2022秋の南房総「竹岡式ラーメン 梅乃家」
天気予報は全国的に晴れ。例によって早朝家を出てずっと下道。もう日の出は 6時台になってしまっているのでアクアラインに乗る(潜る)頃になって、ようやく太陽がお出まし。ほぼ真東に向かうので眩しいっ。
「竹岡ラーメン 梅乃家」
ご存じ竹岡式ラーメン発祥の店。なんと半年ぶりの訪問。この間4回もアクアラインを越えているというのに珍しい。
開店時間の35分ほど前に着いてみると先客は一人だけ。店先のイスに腰かけてスマホなどを眺めながら開店待ち。
例によって開店時間の少し前におばちゃんが注文を取りに来た。チャーシューメンと やくみ、ライスをオーダー。定刻を5分ほど過ぎて開店。この時点で行列は10人程度。平日だとこんなものね。
こちらが今のメニュー。半年前に比べると全てが 50円ずつアップ。相変わらず強気だよねぇ(^^;
一時期タマネギの高騰で 150円もした「やくみ」は 100円に戻っていた(それでも高いけど)。20年前と比べてほぼ全てが倍のお値段になってます(;_;)
「チャーシューメン 1,050円+やくみ 100円+ライス 200円」
着席から15分ほどでご提供。いかがでしょう、「ザ・梅乃家」というルックスですね。梅乃家不足だった脳味噌が喜んでます(^^;
真っ黒な醤油色のスープにチャーシューが全部で8枚。中央に山盛りの「やくみ(キザミ玉ねぎ)」。隠れて判りにくいけど奥に海苔とメンマ。
いつもどおり最初にチャーシュー3枚とやくみをライスに移動して「チャ丼」化させます。
ちなみにこの店にはちゃんとした「チャーシュー丼 300円」があるのだけど、ご飯の量が多いのとチャーシューの端肉(やたらショッパイ)が多かったりするので、ライスを頼んで自分でチャーシュー丼を作るのが私流。
醤油色に染まった細縮れ麺が上がってきます。麺が伸びてしまわぬように、まずはこいつから。いつもの濃い味、ブレがないのが梅乃家。相変わらず旨い。
先日新鋭?「木琴堂」でも竹岡式ラーメンを食べたけど、やっぱり似て非なるもの。富津で竹岡式と言ったら梅乃家なのですよ。
麺とチャーシューをあらかた食べ終わり、スープだけをわずかに残したところで自作「チャーシュー丼」に取りかかります。チャーシューの濃い味が適当にライスに移ってこれか゜また旨い。
全て美味しく頂いて完食の全汁。ご馳走様でした。
★この店のこだわり(作り方)
チャーシュー:豚バラ肉をブロックごと醤油(のみかは不明)で煮込んだもの。
スープ:チャーシューの煮汁を麺(乾麺)を茹でた そのお湯で割っただけという非常にシンプルなもの。
チャーシューは普通の大鍋を使い(丸鍋もあり)ガスの火で煮る。
麺は洗面器みたいな丸い大鍋を使って七輪の炭火で茹でる。茹で鍋のお湯を頻繁に変えるので回転はあまりよくない。
麺は千葉市「都一」の乾麺。醤油は富津市佐貫の「宮醤油店」のもの。
チャーシューはガスの火で麺は炭火の七輪。何故そうするのかは判らないけど、ずっとこのスタイルだ。
最後に。今年 4/14 竹岡式ラーメンの元祖、この店のご主人坂口氏が亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします
◆竹岡らーめん 梅乃家(うめのや)
https://twitter.com/umenoya1954
千葉県富津市竹岡401
10:00-18:00頃
火・水休+月一回ほどの不定休
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