「とんかつ太郎@野方」で 八重山そばと とんかつのセット
何気なくネットを眺めていると、野方にとんかつと八重山そばのセットを出している店があるという。
そ、ソ、其れは行かなくてはならぬと、雨の中 電車でGO!
「とんかつ 太郎」
西武新宿線の利用者なら車窓から見たことがあると思われる外観。線路沿いの南側に目立つ看板が出ている店だ。
定刻の12時をわずかに廻って着いてみると清潔な店内に先客は3人。カウンター 5席、小上がり 10席、テーブル 8席 と全23席。結構広い空間になっている。
石垣島出身だというご主人と奥さんの二人でやっていて、厨房はご主人一人でのオペレーション。
まずはビールを頼んでおいて、メニューを眺めてみると八重山そばとのセットは普通のとんかつしかないみたいだ。奥さんに聞いてみると「特上ロースとのセットでもできますよ」というので「じゃ、それを」と。
「スーパードライ 750円}
ミニミニお新香が付くのですね。スーパードライを飲むのは久しぶり。「やっぱり旨いね」なんて飲っているうちに、まずはメインのご提供。
「特上ロースかつ 150g」
セット内のとんかつ部分ね。キツネ色に上がったとんかつがいかにも旨そう。
「八重山そば(ハーフ)」に「ご飯、シジミの赤だし、上お新香」
セットの残りがわずかに遅れて出てきた。特上ロースと併せて 1,980円也。
「こーれーぐーす」と竹富島の「ぴーやし(島胡椒)」が付いているのがうれしい。
まずは伸びてしまわぬように「八重山そば(ハーフ)」から。白いそばはヤワめだけど、ちゃんと八重山そばになっていて、これはいい。
そのままだとスープはもう少し出汁感が欲しかった気がする。あと濃い味強い味が好きな私的には味が薄めかな。
そこで ぴーやしとコーレーグースを適量(塩も少量)廻し掛けると、うん旨い。なるほど、この二種類の調味料ありきの薄味設定なのかもしれない。
さて、とんかつ。厚い部分を返してみると、こんな感じ。衣は箸で持ち上げるとバレてしまうところもあったりして、まぁ以前はそんなこと気にせず食べてたよなと。
特上ロースはリブロースとか肩ロースとかではなく、単にグラム数が多いだけのようだ。しっかりと食感のある昭和なとんかつです。
卓上にはとんかつソースのほか醤油とアジシオ、ドレッシングがあるだけ。だからここはソースをドバッ。これぞ昔からの正しいとんかつの食べ方(^^;
ご飯が旨かったなぁ。赤ダシの味噌汁も良し。
特筆すべきは「上新香」。自家製の糠漬けだそうだ。奥さんの丹精だろうか。塩味の良さにわずかに酸味が入ったまさに私好みのお新香だった。これだけでご飯がいける。
すべてきれいに頂いて、とんかつでいうのも変だけど完食の全汁(^^;
ご馳走様でした・・・。
◆とんかつ太郎
中野区野方5-32-10 最寄駅:野方
12:00-14:00 17:00-21:00
水曜休
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