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2022.10.28

2022秋・吉田のうどん「白須うどん」

 この地に来たら、もちろん吉田のうどんを食べて帰るでしょう。すでに多くの店を食べ歩いているので、どこか未訪問の店にしようとネットを見てみると、えっ!という店名が。

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 「白須うどん」 吉田のうどんの老舗中の老舗。前のご主人が亡くなられて 2016年夏に閉店。その際は地元に衝撃が走ったのだとか。
 その2年半後 娘婿である現店主が跡を継ぎ 2019年1月に店舗を新築リニューアルして復活を遂げていたのだった。

 ちょうど私が吉田のうどんにハマり始めた頃には閉店してしまっていたのだけど、その名声は聞いていた。コロナ禍やら何やらでなかなか富士吉田方面に来る機会が無いうちに復活していたとは。

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 店先には狸の置き物があったりして、妙に親近感を覚えてしまう。メニューはこちら。基本はかけとつけ。それぞれに肉かけと肉つけがあるので4種類のみ。トッピングはキャベツのみという潔さ。

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 カウンターに座ってお待ち。目の前には「スリだね」と「天カス」が置かれている。
 このスリだねが他店と違って、かなり粘度の高いカレールー風。ちょびっと舐めてみたら結構カラ旨い。途中で味変しましょう。

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 「肉かけ 500円+キャベツ 50円」
 見るからに吉田のうどんというルックスですね。やや違うのは汁(スープ)が薄めの醤油色なこと。一般的に割りと茶濁した汁の店が多いのだけど、珍しい清湯系(^^;
 あとニンジンの細切りが彩りを添えていることか。それ以外は馬肉に太いうどん、キャベツと正統派の吉田のうどんです。

 最初にこの汁をすすってみると、味噌少な目の醤油なのだろうか。すっきりとした鰹系の出汁が効いていて、これ旨い。

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 うどんはしっかり太く、かなり硬めに仕上げられている。このうどんもいい。この硬さなら「つけ」で食べて見るのもよさそうだ。きっとアゴが疲れるに違いない。

 途中でスリだねと天カスを投入。あ、スリだねは適量ね(^^ゞ やっぱり吉田のうどんには、このスリだねですね。そして天カスから滲み出す油分もいい。

 あっと言う間に完食の全汁。大盛りにすれば良かったかなと思いつつ、美味しく頂いてご馳走様でした・・・・#

 これまで食べた吉田のうどんはこの店を含めて 36店。お隣の河口湖や忍野を含めると全部で60店ほどもあるというから、まだ半分強。先は長い(^^;

 さて、いつもの店「お茶屋肉店」で馬刺しを買って帰ることにいたしましょう。これを買わないと娘に怒られるのです(^^;

白須うどん (しらすうどん)
 https://fujiyoshida.net/gourmet/112
 山梨県富士吉田市上吉田東6-1-44
 11:00-15:00 日曜休
 2019/01/21 リニューアルオープン

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