「豚野郎@中野」で 努豚骨ラーメンと豚骨雑炊
中野の城山公園すぐそばにあるお気に入りの店。一時期は月イチくらいのペースで来ていた・・・はずなのだけど、気が付くと一年半ものご無沙汰。
中野駅からも我が家からも中途半端に遠い住宅地の中にあるから、というのがその理由だろう。
「豚野郎」 店主は福岡の「西谷家」出身でワンオペ。熱烈なカープファン。不愛想で殆ど口を開かず「いらっしゃいませ」も何もない(^^;
友人 Eloによると、カープについて語らせると饒舌になるらしい。
開店時間の11:30をわずかに過ぎて着いてみると先客は無し。券売機で食券を買って着席。
卓上に調味料として置かれているのはゴマ、一味唐辛子、コショーのみ。
博多系ラーメンによくトッピングされる紅ショウガさえテーブルには無く別料金(10円)。ニンニクも辛子高菜もテーブルどころかメニューにさえないのは店主のコダワリなのかもしれない。
ま、無くてもワタシ的には無問題ではあります。
「努豚骨(どとんこつ)ラーメン 800円」
見るからに博多系という、わずかに茶濁した豚骨白湯に極細麺の組み合わせ。トッピングはチャーシュー2枚にキザミ玉ねぎ、青ネギ。そしてサービスの味玉半身。以前はあったキザミ海苔やモヤシが無くなっているのは各種材料の値上がりのせいだろうか。
まずはレンゲでスープをひと口。徹底的に かつ丁寧に豚骨を煮出したスープ独特のトロミと旨味が口の中に広がる。うん、旨い。実際には「こんなに旨かったっけ?」というのが正直な印象。以前久しぶりに来た時も同じ感想を抱いているから、これまでだってずっと旨かったはずだ。
博多から取り寄せている低加水の極細ストレート麺は客に好みを選ばせず、全て店主なりの「カタ」で茹で上げられている。でもそれがちょうどいい。少量入っているキザミ玉ねぎがいいアクセント。
「豚骨雑炊 150円」
わずかに遅れてのご提供。白米の上にチャーシューの端肉と海苔、青ねぎ、柚子胡椒が載っている。
店内の説明書きには麺を食べ終わったラーメンドンブリにこれを投入。さらに「特製おろしポン酢」を適量廻し掛け混ぜることで「豚骨雑炊」の完成とある。
「豚骨雑炊のチャ丼」 でもですね。チャドラーの私としてはラーメンから味玉半身とチャーシューを移して、コイツもチャ丼化してしまいましょう(私流)。
そして豚骨白湯の濃くて旨いスープと、特製おろしポン酢を適量廻し掛けてやると・・・これがまた とてつもなく旨い!!
食べ終わり「ご馳走様でした」と言って席を立っても店主からは殆ど何の返しもない(^^; 注意して聞き耳を立てると、かろうじて何かつぶやいているような(^^;
でもね、旨いのだから無問題。この店の味を改めて思い知らされてしまった。近いうちにまた来よう。そう、もっと来なくては、という店なのです(^o^)v
◆豚野郎
http://www.butayaro.com/
中野区中野1-41-45 最寄駅:中野
11:30-15:00 17:00-22:30
月曜休 2013.4.25 オープン
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