« 「洋食 BUN吉@新井薬師前」で ビーフシチュー | トップページ | 新店「らぁめん 生姜は文化。中野店」 »

2023.04.13

アクアラインを越えて「竹岡式ラーメン 梅乃家」

 今年二度目のアクアライン越え。天気予報は晴れだけど黄砂が飛んできているらしい。朝の「海ほたる」から見た限りでは、あまり普段の霞が掛かっている時と変わらない印象だった。

 例によって木更津金田ICからはずっと下道で、向かったのは富津竹岡。

230413umenoya01

 「竹岡ラーメン 梅乃家」
 ご存じ竹岡式ラーメン発祥の店。今年初の訪問。
 数えてみたら(写真が残っている限りだけど)最初が2002年夏で以来 24回目の訪問となりますね。こんなに通っている店は東京の店でもあまりないかもしれない(^^ゞ

 開店時間の25分ほど前に着いてみると先客は3人。店先のイスに腰かけてスマホなどを眺めながら開店待ち。

 例によって開店時間の少し前におばちゃんが注文を取りに来た。チャーシューメンと やくみ、ライスをオーダー。定刻を10分ほど過ぎて開店。この時点で行列は10人強。平日だとこんなものね。

230413umenoya02

 メニュー表が新しくなってますね。さすがに5ヶ月前とは変わらぬ値段。もう一息で普通のラーメンが 1,000円超えですね(^^; 21年前と比べてほぼ全てが倍のお値段になってます(;_;)

230413umenoya03


 ほかにこんな貼り紙や厨房内の撮影禁止なんてのが新たに貼られてました。

230413umenoya04

 「チャーシューメン 1,050円+やくみ 100円」
 着席から12分ほどでご提供。ご覧のとおり「This is the 梅乃家」というルックスですね。思わずニンマリ。ここのところ梅乃家不足だった脳味噌も喜んでます(^^;

 真っ黒な醤油色のスープにチャーシューが全部で8枚。中央に山盛りの「やくみ(キザミ玉ねぎ)」、メンマ。隠れて見えないけど奥に海苔。

 コショーと一味唐辛子は自分でかけたもの。まずはスープをひと口。チャーシューを煮込んだ汁を茹で湯で割っただけというこのスープ?の濃さ強さが堪りません。がんこ系や二郎と同じように中毒性があるのですよ。ブレがないのも特徴ですね。
 他にも竹岡式を名乗る店はあるけれど、竹岡式と言ったら梅乃家なのですよ。

230413umenoya08

 醤油色に染まった細縮れ麺が上がってきます。この濃く黒いスープにこの麺の組み合わせ。そうこれなんです。乾麺なので湯で時間がかかると書いてあるけど、それは??
 麺と同じく醤油色に染まった豚バラ肉も文句なしです。

230413umenoya05

 少し遅れて出てきた「ライス 200円」。少な目で頼んだものです。

230413umenoya06

 ラーメンからチャーシュー3枚とメンマを移して「チャ丼(チャーシュー丼)化」させたもの。伸びてしまわぬように麺を食べ終わってからコイツに取りかかります。これも最近の梅乃家の楽しみの一つなんですね。

 ちなみにこの店にはちゃんとした「チャーシュー丼 300円」があるのだけど、ご飯の量が多いのとチャーシューの端肉(やたらショッパイ)が多かったりするので、ライスを頼んで自分でチャ丼を作るのが私流。

 周りの初見と思われるお客さん達にジロジロ見られながらも、全て美味しく頂いて完食の八割汁。ご馳走様でした。

 なおGWは 5月1日-3日と 8日-10日が休みだそうです。

 ちなみに帰りのアクアライン上から見た東京は見事に黄色く曇ってました。

追記:4/14「ざわつく金曜日」で竹岡式のカップ麺が紹介されてましたね。

この店のこだわり(作り方
 チャーシュー:豚バラ肉をブロックごと醤油(のみかは不明)で煮込んだもの。
 スープ:チャーシューの煮汁を麺(乾麺)を茹でた そのお湯で割っただけという非常にシンプルなもの。
 チャーシューは普通の大鍋を使い(丸鍋もあり)ガスの火で煮る。
 麺は洗面器みたいな丸い大鍋を使って七輪の炭火で茹でる。茹で鍋のお湯を頻繁に変えるので回転はあまりよくない。
 麺は千葉市「都一」の乾麺。醤油は富津市佐貫の「宮醤油店」のもの。

 チャーシューはガスの火で煮て、麺は炭火の七輪で茹でる。何故そうするのかは判らないけど、ずっとこのスタイルなのです。

竹岡らーめん 梅乃家(うめのや)
 https://twitter.com/umenoya1954
 千葉県富津市竹岡401
 10:00-18:00頃 (当面 17:00まで)
 火・水休+月一回ほどの不定休

| |

« 「洋食 BUN吉@新井薬師前」で ビーフシチュー | トップページ | 新店「らぁめん 生姜は文化。中野店」 »