2022春・富津「竹岡式ラーメン 梅乃家」チャーシューメンとライスで
今月二度目のアクアライン越え。例によって木更津金田ICからずっと下道で富津市竹岡へ。
竹岡式ラーメン発祥の店「梅乃家」。
開店時間の35分ほど前に着いてみると先客は1人だけ。年度末の3/31だからか10時の開店時間になっても行列は4人のみ。間もなく2人ほど増えたけど、こんなに少ないのも珍しい。
入り口にはこんな貼り紙が。やくみ(キザミ玉ねぎ)がまた値上げに。50円だった「やくみ」が 100円になり更に 150円に。なんと三倍になってしまった。タマネギの価格が高騰しているというから、それも止むなしか。落ち着いたら元に戻るのだろうか。ちと心配。
例によって開店直前におばちゃんが注文を取りに来てくれたので、チャーシューメンと やくみ、ライスをオーダー。いつもどおり定刻を数分過ぎて開店。
奥の窓際の席に座ってお待ち。メニューも載せておきましょう。初めてこの店に来た20年前はラーメンが 450円だったと思うので、こちらは倍になったのですね。いやはや(;_;)
「チャーシューメン 1,000円+やくみ 150円」
着席から15分ほどでご提供。いつものルックス。一味とコショウは自分で掛けたもの。左は「ライス 200円」。
山盛りのやくみ(キザミ玉ねぎ)に隠れて判りにくいけど、厚く大きなチャーシューが8枚。奥に海苔、その右手にメンマ。
そして黒く醤油色をしたスープ。ザ・梅乃家というラーメン。
最初にチャーシューメンからチャーシュー3枚とメンマ数本、さらにやくみ、海苔をライスに移動して「チャ丼」化。このためにチャーシューメンをオーダーしているのですね。
麺が伸びてしまわぬようにラーメンから食べ始めます。醤油色に染まった細縮れ麺が愛おしい(^^; 変わらぬいつもの味、ブレがないのが梅乃家。相変わらず旨い。もう完全にクセになってしまっていて、この濃い味強い味が堪らないのです。
麺とチャーシューをあらかた食べ終わり、スープだけをわずかに残したところで「チャ丼」に取りかかります。チャーシューを残ったスープに漬けてみたりしながら食べ進み。こちらも完食。
かなり高くなってしまったけど、美味しく頂いてご馳走様でした。
★梅乃家の竹岡式ラーメンについて改めて書いておきましょう。
スープはチャーシューの煮汁(醤油)を麺を茹でた そのお湯で割っただけという非常にシンプルなもの。
そして麺は千葉市「都一」の乾麺で、醤油は富津市佐貫の「宮醤油店」を使用。
チャーシューは大鍋でガスの火で煮るのに、麺は洗面器みたいな丸い鍋を使って炭火の七輪でお湯を沸かし茹でる。何故そうするのかは判らないけど、ずっとこのスタイルを崩さない。
いわゆる今時当たり前のダシの旨みタップリのラーメンとは一線を画すラーメン。これこそが「梅乃家の元祖 竹岡式ラーメン」なのです。
◆竹岡らーめん 梅乃家(うめのや)
千葉県富津市竹岡401
10:00-19:00頃
火・水休+月一回ほどの不定休
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