2024初夏の利尻礼文「礼文島へ その1」
利尻島で早めの昼食を済ませた後は鴛泊(おしどまり)港から礼文島へと渡ります。
港に着くとちょうど我々が乗船予定のフェリー「ボレアース宗谷」が着岸するところ。同時に薄曇りだった天候がにわかに回復。晴れてきたではありませんか。ラッキー!
わずか45分の航海だけど、ゆったりした一等イス指定席で楽チン。風が強くちょっと揺れましたが。
で、出航して間もなく島全体が見渡せるようになると、念願だった※「利尻富士」の雄姿が(^^;
頂上付近にだけ白い雲がかかってしまっているけれど、ガイドさんや添乗員によると、この時期これだけ晴れて山が見えるのは珍しいことなんですと。
(※利尻富士:利尻山。日本百名山の最初に出て来る最北端に位置する山で標高 1,721m。「その登山は中級者向きと紹介されていることが多いけど実際は上級者向きである」と利尻島のガイドさん)
結局、礼文島の香深(かふか)港に着いても頂上というか山の全貌を拝むことはできなかったのだけど、ちょっと得した気分。
渡道前から週間天気を気にしていて、期間中の殆どは雨または曇りみたいだと半分諦めていただけに余計嬉しいのです。
さて着岸後は待ち構えていたバスで移動。最初の目的地は礼文島の名勝「桃岩展望台」への軽トレッキング。
駐車場から展望台までの標高差は 95m、往復 2.4kmという正に軽いコースなのだけど、この登りが結構な急登でジジババ御一行様には思ったよりシンドイ様子。細めの丸太を組んだ段差が大きい階段では息が上がっているジジババ様も。あ、私はかろうじで息が上がるところまでは行きませんでした。でもあと50mもこれが続いたら危なかったかも(^^ゞ
このコース。「花の礼文島」らしく高山植物の宝庫です。またもや専門のガイドさんがついてレシーバーで説明を受けながらのトレッキングです。
このガイドさんによると、何よりもほぼピークと言っていい時期、そして好天に当たりましたよとのこと。
・・・でもね、狭いコース。隊列が長く伸びてしまって、中盤から後ろの人はどの花のことを言っているのかよく判らず(^^;
まぁそれでも判った花々の「ほんの一部だけ」を載せておきましょう。


「チシマフウロ」と「レブンシオガマ」


「センダイハギ」の群生と「ネムロシオガマ」。


たぶん「ハクサンチドリ」とたぶん「レブンキンバイソウ」。ほかにも沢山見られたけど紙面の都合上・・・(^^;
そうして、こちらが「桃岩展望台 (225m)」から見る名勝「桃岩 (260m)」・・・なんだけど展望台に着いた途端ガスってしまって・・・うーむ(^^;
下りは急登だったコースを戻るのはジジババには危険だからと避けてくれて大回り。なだらかなクルマも通れる下り道でノンビリ風景を眺めながら下山しました。
あと強風が印象的でした。一年中吹いているそうで風力発電の風車があちこちにありました。50kg未満の軽い人は飛ばされることもあるとガイドさん。大丈夫、私、ほぼ倍ありますから(^^ゞ
さて、今日の旅程はここまで。車窓の人となり、本日のお宿へと向かいます。
◆礼文島
https://www.rebun-island.jp/
◇クラブツーリズム
「フェリーは全区間1等イス指定席利用!高山植物の楽園 利尻島・礼文島 4日間」
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