15-15:00 17:00-21:00
 不定休(ほぼ無休)元「むろや」 2014.3.16移転オープン

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2015.12.15

「牛骨らぁ麺マタドール@北千住」で三種葱増醤油らぁ麺

 北千住まで来たついで? あまりにも有名な「牛骨らぁ麺マタドール」

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 なかなか北千住までは来ないので、この機会にと駅からトボトボと歩いて、14時少し前に到着。なるほどマタドールだからイメージカラーは赤と黒なのね。

 さすがに平日のこの時間だと空いているみたい。行列もなくすんなり入ることができた。券売機で食券を買って待つことしばし。

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 「三種葱増醤油らぁ麺 930円」
 牛薫る系は新井薬師前にかつてあった「嵐風」以来かな。

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 まさにその牛薫る上品なスープ。ラーメン本の大賞を取ったり、沢山の人が賞賛しているのがよく判りますな。三種のネギの使い方も実にうまい。

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 ヤワめの麺だけが私的にはちょっと惜しい気がするものの、牛肉チャーシュー?もその他の具も食感と味のバランスが素晴らしい。久しぶりに「おおっ」と思わされた一杯なのでした。

 再訪必至と思ったけど北千住は遠い。駅からもちょっと離れてるし・・・また機会があったら、ヤワではないであろう「つけ麺」や「油そば」も攻めてみたいものです。

◆牛骨らぁ麺マタドール 本店
 http://matador.tokyo/
 足立区千住東2-4-17 最寄駅:北千住
 11:30-14:30 18:00-21:00(売り切れ終了)
 日祝 11:30-16:00(売り切れ終了)
 月休(但し「まぜそば専門 闘牛脂」として営業)

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2014.04.17

初「自家製麺 伊藤@赤羽」で中華そば

 珍しく、赤羽なんていう土地勘のない場所で昼食タイム。そういえば赤羽駅すぐの所に「二郎」が出来ているはずた。となればこれも良い機会だと早速行ってみると、あれま振られた。臨時休業らしい。悲しひ。帰ろうかと駅前に戻りつつ考えると、ずっと未食のままの有名店が駅前にもう一つあったよねと思い出した。早速グーグルさんに聞いてみると、本当に駅前だった。

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 「自家製麺 伊藤」である。王子の本店?直系の店として、オープン当初から評判の高かった店だが、赤羽という馴染みのない土地のせいもあって、これまでずっと未食のままだった。
 着いてみると表通りにはわずかに店名を示す暖簾が架かっているだけ。間口はよく見て一間程度しかなさそうだ。横の路地を入ると鰻の寝床状に奥へと店が伸びていて、直線のカウンター8席だけの店内が見えた。

 11:20分頃の店内は先客2人。奥の券売機で一番左上にあったメニューを選択。自分で水を汲んで着席。待つことしばし。

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 「中華そば(中盛) 700円」
 なるほど、伊藤系ですねぇ。ご覧のとおりトッピングはキザミねぎだけという潔(いさぎよ)さ。スープは評判どおりの煮干し系。煮干し星人な私的には、多少エグみが出てしまってもいいから、もうワンパンチあってもいいかなと。

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 麺が旨い。自家製麺を謳うだけあって、これは素晴らしい。博多系の極細麺を太くしたかのような、加水率低めの中細ストレート麺が絶妙な茹で加減で提供されている。スープとの相性もまた見事。

 さすがは「伊藤」と思わせれるラーメンなのでした。ただ、700円という値段で、この潔さは果たして・・・。

 ともあれ旨い中華そばの店です。今更ではありますが、お近くに行く機会があって未食の方には、是非どうぞとお奨めしておきます。

 という私は滅多に行く機会がない土地なので、「二郎」が営業していれば、そちらへ並んでしまいそうです(^^ゞ

◆自家製麺 伊藤
 北区赤羽1-2-4 最寄駅:JR赤羽
 11:00-16:00 17:00-23:00
 日祝 11:00-21:00 不定休

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2014.02.19

「武蔵家@北千住」で硬め濃いめ多め

 北千住なんていう私的には完全アウェーな?土地で昼食時を迎えた。駅ビルの中に「青葉」と「空海」があることがすぐに判ったが、どうもピンと来ない。検索をもう少し続けると駅の反対側に家系があった。「武蔵家 北千住店」である。
 お気に入りの店の一つのはずなのに、中野の本店にはもう随分と行っていない。過去ログを調べてみると、5年も前が最後だ。系列の「武道家」にも、もう一年以上行っていない気がする。

