新店「東京とんかつ がぶう@御徒町」で 三右衛門豚の特上ロース
御徒町駅北口から徒歩数分の場所に、先日金曜日にオープンした「とんかつ」の専門店。
今年3月まで「けい太@西荻窪駅前店」で腕を磨いたT君が若きシェフとして参画した店だというので出かけてみた次第。「株式会社 GAVRIFOOD」という会社が経営母体のようだ。
「東京とんかつ がぶう」
念のためにと早め、開店時間の30分ほど前に着いてみると先客1。後客は7人? お店は地下なので階段に腰かけてお待ち。
定刻 11:30の15分ほど前にキャッシュレスな券売機での食券の購入を促され、店内の待ち席(5人分)でお待ち。


定刻の数分前に開店。カウンターのみ17席の店内はとんかつ専門店にしてはかなり広い空間。厨房も広々としていて客席も余裕たっぷり。
かなりお金がかかってますね。今時これだけの空間と設備となると相当な初期投資かと。もう高級店の雰囲気です。
券売機ではというか、このお店では複数種の豚肉を扱っていて、この日は岩中豚、三右衛門、まる豚、TOKYO X等が券売機に並んでいる。それぞれに上ロース、特上ロース、上フィレ、特上フィレがある。
今回は今まで食べたことのない「三右衛門」の特上ロースをビールとともにボチッ。
なんでも茨木県坂東市にある「山西牧場」のブランド豚だそうで、お店のイチ押しでもあるとのこと。
厨房の揚げ場前はT君だけ。他にホール兼任の女子1と男性1の3人体制。 開店したばかりだというのに対応もしっかりしてる。
「アサヒスーパードライ(小瓶) 748円」と「先出しのキャベツ」
けい太と同じ黒トリュフのドレッシングを使ってますね。黒トリュフのほかに花鳥も香るものなのだけど、二郎で鍛えた?ワタシ的には無問題。美味しければいいのです。ただあまりに少量なのが惜しい。
キャベツをツマミにビールを飲むうちに(小瓶なので2本目)メインのご提供。
茨木県産「三右衛門豚の特上ロースかつ膳 3,828円」
いかがでしょう、このルックス。キャベツはちょうどお代わり中。ご飯は羽釜で炊いた山形県産の「つや姫」。赤出汁の味噌汁、そして「メンチカツ 528円」。お新香が欲しかった。そう思うのは昭和前半生まれのおっさんだけか(^^;
見事な火の入り加減でしょう。さすがはけい太の駅前店を任されていただけのことはある。
まずは何も付けずにひと口。あ、旨い! 初めて食べた三右衛門の特上ロース(リブロース)にちょっとビックリ。
この豚を使っているる京都の老舗「名代とんかつ かつくら」によると『「飲める脂」とも評されるさっぱりとした脂と、やわらかくコクのある赤身が特徴』なのだそう。
なるほど、火入れの良さもあるのだろうけど、赤身の柔らかさとその旨味、さらに口の中で溶け解けるような脂身の旨味が素晴らしい。
これまで食べてきた豚の中でもワタシ的にはトップクラス。あっさり目が好きな方には向かないかもしれないけど、これは素晴らしい。滅多にヒレを食べることがない私だけど、この豚のヒレも食べてみたいものだと思った。
そしてこのリブロースには醤油とワサビという組み合わせがよく合う。いつもは塩とカラシという組み合わせで殆どを食べるのだけど、この豚ロースには醤油とワサビ(^^;
そうそう、メンチカツを忘れてた。これも文句無しに美味しい。
羽釜で炊いているからか旨味を感じる「つや姫」のご飯も旨い。強いて言えばだけど赤出汁が若干弱いかなぁ。濃い味が好きな私だからそう思うのかもしれないか。
次回はこの豚のヒレか渋川産?「まる豚」を食べてみたいと思っている。上野・御徒町はとんかつの老舗・名店が多い地域。ジモティーの舌も唸らせられると思うものの、頑張ってほしいものだ。
なにはともあれ、全てきれいに頂いてご馳走様でした・・・・# 再訪必至の店なのでした。
◆東京とんかつ がぶう
https://x.com/tokyo_tonkatsu
台東区上野4-6-4 最寄駅:御徒町
11:30-15:00 (LO.14:00) 17:30-21:00 (LO.20:00)
2025/4/25オープン
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