「木琴堂@富津佐貫町」で 竹岡式ラーメン
昨年5月にオープンした店。その存在というか噂は知っていたのだけど場所が判らず通り過ぎていた。だっていつもの「梅乃家」があるんだもの(^^;
でも 3週間ほど前の「アド街っく天国」で富津を特集した際に取り上げられていて、やっぱり行かなきゃと。(梅乃家は今日お休み)
「木琴堂(もっきんどう)」 その名のとおり木金土だけ営業の店。
内房線佐貫町駅からは徒歩10分。クルマだと宮醤油店がある佐貫の交差点を過ぎてすぐの山の中(^^; 富津中央ICが近い。竹岡式といいながら竹岡駅や「梅乃家」よりはかなり手前。
R137から「えっ、ココ!?」という細い小道を入っていくとクルマ1台がやっと通れるという手掘りの切り通しを越えてようやくたどり着く。房総半島には手掘りのトンネルや切り通しは多いよね。
こちらが店前の様子。駐車場(の一部)には防空壕?みたいな洞窟。この右手奥に4台分ほどのスペースがあって、その先には田畑が広がっている。もう何台か駐められるかな。
完全予約制なのでその確認をされて入店。予約は電話のみで営業時間外にお願いとのこと。
店内は民家(農家?)をそのままお店にしました、という感じ。床の間には「天照皇大神」の掛け軸。その右上には神棚があったり雰囲気は安曇野の「そば処 常念」に似ている。と言っても知る人にしか伝わらないけど(^^ゞ(暗いのと他にお客さんもいるしで店内の画像はなし)
こちらがメニュー。普通のラーメンが 900円と梅乃家と同じで チャーシューメンは 100円高い(^^;
今回は諸般の事情によりチャーシューメンでも大盛りでもなく普通のラーメンをオーダー。
スタッフの対応はとても丁寧で気持ちいい。後から来たアド街を見たと言う予約無しのお兄ちゃん達も丁寧に断られていました。
こちらは「木琴堂が目指すもの」という説明書き。ふーん、なんて読んでいるうちにご提供。
「木琴堂ラーメン 900円+キザミたまねぎ 80円」
ルックスは竹岡式ラーメンの雄「梅乃家」に似てますね。わずかにスープの色が薄い。違うのはナルトと青菜、富津産だという海苔が載っていること。あとタマネギは「やくみ」とは書いてなかった。通じましたが(^^ゞ
「キザミたまねぎ(やくみ)」は別皿で。そして右はサービスの「ヨーグルト(ブルーベリージャム)」。日によって違うみたい。
アド街でも紹介されてたように竹岡式ラーメンの伝統に則った製法にこだわっている模様。
チャーシューは豚バラ肉をブロックごと佐貫「宮醤油店」謹製の本醸造醤油にニンニク長ネギを加えて煮込んだもの。
スープはチャーシューの煮汁を富津「古船浅間神社の御神水」を湧かして割ったもの。(アド街ではただのお湯と言ってた) 七輪は使っていないと思われる。
麺は乾麺。「都一」のとは書いてないけど、たぶん間違いないでしょう。
さて実際に食べてみると、スープは梅乃家に非常に近いけどやや薄め。一般受けを狙うとこうなる、かな?
醤油色に染まって上がってくる縮れ麺は違和感なし。うん「都一」のものでいいしょう。
チャーシューは梅乃家のものと大きさは変わらないけど薄めのものが二枚。梅乃家はデフォが4枚だったと思う。お味の方もやや薄いというかこれも一般向けかな。
卓上のコショーと一味を軽く?振って食べ進み、完食の8割汁でご馳走様でした。
週三日だけ 且つ 昼の部のみの営業とハードルは高いけど、竹岡式の初心者にはこの店の方がいいかも。マイルドだし行列しなくて済むし、店の雰囲気も良しなので。良かったら一度どうぞ。
◆木琴堂(もっきんどう)
https://mokkindou.wixsite.com/ramen
千葉県富津市鶴岡901-2 最寄駅:佐貫町
11:00-15:00 木金土のみ営業
完全予約制 0439-27-0130
電話は営業時間外に 2021/5/13オープン
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