2022梅雨入り前の南房総「竹岡式ラーメン 梅乃家」
久しぶりの晴れ間。天気予報も今日明日は晴天だという。であればと急遽アクアライン越え。
いつもどおりアクアライン以外は全て下道。高速代の節約もあるけれど、館山道はずっと山の中なのでこれといった景観もなく楽しいドライブにならないから。ともあれ最初の目的地 富津竹岡へ。
「竹岡ラーメン 梅乃家」
ご存じ竹岡式ラーメン発祥の店。開店時間の30分ほど前に着いてみると先客は二人だけ。お二人とも地元の常連さんらしい。
例によって開店時間になるとおばちゃんが注文を取りに来た。チャーシューメンと やくみ、ライスをオーダー。定刻を6分ほど過ぎて開店。この時点で行列は10人に満たない。平日だとこんなもんか。
奥の窓際の席に座ってお待ち。メニューも載せておきましょう。初めてこの店に来た20年前はラーメンが 450円だったと思うので、倍になってます(;_;)
「チャーシューメン 1,000円+やくみ 150円+ライス 200円」
着席から15分ほどでご提供。いつものルックスは「ザ・梅乃家」で思わず笑みがこぼれます。
真っ黒な醤油色のスープにチャーシューが全部で9枚。中央に山盛りの「やくみ(キザミ玉ねぎ)」。隠れて判りにくいけど手前に海苔とメンマ。
最初にチャーシューメンからチャーシュー3枚とやくみをライスに移動して「チャ丼」化。
ちなみにこの店にはちゃんとした「チャーシュー丼 300円」があるのだけど、ご飯の量が多いのとチャーシューの端肉(やたらショッパイ)が多かったりするので、ライスを頼んで自分でチャーシュー丼を作るのが私流。
醤油色に染まった細縮れ麺。麺が伸びてしまわぬようにラーメンから食べ始めますね。変わらぬいつもの味、ブレがないのが梅乃家。相変わらず旨い。がんこや二郎と同じくトリコになってしまっていて、富津でラーメンと言ったら梅乃家なのですよ。
麺とチャーシューをあらかた食べ終わり、スープだけをわずかに残したところで自作「チャーシュー丼」に取りかかります。チャーシューを残ったスープに漬けたりしながら食べ進み。こちらも完食。
全て美味しく頂いてご馳走様でした。
★この店のこだわり(作り方)
チャーシュー:豚バラ肉をブロックごと醤油(のみかは不明)で煮込んだもの。
スープ:チャーシューの煮汁を麺(乾麺)を茹でた そのお湯で割っただけという非常にシンプルなもの。
チャーシューは普通の大鍋を使い(丸鍋もあり)ガスの火で煮る。
麺は洗面器みたいな丸い大鍋を使って七輪の炭火で茹でる。茹で鍋のお湯を頻繁に変えるので回転はあまりよくない。
麺は千葉市「都一」の乾麺。醤油は富津市佐貫の「宮醤油店」のもの。
チャーシューはガスの火で麺は炭火の七輪。何故そうするのかは判らないけど、ずっとこのスタイルだ。
最後に。先日(4/14) 竹岡式ラーメンの元祖、この店のご主人坂口氏が亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします
◆竹岡らーめん 梅乃家(うめのや)
千葉県富津市竹岡401
10:00-19:00頃
火・水休+月一回ほどの不定休
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