 券売機で食券を買って、逆L字型カウンターに座ると、家系らしく「お好み」を聞かれる。「硬め濃いめ多め」をお願いした。ランチタイムサービスのライスも聞かれたが、ここはグッと堪えることにした。

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 「ラーメン(中) 750円」
 豚骨醤油の茶濁したスープに中太麺。大きな海苔が3枚とホウレンソウ。家系の基本をハズしてませんな。ちょっとチャーシューが小さめだけど、この時間帯はチャーシューの切りおとしというか小さなサイコロ状にカットしたものが無料で追加(画像奥)できるので、それは無問題。

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 酒井製麺製のストレート麺は横浜家系御用達。硬めが私的に正解。記憶よりも細くなったような気がしたが、単に思い違いか。いずれにせよ、硬めの麺にこの濃くて強いスープがよく似合う。

 このあと、テーブル上のおろしニンニクを適量とおろし生姜を多めに入れて、さらに胡椒を適量。旨いウマイとアッというまに完食の全汁してしまった。

 久しぶりのラーメンが家系というのも、濃いめ強めの味が好きな私には合っているのだろう。満足の一杯なのでした。

◆横浜ラーメン 武蔵家 北千住店
 足立区千住旭町40-25 吉田ビル 1F 最寄駅:北千住駅
 11:00-25:00 無休

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2013.04.24

「つけ麺さとう@豊洲」で 醤油つけ麺

 久しぶりに豊洲。なんだか地の果てのような土地だと思ってたら、いつのまにかちょっとした都会に・・・駅の付近だけか。

 ともあれそんな場所で昼食時を迎えた。以前食べた駅前のラーメン店はパス。さてどこにしようと見回すと「つけ麺 さとう」の文字。たしか神田や新橋でも見かけたような。券売機でつけ麺の食券を買って着席・・・した途端にご提供~。ちと嫌な予感。

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 「醤油つけ麺(並盛り)700円」
 並盛りでも 350gあるらしいのでこれにしたのだけど、よく見たら茹で上がりでだった。損した(^^;

 でも返って正解だったかもしれない。着席と殆ど同時に出てきた麺は・・・やっぱり。 つけ汁は今時の豚骨和風でトロリタイプのもの。

 豊洲は昼間人口が爆発的に増えている割りには、圧倒的に食べ物屋さんが少ないのだそうだ。
 たしかにそうなんだろうなと。前回の駅前のラーメンといい、その事情を垣間見たような気がする昼食なのでした。

◆つけ麺さとう 豊洲店
 江東区豊洲4-1-5 最寄駅:豊洲
 11:00-27:00 無休

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2013.03.25

「豊洲ラーメン@豊洲」でランチセット

 珍しく豊洲なんていう場所で仕事。時間がないので駅直近で目の前にあったラーメン店へGO!
 いかにも街のラーメン屋さんという雰囲気の店内は「ゲッ、地雷を踏んだかな」みたいな第一印象(^^; でも立地がいいせいかお客さんは沢山入っているようだ。

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 「らーめんランチセット 750円」
 セットの「ミニ丼(麻婆豆腐丼 200円)」の方が先に出てきた。

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 「ラーメン(550円)」。
 続いて出てきたのがこちら。どこから見ても普通のラーメン。見た目どおり普通のお味。
 普通のミニ丼に普通のラーメン。セットで 750円なのだから、昨今のラーメン専門店のラーメン一杯分と変わらない。文句を言っちゃぁバチが当たる。

 この豊洲という土地。ビジネスビルとマンションの建設ラッシュで昼間夜間とも人口が爆発的に増えているそう。でもそれに対して食べ物屋さんの数が追いついていないのだとか。飲食業的には間違いなく狙い目の土地なのだろう。

 それにしても、この豊洲という土地。お隣の東雲あたりも含めて、一昨年の3.11ではニュースにこそならなかったものの、極局地的には小規模な液状化現象も見られたのだとか。その後しばらくの間、この付近のマンションは全く売れなかったのだそうだけど、人々は忘れるのが早いのか、また順調に売れている・・・とは、この地に勤める知人の話。

 しばらく、この豊洲という土地に出入りしなくてはならない。恐る恐る?他のラーメン店にも行ってみることにしよう。

◆豊洲ラーメン
 江東区豊洲4-1-1 最寄駅:豊洲
 営業時間不明 無休らしい

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2011.05.23

「金町製麺@金町」の醤油ラーメン

 久しぶりの金町。時間は午後二時前、となれば、遅い昼飯は当然ここ。「立ち呑み居酒屋 金町製麺」である。

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 ご存じのとおり「七彩@都立家政」の姉妹店で、昨年9月のオープン。どーして金町?みたいな感じはあるけれど、とにかく旨いラーメンが食べられるのだから、文句はない。

