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2023.02.13

2023初春の奥多摩「Ramen Feel@日向和田」

 雨の月曜日。今日は青梅というか奥多摩の入口まで足を伸ばすことになっている。つい先日、またもや全国旅行支援(随分お世話になってます)を利用して一人奥多摩方面への温泉旅なのです。

 でも雨。モチベーション下がるよなぁと出発時間がどんどん遅くなり、もうじきお昼という時間にようやく重い腰(身体?)を上げた(^^ゞ

 昼メシをどうしようなどと考えつつ西へと走り進むうちに、ふと思いついた。当初は宿泊の翌日早朝、整理券ゲットに並ぼうと思っていたココが空(す)いているのではないかと。

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 「Ramen Feel」
 今回で四度目の訪問。13:30頃に着いて店の前に立つと、中から可愛いスタッフのお姉さんが出て来てくれた。「10分ほどでご案内できます」と。立春を過ぎたとはいえ感覚的にはまだ冬、さらに平日、冷雨という条件が重なってか幸い「ファストパス」と言う名の整理券も殆ど出ていないようだ。ラッキーですね。この店に整理券なしで入れるとは。

 久しぶりなので改めて書いておくと、あの「飯田商店」の一番弟子が一昨年2月に奥多摩の入口とでも言うべきこの地にオープンさせた店。最寄り駅は日向和田。青梅線の青梅駅からさらに西(奥)へ二つ先の駅で店までは徒歩10分ほどだという。

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 さて、まもなく入店。先客は 5人。カウンターは埋まっていたので広い四人掛けテーブルを案内され着席。メニューを眺め、前回は醤油ラーメンだったので塩とつけ麺をオーダーすることにした。えっ?もちろんここへ来たら一杯では終われません。

 メニューはどれも高めの値段設定。少しずつ値上がりしてますしね。でも間違いなく相応のことはある店なのです。

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 「雲吞入り塩らぁめん 1,550円」
 ご覧下さい見事なこのルックス。黄金色の塩清湯が美しい。チャーシューは中央に鹿児島県産の黒さつま鶏「黒王」そして地元埼玉県産「香り豚」のロース? そして太メンマに肉ワンタンx2。

 まずはレンゲでスープをひと口。うん、相変わらず旨い。以前よりやや塩が強めに効いているいるようにも感じたけど、濃い味強い味が好きな私には無問題どころか、むしろ歓迎。

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 カンスイをあまり使っていないからなのか、白く凄くヤワな自家製の細ストレート麺。でも不思議なコシも感じる。カタメが好きな私でも、この飯田商店譲りの麺は納得のガッテンガッテン(^^;

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 スープと麺はもちろん、黒王の鶏チャーシューがとにかく旨い。見事です。

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 香り豚のチャーシューもわんたんも、そしてメンマさえも、ちゃんと手間がかけられているのが判る仕上がり。どれも文句なしの旨さ。

 もちろん完食。お次にはつけ麺が控えているというのに全汁してしまった。

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 「Feel つけ麺 スープダブル 2,050円
 ご覧のとおり2種類の自家製麺と塩と醤油のダブルつけ汁が目を惹きます。左上にあるのは昆布水の出汁つゆ。左下はトッピング用のチャーシューに薬味、海塩、海苔。中央の小皿には鬼ひもかわのような一反木綿のようなチュルチュル。ワサビが新しい。

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 ラーメンと同じく白い細麺と灰色ががった麺の2種。白い麺の方は一番粉とでもいうべきか小麦の中心部分を製粉したもので、灰色の方は小麦の外皮(ふすま)を含めて製粉したものだそう。
 以前麺の下にあった地鶏のチャーシューはなく、代わって香り豚のロースが別皿で提供された。

 つけ麺の食べ方みたいな説明書きどおりに、まずは2種のつけ麺それぞれに塩を軽く振っただけで食べてみる。うん、これだけで充分旨い。冷水で締められている分だけラーメンよりわずかに硬め。

 そうして塩のつけ汁に浸して、やはり鶏の旨みと塩の旨みがズンっ。ラーメンのスープより濃い分だけ更に強く感じる。

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 続いて醤油のつけ汁へ。鶏の旨みは共通、そこへ醤油の旨み甘みと豊潤なコクが更に強く広がってくる。二種の麺どちらもよく合うけど、強いて言えば白い麺の方がこのつけ汁によく映える?ように思う。

 麺を 2/3ほど食べたところで、昆布水メインの出汁をかけ廻しましょう。そのまま食べても旨い。でもこれをつけ汁に浸してやるとまた別物。ツルツル感が増したところへ昆布の旨みが加わり、最初からこれで食べるのもありだと思わせられた。

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 「スープ割り出汁(焙煎小麦茶付)170円」
 こちらが食べ終わるのを見計らって出してくれたのがこれ。このスープ割りを投入してやると、さらに鰹出汁の旨みが加わって、もう文句ない文句ない(^o^)v

 先にラーメンを全汁していたこともあって、さすがにこのつけ汁はどちらも八割汁留まり(^^;

 チャーシューが旨いのはもちろん、焙煎小麦茶でホッと一息ついて、ご馳走さまでした。

 やたら遠くて、一日90杯のみとハードルが高い店だけど、また機会を見つけて来てみようと思っています。未食の方には一度是非どうぞとお奨めしておきますね。

 さて、本日のお宿へと向かうことにいたしましょう。

Ramen FeeL
 https://twitter.com/RamenFeeL
 青梅市梅郷4丁目695-1 最寄駅:日向和田
 11:00-15:20 整理券制 (ファストパス)
 水木休+不定休 2021/2/28 Open

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