2024初夏の利尻礼文「利尻島めぐり」
今朝は早い時間にスタートして午前中は利尻島を観光。午後には礼文島に渡りハイキングという行程。心配された雨はなく薄曇り程度ですかね。
最初は「姫沼(ひめぬま)園地」散策からスタートです。利尻島の専門ガイドさんが付いて、全員貸与されたレシーバーで説明を聞きつつの散策でした。
この「姫沼」。なんでも大正時代に湧水をせき止めて作った人造湖だそうで、かつてヒメマスを放流養殖していたのが、その名の由来だとのこと。
今回のツアー参加者の特徴を書いておくと、ツアー自体が夫婦限定となっていて参加者は 7組14人のみ。だから大型バスもスカスカ。そうして、たぶん我々夫婦が最年少(^^;という皆さんです。
この沼の周囲は約1km。原生林の中に整備された木道をガイドさんに続いてゆっくり進みます。
ガイドさんによる最初の注意事項がこれ。三又みたいに葉っぱがセットになっているのが特徴だという「ツタウルシ」の葉。木道脇の至るところに自生してましたよ。決して触れたり踏み込んだりはしないように。一日二日してひどい目に遭いますよと。


この散策中に出会った沢山の植物たち(利尻礼文の固有種も)のいくつか印象的だったものを載せておきますね。左はたぶん「ミヤマオダマキ」、右は・・・忘れた(^^ゞ ガイドさんはちゃんと説明してくれたのだけど花の名は覚えられまへん(^^; あとで貰ったパンフレットも見直したけど載って無かったりで判らないのばかり。


左は「オオアマドコロ」、右の赤いのはなんと「ナナカマド」。勘違いして早く紅葉してしまったらしい。ほかにもいくつもの花々を観てきたけど・・・ま、このへんで(^^;
この姫沼散策は 30分ほど。ふたたびバスに戻って次の目的地はこちら。あ、利尻島には熊もヘビもいません。
「仙法志御崎(せんぽうしみさき)公園」
利尻島の最南端にある岬で利尻富士を眺められる絶好のポイントだそうでしたが残念ながら雲の中。


ここでは初めて「エゾカンゾウ」の群生を見ることができました。ニッコウキスゲの仲間だそうです。


他に「ハマナス」や「アヤメの仲間」も。
目の前の浜が昆布干し場で正に利尻昆布の加工直売を行っている工場兼お土産屋さんがありました。
「オタトマリ沼」 続いて立ち寄ったのがここ。
利尻島最大の湖沼だそうで、湖畔と言うか水辺の地面がやけに黒々としてるなと思ったら、釧路湿原などと同じく泥炭の層なのだとか。なるほど北の土地ならではです。
ここでは水辺にポツンと咲く「キショウブ」を見ることができました。
そろそろお腹が空いた。そう思った頃、利尻島の最後に立ち寄ったのは、この食事処。
「味彩 川一」
普通に地元の外たちも食事に来る店。ラーメン屋ドンブリ物などなんでもありの店みたいだ。
こちらが昼食です。もちろん生ビール(別料金)をオーダーしてプハー。中央は「ほっけ」。かなり小ぶりの半身だけど、それなりに旨い。右の刺し盛りも少量だけど鮮度は良いみたい。とりわけホタテの貝柱が甘く旨かった。
ただ見た目は全体にショボイ(^^;
食べ終わると、午前中の行程は全て終わり。昨日着岸した鴛泊(おしどまり)港のフェリーターミナルへと向かいます。
時々晴れ間が見えるようになりました。午後の行程に期待しましょう。
◇クラブツーリズム
「フェリーは全区間1等イス指定席利用!高山植物の楽園 利尻島・礼文島 4日間」
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