2023初秋の南房総「竹岡式ラーメン 梅乃家」
およそ 4か月ぶりのアクアライン越え。海ほたるでパチリとした後。立ち寄ったのは富津竹岡にあるこの店。今年二度目、半年ぶりの訪問になりますね。天気予報どおり風はあるものの好天です。
「竹岡ラーメン 梅乃家」
ご存じ竹岡式ラーメン発祥の店。写真が残っている限り数えてみたら 2002年夏以来 25回目の訪問です(^^ゞ
9時半をわずかに過ぎて着いてみると先客は地元のお父さん一人だけ。店先のイスに腰かけてスマホなどを眺めながらお待ち。
10時の開店時間の少し前になると、いつもどおりおばちゃんが注文を取りに出て来てくれた。チャーシューメンと やくみ、ライス少な目をオーダー。定刻とほぼ同時に開店。珍しい(^^; この時点で行列は10人ほど。三連休前の金曜日とあって、空いているのかな。
メニュー表です。この1年はさすがに値上げしてない、と思ったら、上の画像のとおりチャーシューの枚数が減らされて、実質値上げされてた。悲しひ。(チャーシュメン 8枚→6枚 ラーメン 4枚→3枚等) ヤクミも高止まりのまんまだしね。
普通のラーメンが 1,000円超えするのは時間の問題か。21年前と比べてほぼ全てが倍のお値段になってます(;_;)
「チャーシューメン 1,050円+やくみ 100円+ライス 200円」
着席から15分ほどで、いつもどおりスープがこぼれてのご提供。これぞ「This is the 梅乃家」というルックスですね。コショーと一味唐辛子は自分でかけたもの。
チャーシューの枚数が物足りないけど、思わずニンマリ。半年も梅乃家不足だった眼が喜んでます(^^;
真っ黒な醤油色のスープにチャーシューが6枚。中央に山盛りの「やくみ(キザミ玉ねぎ)」、メンマ。隠れて見えないけど手前下に海苔。左上のライスは少な目にして貰ったもの。
まずはスープをひと口。そうこの味なんですよ。チャーシューを煮込んだ汁を茹で湯で割っただけという濃く強い味が堪りません。がんこ系や二郎と同じように中毒性があるのですよ。ブレがないのも特徴ですね。舌が喜んでます。
他にも竹岡式を名乗る店はあるけれど、やっぱり梅乃家なのですよ。
醤油色に染まって都一製乾麺の細縮れ麺が上がってきます。このスープにこの麺の組み合わせ。そうこれなんです。
麺と同じく醤油色に染まった(実際醤油で煮込んでいる)豚バラ肉も文句なし。
ラーメンからチャーシュー3枚とメンマ、ヤクミ、海苔を移して「チャ丼(チャーシュー丼)化」したもの。いつもどおり麺を食べ終わってからコイツに取りかかります。これも梅乃家の楽しみの一つなんです。脳味噌も喜んでいます(^^ゞ
ちなみにこの店にはちゃんとした「チャーシュー丼 300円」があるのだけど、ご飯の量が多いのとチャーシューの端肉(やたらショッパイ)が多かったりするので、ライスを頼んで自分でチャ丼化するのが吉。
チャ丼化が珍しいのか、周りの初見と思われるお客さんに見られながらも、全て美味しく頂いて完食の八割汁。ご馳走様でした。
★この店のこだわり(作り方)
チャーシュー:豚バラ肉をブロックごと醤油(のみかは不明)で煮込んだもの。
スープ:チャーシューの煮汁を麺(乾麺)を茹でた そのお湯で割っただけという非常にシンプルなもの。
チャーシューは普通の大鍋を使い(丸鍋もあり)ガスの火で煮る。
麺は洗面器みたいな丸い大鍋を使って七輪の炭火で茹でる。茹で鍋のお湯を頻繁に変えるので回転はあまりよくない。
麺は千葉市「都一」の乾麺。醤油は富津市佐貫の「宮醤油店」のもの。
チャーシューはガスの火で煮て、麺は炭火の七輪で茹でる。何故そうするのかは判らないけど、ずっとこのスタイルなのです。
◆竹岡らーめん 梅乃家(うめのや)
https://twitter.com/umenoya1954
千葉県富津市竹岡401
10:00-18:00頃 (当面 17:00まで)
火・水休+月一回ほどの不定休
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