« 早春の?越後湯沢「なごみの宿 滝乃湯」その2 | トップページ | #新宿地下ラーメン「信州松本 凌駕IDEA ×吉祥寺武蔵家」 »

2024.03.04

早春の?越後湯沢「しんばし」で へぎそば

 さて、お世話になった宿を後にして、向かったのは昼食にと以前から狙っていたこの店。

240304shinbashi01

 「しんばし (越後本手打ち)」 この地では「中野屋」と並んで有名な「へぎそば」の店?です。宿からは歩いても 4-5分ほどの距離。

 11時直前に着いてみるとすでに店先に10人ほどの行列。さすが有名店ですね。幸い駐車スペースは1台分だけ空いていた。ラッキー。

240304shinbashi03

 着席してメニューを眺めてみたものの注文は事前のリサーチで決めてあるのです。そのオーダーは「へぎそば 4人前」と「天ぷら盛り合せ」ね。
 ちなみに一人前とか3人前というメニューは無いんですね。だから二人の場合、2人前か4人前かの二択。一人前だと少ないということみたい。

240304shinbashi04

 すぐに薬味と下地(そばつゆ)、天つゆが出された。薬味をケチらないのがいい。ビールを飲みたいのを我慢しつつ、しばしのお待ち。

240304shinbashi05

 「へぎそば 4人前 3,322円」
 出てきた「へぎそば」は「中野屋」や東京のへぎそば店の殆どがそうであるように、一口サイズにクルリと巻かれた状態のものがズラッと並んでいるものではなく、普通にそばが平らに盛られているもの。まるで山形の「板そば」みたいだ。

240304shinbashi06

 また一般に「へぎそば」というと、つなぎに布海苔を混ぜ込んで、やや緑色がかったそばを連想するのだけど、色合いは普通の田舎そば。果たして布海苔(ふのり)を使っているのだろうか。硬めに茹でられていてヌルリとした感じがほぼ無く、食感もいわゆる田舎そばに近い。実のところ、この方が本当は好みだったりするのだけど(^^ゞ

 下地。濃過ぎることも甘過ぎることもなく、割りとあっさり系。でもこのそばにとてもよく合っています。天つゆ代わりに使っても違和感はなさそう。

 何はともあれ美味しいそばには間違いない。良いではないですか、旨いではないですか、と食べ始めた頃に天ぷらのご登場。

240304shinbashi07

 「天ぷら盛り合せ 2,178円」
 この天ぷらが またうまかった。とりわけ大きな舞茸が素晴らしい。ニンジンには甘味があって、ちょっとびっくり。サツマイモもカボチャも、なんと言うかただ柔らかく揚がっているのではなく、ギリギリ本来の食感を残してある感じ。大きなエビ(2本)とイカも旨かったけど地場のものだという野菜が特によかったなぁ。

 そばの方は私が 2.5人前で家内が 1.5人前といったところだろうか。天ぷらはうまくシェアできた。

 最初は食べ切れないかと思ったくらいのボリュームだったけど、全てすんなりと美味しく頂くことができました。文句なしにご馳走様でした・・・・#

 さてさて、これにて一泊二日の越後湯沢ミニ旅はおしまい。帰路に雪道があることを祈って苗場から三国峠を経由して帰ることにいたしましょう・・・なかったけど(;_;)

しんばし (越後本手打ち蕎麦)
 https://www.soba-shinbashi.net/
 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢488-1
 最寄駅:越後湯沢駅 025-784-2309
 11:00-20:00(売切れ終了) 水曜休

| |

« 早春の?越後湯沢「なごみの宿 滝乃湯」その2 | トップページ | #新宿地下ラーメン「信州松本 凌駕IDEA ×吉祥寺武蔵家」 »