今年最後の「とんかつ けい太@西荻窪」
月イチ恒例となっている西荻窪詣で。今日はちょうどこの店の最終営業日だそうだ。
「とんかつ けい太」。今回で44回目の訪問になりますね(^^ゞ 珍しく休日のアンドが取れたので初めて家内と長女を連れてきました。
こちらがランチメニュー。昨年までは希少銘柄豚や南州自然豚などもあったのだけど、今年に入ってからのランチタイムはご主人の実家である鹿児島の「青木畜産」で母と兄が育てたという「六白黒豚」の一本勝負。(六白黒豚とは何ぞやという人はこちらをどうぞ。)
さて予約時間の11時直前に着いて奥のテーブル席に着席。
オーダーは私と長女が「特上ロース」で家内が「特上ヒレ」。長女と家内は互いにシェアしようという作戦だ。他に生ハム。もちろんビールもね。(特上ロースは運がいい人いい時だけ食べられます)
「サッポロ黒 700円」と先出しの「キャベツ」に「熟成生ハム 380円」
キャベツ(お代わり一回無料)には卓上の黒トリュフのドレッシングを掛けてあります。
この黒トリュフはたぶん"花鳥"だけど、これまで散々二郎やそのインスパイヤを食べてきた私にとって花鳥は友達(^^ゞ
鹿児島県産「六白黒豚の特上ロースかつ(200g)膳 3,280円」
あれこれ話しているうちにご提供。味噌汁はしじみ汁と豚汁を選べるので私と長女が選択した「豚汁」(家内はしじみ汁を頼んでました)。そして炊きたてのご飯。
何度も書いているとおり絶妙の火の入り加減。リブロースの赤身肉の旨味と脂身の甘み、衣のサクッとした食感。もう文句なしの仕上がりです。もちろんご飯も豚汁もね。
鹿児島県産「六白黒豚の特上フィレかつ(200g)膳 3,630円」
家内が頼んだもの。いわゆるシャトンブリアンですね。みごとなロゼでしょう。
長女の特上ロースととシェアして食べてましたが、どちらも「美味しい!」を連発してました。
私も一つ貰って食べてみましたが相変わらず素晴らしい。このフィレこそ黒バークシャー100%だという六白黒豚の威力を存分に感じられる部位かもしれない(脂身の旨さは味わえないけど)
全員、大満足の満腹でご馳走様でした。家内は年末恒例の行事にしようと・・・お父さんの財布だとなると大変ノリが良いみたい。
◇改めて書いておくと、軽く下味を付けてから実に丁寧な衣づけ。その後銅製の大きな丸鍋では低温でじっくり揚げ、続いて高温のフライヤーで二度揚げ。さらにバットに上げてからは油切りと同時にジツクリ余熱を通すというやりかた。衣付けから提供まで全てのオペレーションが実に丁寧なのです。
サクサクで黄金色の衣は中屋パン粉工場謹製のものでやや粗め。昨年NHKの「探検ファクトリー」でも取り上げられてましたね。
「けい太」はオープンからわずか2年ほどでミシュランの「ビブグルマン」、続いて「東京とんかつ会議」の殿堂入りにも名を連ねた店。
さらに西荻窪の改札を出てわずか30秒という立地。完全予約制だけど未食の方には是非一度どうぞとお奨めしておきますね。
◆とんかつ けい太
https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
11:00-14:00 17:00-21:30 要予約
月木休 2019/11 Open
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