« 2024晩夏の安曇野・下界へ | トップページ | 新宿京王「秋の大北海道展」で 白樺山荘の醤油ラーメン »

2024.08.28

月イチ恒例「とんかつ けい太@西荻窪」で特上ロースかつ

 月イチ限定、月末恒例の西荻窪詣は、この店「とんかつ けい太」のため。のため。クオリティーの高さとお値段のバランスが秀逸。つまりこの価格帯でのコスパが非常に高いのです。
 そして店へのアクセスが西荻の改札を出て40秒と文句なし。今回で52回目の訪問になりました(^^ゞ

230725_keita01

230725_keita02

 ランチメニューに記載されている「六白黒豚」は、ご主人の実家 鹿児島の「青木畜産」でご母堂と兄上の丹精によるものだそう。

 さて予約時間の11時直前に着くとすぐに奥のカウンターを案内され着席。ほぼ定位置です(^^ゞ おや今日の厨房はご主人の青木氏ではなく若いスーシェフ?。そしてお姉さん二人の3人体制。

240828keita01

 「サッポロ黒 700円」「熟成生ハム 380円」、先出しのキャベツ。

 若きスーシェフのオペレーションを眺めながら、生ハムと先出しのキャベツをツマミに飲むビールもまたこの店の楽しみの一つ。

 最初の衣付けの場面は見られなかったけど、丸型の平鍋での低温揚げ。次いで高温のフライヤーに移して二度揚げ。その後バットに上げて油切りと同時に余熱入れで仕上げという行程はご主人と同じ。
 ただちょっと気になったのはフライヤーでの二度上げと余熱入れの時間が短いように感じたこと。

 そんな風に思いながらビールを飲み切ったところでメインのご提供。

240828keita02

 鹿児島県産「六白黒豚の特上ロースかつ膳 3,280円」
 味噌汁はいつもどおり豚汁を選択(しじみ汁との二択)。そして炊きたてのご飯は山形県産「つや姫」を大盛りで。

240828keita04

 ちょっと不安を感じた火入れも問題なし。良いではないですか。でも衣にだけちょっとした違和感。
 衣がバレたりはしていないのだけど、妙に粗くパン粉が付けれられているように感じてしまった。口腔内の粘膜をチクチクと刺激されるような食感。そしてメイラード反応に濃淡があるのも気になった。あれ?こんなだったっけ? 思わず「これ、いつもと同じパン粉?」なんて聞いてしまった。

 揚げ手が変わったからそう思うのか、あくまでもワタシ的印象。まぁ旨いのだから問題はない。

 豚肉がゴロゴロ入った具沢山の豚汁も炊き立ての「つや姫」のご飯も、文句無し。

 ご主人がいなくても、いつもどおり美味しく頂いて、ご馳走様でした・・・・♭

◇◇◇◇◇
 改めて書いておくと、2019年11月末のオープンから2年ほどでミシュランのビブグルマン。そして東京とんかつ会議の殿堂入りというお店。

 オペレーションは軽く下味を付けてから丁寧な衣づけ。その後銅製の大きな丸鍋に投入し低温でじっくり揚げ。続いて高温のフライヤーに移して二度揚げ。さらにバットに上げてからは油切りと同時にジワリと余熱を通す。衣付けから提供までの全てが流れるよう。

 サクサクで黄金色の衣は中屋パン粉工場謹製のものでやや粗め。昨年NHKの「探検ファクトリー」でも取り上げられてましたね。

 なお六白黒豚とは何ぞやという人はこちらをどうぞ。

とんかつ けい太
 https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
 杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
 11:00-14:00 17:00-21:30 完全予約制
 月木休 2019/11/29 Open

| |

« 2024晩夏の安曇野・下界へ | トップページ | 新宿京王「秋の大北海道展」で 白樺山荘の醤油ラーメン »