「とんかつ けい太@西荻窪」で 梅肉ポークの上ロース
毎月恒例の「とんかつ けい太」詣で。狙いはもちろん月末頃に提供される希少銘柄豚。
2019年11月のオープン後の間もなく行って以来、今回で24回目の訪問(^^ゞ お気に入りの有名とんかつ店はいくつもあれど、その中でも特別な存在なのですね。
今月は熊本県天草の「梅肉ポーク」だという。その名のとおり梅肉エキスで育てた豚君で完全無薬。安心安全な豚肉だそう。何よりこの店のチョイスなら間違いはないはずだよねと。この梅肉ポークについて詳しくはこちらをご覧くださいまし。
というわけで予約時間の 11:00直前に着いてカウンターの一番奥にに着席。今日はご主人とサブの男子x2、可愛いお姉さんスタッフx1の4人体制。平日火曜日とあって割りとゆったりスタート。
もちろんオーダーは決まっている。梅肉ポークの上ロースと、まずはビールね。
「サッポロ黒ラベル 700円(価格は全て税込)」と先出しして貰った「キャベツ(キャベツのお代わりは一回無料) 」。自分で廻しかけたのは「黒トリュフのドレッシング」。
ご主人けい太さんの練達のオペレーションを眺めながら、呑みながらのお待ち。
見ていると私の梅肉ポークとほぼ同時に注文が入った六白黒豚の上ロースがバットに上げられて、油切りと余熱入れの段階。あれ?衣の色がまるで違う。
写真を撮れなかったので伝わらないかもだけど、六白黒豚の衣の方が断然白いのだ。ひょっとしてパン粉を変えている? それとも火入れ(揚げ時間や温度)の差? どちらにしても、これぞ「けい太」の匠のワザなのだろう。
ふーん凄いな、なんて思っているうちにご提供。
「熊本県天草 梅肉ポークの上ロースかつ定食 3,300円」
オーダーから20分ほどでご提供。今日のご飯は珍しく熊本県産の高級米「森のくまさん」だそう。今回はいつもの豚汁ではなく「シジミの味噌汁」をチョイス。
一番厚い部分があらかじめ返されて出てくるのはこの店恒例。ご覧のとおり赤味肉部分に淡いロゼ。例によって何も付けずに(軽く下味は付いているけど)真ん中の一枚を。あ、旨いっ!
もうね、判っちゃいるけど火の入り加減も衣の食感も凄すぎる。
端っこの方も返してみると、これまたお見事。真ん中あたりだろうと端っこだろうと「旨い!」という言葉しか出てこない。正にお見事です。
脂身部分のサラッとした旨味も素晴らしい。
例によって殆どを塩とカラシの組み合わせで食べた。何をもって梅肉ポークと感じるかまでは私のバカ舌では判らない。でもとにかく柔らかく、しっかり豚肉の旨味が伝わってくる。
いくつもの有名店で食べた超希少銘柄の豚君はもちろん旨いけど、なんのかんの言っても料理人の揚げの技量が大きくものを言うのだ、というのがこの店に来るとよく判る。
久しぶりに頼んだ「シジミの赤だし味噌汁」はシジミだけでなく魚介のダシ感が満載で、こんなに旨かったっけと改めて思わされたましたね。
全てをきれいに、そうして美味しく頂いてご馳走様でした・・・・。
改めて書いておくと、この店はオープンからわずか2年ほどでミシュランの「ビブグルマン」、続いて先日には「東京とんかつ会議」の殿堂入りにも名を連ねている。
西荻窪の改札を出てわずか30秒という立地。未食の方にはこの銘柄に限らず是非一度どうぞとお奨めしておきますね。
◆とんかつ けい太
https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
11:00-14:00 17:00-21:30 要予約
月木休 2019/11 Open
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