2022初秋の奥多摩「Ramen Feel@日向和田」
早朝というか未明に家を出て、ひたすら青梅街道を西へ。目指すは奥多摩。そして真っ先に立ち寄ったのはこちら。まずはこの店でファストパスと言う名の整理券をゲットしておくのです。
「Ramen Feel」
今回で三度目の訪問。早朝 6時20分に着いてみると先客は4人。まだ暖簾も出てませんね。この後少しずつ後客が増え始め 7時には 11人。
07:00、ご主人自ら整理券の配布を開始。幸い 10:50集合の整理券をゲット。(整理券は90杯(枚)の売切れになるまで毎正時(例 7,8,9時)に配布)
改めて書いておくと、あの「飯田商店」の一番弟子が昨年2月に奥多摩の入口とでも言うべきこの地にオープンさせた店。最寄り駅は日向和田。青梅線の青梅駅からさらに西(奥)へ二つ先の駅で店までは徒歩10分ほどだという。
メニューも載せておきましょう。高めの値段設定かもしれないけど間違いなく相応のことはあるお店なんです。
さて集合時間の 10:50までは、およそ4時間。ドライブがてらさらに奥へと向かい奥多摩観光ね。それはまた後ほど。
10:30過ぎに店先に戻ってお待ち。11:00の開店時間直前に注文を取りに来たお姉さんに醤油ラーメンとつけ麺を告げると、間もなく暖簾がかけられ定刻に開店。案内されたのは前回と同じカウンター席。今日も厨房にはご主人と奥さん。
「特製醤油らぁめん 1,600円」
見事な醤油清湯でしょう。チャーシューは「香り豚」のチャーシュー三種。太メンマに肉ワンタンx2と海老ワンタンx1。朝食を抜いていることもあって、もう堪りません。
まずはレンゲでスープをひと口。旨いっ!!。そう、これなんですよ求めていた醤油清湯は。動物系やら魚介系やらのダシがどうの醤油がどうの色々あるけれど、そんなものは全て超越して、もうね、この素晴らしく甘く旨いスープは何ものにも代えがたい。
カンスイをあまり使っていないからなのか、白くもの凄くヤワな自家製の細ストレート麺。でも不思議なコシも感じる。カタメが好きな私でも、この麺は納得なのです。
スープと麺はもちろん、チャーシューもわんたんも、そしてメンマさえも、ちゃんと手間がかけられているのが判る仕上がり。もう文句なしなのです。
もちろん完食。そしてこのスープは残せない。お次にはつけ麺が控えているというのに全汁。もう一杯食べたいとさえ思ってしまう。
醤油らぁめんを食べ終わり「つけ麺お奨めの食べ進め方」なるものを読んでいるうちにご提供。
「Feel つけ麺 1,400円 」
まず2種類の自家製麺が目を惹きますね。左上にチラリと見えているのは 海塩と 鬼ひもかわのような一反木綿のようなチュルチュル。右手には昆布をメインとした出汁。
ラーメンと同じように白いけど太い平打ちの麺と灰色ががった麺の2種。白い麺の方は一番粉とでもいうべきか小麦の中心部分を製粉したもので、灰色の方は小麦の外皮(ふすま)を含めて製粉したものだそう。
麺の下方にあるのは地鶏のチャーシューがゴロン。
説明書きどおりに、まずは2種のつけ麺それぞれに塩とスダチを軽く振ってみると、うん旨い。冷水で締められている分だけ先ほどのらぁめんよりわずかに硬め。
続いてつけ汁に浸して・・・もう文句ありませんね。らぁめんのスープより濃い分だけ醤油の豊潤なコクが更に強く広がってくるのですよ。灰色がかった麺の食感ももいいけれど、白い平打ちの方がよりこのつけ汁によく合っているように思う。
麺を半分ほど食べたところで、昆布水メインの出汁をかけ廻してみる。そのまま食べても旨い。でもこれをつけ汁に浸してやるとまた別物。ツルツル感が増して昆布の旨みが加わり、最初からこれで食べても良かったと思わせられるほど。
「スープ割り出汁(焙煎小麦茶付) 150円」
こちらの食べ進み具合をウォッチしてくれていて絶妙なタイミングで出てきたがこれ。その名のとおりスープ割り。もちろん煮干し出汁ね。こいつで割ってやると2度旨い。(^^;
先にラーメンを全汁していたって、当然のようにこいつも完食の全汁です。このつけ汁も割りスープもラヲタなら絶対残せない(^^;
地鶏のチャーシューも旨かったなぁ。焙煎小麦茶で一息ついて、全てキレイにそして美味しく頂いてご馳走さまでした。
やたら遠くて、一日90杯のみとハードルが高いこの店。でも機会があったらまた食べに来たい。未食の方には一度是非どうぞとお奨めしておきますね。
◆Ramen FeeL
https://twitter.com/RamenFeeL
青梅市梅郷4丁目695-1 最寄駅:日向和田
11:00-15:20 整理券制 (ファストパス)
水木休+不定休 2021/2/28 Open
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