2024初夏の利尻礼文「礼文島めぐり その2」
礼文島北端の船泊村にあるお宿を後にして、最初に向かったのは「海驢島(とどしま)展望台」。お宿からはすぐの場所でした。
でもスタート時は晴れていたのに展望台に近づくにつれ薄曇りに・・・着いてみるとさらに状況は悪化。
霧というか雲が出て来てしまって、その存在はなんとか判るものの「海驢島」は霞んでしか見えない状態。
うーん、惜しい!などと言いながら次のポイントへ向かうと、途中にはやはり沢山の高山植物たち。
こちらはたぶん「エゾノシシウド」。島ではよく見かけるセリ科の花だそう。


「レブンシオガマ」と右は「エゾカンゾウ」その後ろに隠れているのは「チシマフウロ」かな。
「スコトン岬」
島のというか日本の(確定している領土の)最北端ですね。やっぱり天気は薄曇り。風は強いしで最北端はいつもこんなものらしい。
最北端の正に突端まで下りてみましょう。
初夏だというのに日本海だよね、もう演歌の世界だよね。ここはそんな印象です。
ちなみにこちらは日本最北端の公衆トイレです(^^;
さて再びバスへ。ちなみにこのツアー中、使われているバスはずっと同じ「宗谷バス」の大型車。島が変わるとバスだけでなく運転手もガイドも変わるのです。日によっても変わるか。いずれにしても 7組14名だけのツアーなので車内はスカスカ。快適なバス旅です・・・というほどの距離でもないのですが。
次の目的地「澄海岬 (スカイ岬)」です。
島の西側に突き出た場所にあって、かつての海の底にあったものが隆起してできたものだそう。
柱状節理が生々しい。ひょっとしてこの円形の入江はカルデラででもあったのだろうか・・・違いそうだな(^^;
ともあれ確かに美しいスカイブルーの海でした。もっと天気が良ければねえ。
お次は今日の目玉?礼文島固有種の「レブンアツモリソウ (礼文敦盛草)」の群生地。
ただし今年は開花が早く既に殆どが枯れてしまっていて、本来は一昨日の日曜日で群生地入口は閉鎖しているはずだった。そうだけど、ほんのわずかでも残っているということで数日延期しているのだそう。
実際行ってみると群生地には花はなく日当たりの悪い5ヶ所ほどにざっと10輪ほどの花が残っていた。
礼文島のこの地にしか根付かない咲かない「レブンアツモリソウ」。貴重な知見を得たのでした。なぁんて、じきに忘れてしまうと思いますが・・・だからこれを書いているわけで(^^ゞ
さて再び車窓の人となり残りの礼文島観光へ。でも長くなったので一旦切って「礼文島編 その3」へと続けます。
◇クラブツーリズム
「フェリーは全区間1等イス指定席利用!高山植物の楽園 利尻島・礼文島 4日間」
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