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 店内はこんな感じ。この時間には先客も後客もなし。

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 「醤油ラーメン(大盛) 650円」
 あれま、以前食べた醤油とはガラリと雰囲気が変わっていて、これはもう見た目からして「七彩」のラーメンそのものといった感じ。スープを一口すすると、そのまんま七彩の味が口の中に広がる。

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 麺は七彩と同じ極太平打ちの縮れ麺。チャーシューも七彩と同じ豚ロース?肉のもの。しっかりした歯応えと、豚肉の旨味をちゃんと味わえるのが特徴。

 この七彩らしい優しい醤油味のラーメンも好きだけど、初めて来たときに食べた、濃い醤油色で、その醤油がもっと立ったスープに、加水率低めの細ストレート麺というラーメンが食べたかった・・・あれは夜の部用のメニューだったのだろうか。まぁ、美味しかったから文句はないのだけど。

 このラーメンが行列もなく食べられるなんて、金町の人はうらやましい。ともあれ、また一度夜の部に来てみなくてはなるまい。

 あ、そうそう。スタッフのお姉さんがなかなか可愛い。愛想はあまりないんだけどね(^^;

◆立ち呑み居酒屋 金町製麺
 葛飾区金町6-2-1 最寄駅:京成金町・JR金町
 11:30-14:00 18:00~終電くらい
 不定休 2010.9.8オープン

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2011.05.18

「トナリ@東陽町」でタンカラ

 取引先からの移動の途中、久しぶりに永代通りを東陽町へ向かった。何気なく窓の外を見ていると、行列ができている。ポケッとしていたので、気づくのが遅れた。「トナリ@東陽町」だ。18時前、開店直前の店先にできていた行列だったのだ。その数、わずか数人。
 これは並ばない手はないと、乗っていたタクシーを予定外に停めていそいそとお支払い。少し戻って行列に並ぶことにした。

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 この店は言わずと知れた「六厘舎」系のタンメン専門店。元々は「六厘舎@大崎」の「隣り」で営業していた店が、この地に移転してきたものだ。私にとっては今年3月、初めて「タンギョウ」を食べて以来の訪問となる。

 着席して「タンカラを大盛で」と注文して待つことしばし。今回はガス台や茹で釜付近がよく見える位置だったので、タンメン作りを見ていることにした。
 野菜の投入から熟練の鍋振り、大量の白い粉、具材の投入(^^;、炒め終わると同時に茹で上がる麺。完璧なタイミングとでもいうか。手際のよさが際立つ見事なオペレーションだった。

 出来上がる直前に「おろし生姜入れますか?」と尋ねられたので「はい」と返答。この店でこのおろし生姜は欠かせません。で、出てきたのがこれ。

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 「タンカラ(大盛り) 980円」
 「タンカラ」とはタンメンとカラアゲのセットのこと。結構なボリューム感。普通盛りだとちょっと物足りないし、大盛りに唐揚げ または ギョウザだと、ちと多いしと悩ましいところだ。

 盛大に盛られた野菜で麺が見えない。正面奥に小さく小山になっているのが粗くおろした生姜。私のイメージの中では、タンメンの二郎バージョン。味は全く違うけど、そんな感じがしている。

 レンゲでスープを一口すすると、う、ウ、旨い。スープの中に野菜の甘みと豚肉やタコ足などの旨みが溶け込んで、全体として強烈なまでの旨み。た、たまりませんな。

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 この強い旨みのあるスープに負けていないのが浅草開化楼製の極太平打ち麺。いいねぇ。
 適当なタイミングでおろし生姜の山を崩してやると、ガラリと雰囲気が変わる。強い旨みは邪魔せずにスッキリ感が加わるのだ。

 唐揚げの方は、この強い旨みのタンメンを食べながらだと味がわからなくなってしまう。だから二つ目からは少し時間を置いて食べたのだけど、熱々でなくなってしまうのがもったいない。柔らかくて美味しい鳥の唐揚げだったけど、できればタンメンの前に食べた方がよかったかなと。

 例によって完食の全汁。大盛りに唐揚げは多すぎたなと思いつつも大満足で店を出たのでした。

 この店に来るたびに思い出すのは、「はつね@西荻窪」。「トナリ」のタンメンとは対極にある清々しいまでのタンメン。ちょうど野菜が美味しい時期だろう。なんとか食べに行かなくては。

◆トナリ
 江東区東陽3-24-18 最寄駅:東陽町駅or木場
 11:30-15:00 18:00-22:00 無休
 2009/9 オープン

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