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2024.06.26

「とんかつ けい太@西荻窪」でスペシャルな上ロースと特上ロース

 毎月月末恒例の西荻窪詣でです。中央総武線で一本 かつ西荻の改札を出てわずか30秒の店なのだけど、この日は変電所のトラブルで電車が遅れまくっていて、早めに家を出たのだけど着いたのは予約時間ギリギリ。

 「とんかつ けい太」 ここのところずっと月イチに制限している「とんかつ」。その貴重な一回はこの店と決めているのですね。
 お値段と内容のバランスがワタシ的にびったりというもありますね。そんなわけで今回で50回目の訪問となりました(^^ゞ

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 通常のランチメニュー。何度も書いているけどこの「六白黒豚」はご主人の実家である鹿児島の「青木畜産」でご母堂と兄上による丹精だそう。

 さて予約時間ギリギリに着いて奥のカウンターに着席。厨房はご主人と、いつものお姉さん3人にお兄さんの5人体制。珍し。

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 「サッポロ黒 700円」「鶏の唐揚げ 360円」
先出しの「キャベツ」には黒トリュフのドレッシングを。(キャベツはお代わり一回無料なので、とんかつの方にも付けて貰えます)

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 「鶏の唐揚げ 360円」
 いつもの生ハムを切らしているということだったので、代わってこれを。秘伝のタレを使ったそうだけど何より揚がり具合がジューシーで旨い。鶏カラでも さすがけい太です

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 「六白黒豚の上ロースかつと特上ロース 3,280円」
 同時に並べましたが、上ロース(左)の食べ終わりを待って特上ロースを提供してくれました。

 この上ロースは今回の目玉です。ポーションを工夫し赤身が多い部分と脂身が多い部分とに分け、赤身部分は糖度の低い白く揚がるパン粉。脂身部分はいつものパン粉と使い分けています。

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 ご覧のとおり、まるでフィレみたいな赤身部分。こんな食べ方があるんだという驚き。イチボみたいに赤身と脂身部分がハッキリ分かれています。糖度の低い白い衣にすることで黒豚の旨味がストレートに伝わるように。そんな感じなのでしょうか。

 そしていつもの衣を纏った脂身が多い部分。脂身の甘みが際立ちます。とにかくどちらも旨い!

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 「特上ロースの一番いいところばかり3切れ」。事前に特上ロースで上のような切り口で出してもらえないかとお願いしたところ、それは難しい ということで今回のような組み合わせで提供してくれたものなんです。

 実際出てきたロース2種を見て、なるほど脂身の多い特上ロースではできないよねと納得。

 この特上ロースもいつもどおり完璧な火の入り具合。上ロースと特上ロースのいいとこどりみたいな逸品だったのでした。

 こんな贅沢をさせて貰ってお値段はいつもの特上ロースと同じ。もう文句なしどころか申し訳ないくらい。
 ただし、この2種を合わせたメニューはたぶん今回限りで出してくれたものだと思われます。

 えっと書き忘れてますが、味噌汁はいつもどおり豚汁を選択(しじみ汁との二択)。そしてご飯は山形県産「つや姫」
 炊き立ての「つや姫」のご飯と具沢山の豚汁。もうね、どれをとっても文句なしなのです。

 いつもどおり全て美味しく頂いて、さすがにお腹いっぱい。ご馳走様でした・・・・・。

◇◇◇◇◇
 改めて書いておくと、2019年末のオープンから2年ほどでミシュランのビブグルマン。そして東京とんかつ会議の殿堂入りというお店。

 オペレーションは軽く下味を付けてから丁寧な衣づけ。その後銅製の大きな丸鍋に投入し低温でじっくり揚げ。続いて高温のフライヤーに移して二度揚げ。さらにバットに上げてからは油切りと同時にジワリと余熱を通す。衣付けから提供までの全てが流れるよう。

 サクサクで黄金色の衣は中屋パン粉工場謹製のものでやや粗め。昨年NHKの「探検ファクトリー」でも取り上げられてましたね。

 なお六白黒豚とは何ぞやという人はこちらをどうぞ。

とんかつ けい太
 https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
 杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
 11:00-14:00 17:00-21:30 完全予約制
 月木休 2019/11 Open

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