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2024.09.05

高円寺「ひるのっけ」で 竹岡式ラーメン

 随分前からお隣りの高円寺に「竹岡式ラーメン」を提供する店があることは知ってはいた。でも高円寺と言えばワタシ的には「ともちんラーメン」。
 ところが今日は何を思ったか(本当は興味を惹かれて)純情商店街には向かわずに高架下へ。途中北に転ずるとすぐそこにあるのがこの店。

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 「竹岡式ラーメン ひるのっけ」
 夜の部は「オホーツク北見焼肉 のっけ(北の牛)」というのが本来の店の姿で、この昼の部のラーメンは二毛作(間借り営業?)とうわけ。

 店内は6人?しか座れない逆L字型のカウンターのみ(二階に座敷席があるらしい)。開店時間の 11:30に着いてみると先客は若いサラリーマン風の男子一人だけ。厨房は年配のご主人と奥さん?の二人体制。

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 店先のメニュー表(画像は店のXから)によると昼の部は竹岡式ラーメンのみ。価格はとにかく 1,000円。並盛 270gも大盛り 400gも同じ。さらにトッピングとして書かれているチャーシューにヤクミ(刻み玉ねぎ)、煮玉子を全部入れてもとにかく 1,000円なんです。

 まずは「並盛の全部入り」で頼んでおいて、昼のメニュー表にはない「ビールはありますか?」と聞いてみると「生で良ければ」と。

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 「生ビール(サッポロ黒) 600円」
 これなんですよ、これ。今日は暑いし湿度も高いしで、これでなきゃと。富津竹岡の元祖?「梅乃家」だと毎度クルマなので、名物の「梅割り」も呑めないのです。

 生ビールをアッと言う間に飲み干して手持無沙汰でいると、間もなくご提供。

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 「竹岡式ラーメン(並 270g)全部入り 1,000円」
 ご覧のとおり見た目はかなり梅乃家風でありますね。暗めの店内。光線の加減によるかもだけどスープとチャーシューの色がやや薄め。真っ黒に近い醤油色ではないかなと。

 ご主人のオペレーションを見ていると最初に香味油?みたいなものをドンブリにひとサジ。そしてタレ(チャーシューの煮汁だと思われる)を投入した後に白い粉(たぶんグルエース?)が 二(ふた)さじ。

 そして麺の茹で湯と普通に沸かしてあるお湯とのダブルスープならぬダブルお湯で、そのタレを割ってやるとスープの完成。

 そこへ投入するのは茹で上げられた「都一(みやこいち)」の乾麺。麺線を揃えチャーシュー、ヤクミ、煮玉子、海苔をトッピングすると出来上がり。

 で、肝心のお味の方はというと。スープはあくまでも梅乃家と比べるとだけど見た目と変わらずやや薄め。5枚載ったチャーシューもやや薄め(^^;

 スープをひと口ふた口味わった後、念のため「これ、タマサ(宮醤油店)の本醸造醤油ですか?」とご主人に聞くと「そうです」と。

 先日我が家沼袋の「たつや」で食べたものと、多少の違いこそあれ同じ系統の味ですもの。納得です。

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 都一の麺はさすがに食感も味もそのまんま。違うのはスープを纏って上がってくるときの麺の色くらいのもの。

 なんのかんの言って、しっかり梅乃家「風」の竹岡式には仕上がってます。東京の、しかもお隣り高円寺でこれを食べられるのなら文句はありませんね。

 やっちゃいけない完食の全汁。「ご馳走様でした。また来ます」と言って店を出ることに。

 オホーツク北見焼肉というのも気になる。夜の部にも一度来て見ようかしらん。

竹岡式らーめん ひるのっけ
 https://www.ok-nokke.com/#hirunokke
 杉並区高円寺北3-2-19 最寄駅:高円寺
 11:30-14:30 月曜休 (祝日の場合は翌日)
 二毛作営業(間借り営業?)

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