「tonkatsu.jp 表参道」で 静岡富士農場 セレ豚の特上ロース
昼食は外食で週間の五日目。今日はちょっと足を伸ばして表参道。中野からだと二度の乗り換えが必要なのだけど、かつて10年以上も通った駅であり慣れた通勤経路でもありますな。
「tonkatsu.jp 表参道(とんかつドットジェイピー)」 今回で四度目。オミクロンやら何やら諸般の事情により今年初の訪問となりました。謹賀新年です(^^ゞ
開店時間の 11:30をわずかに過ぎて着いてみると、先客は二組三人のみ。奥さんの笑顔で迎えられ揚げ場の斜め前あたりに着席。
平日の今日は男性シェフと奥さんの二人体制みたいだ。
まずはメニューを眺め今日の銘柄豚は何があるのだろう。「シュベービッシュ ハル」があったら嬉しいなと思ってたけど希少銘柄中の希少銘柄でもあり残念ながら今日は無し。
ランチサービスは「岩中豚」。でもこの銘柄はあまり希少性がない?(^^; ので、今日の希少銘柄の中で食べたことがないのはと見てみると富士宮市にある富士農場の「セレ豚(せれぶー)」だけが未食だった。であればとそいつをオーダー。
説明によると「満州に古くから伝わる民豚にランドレースや大ヨークシャーを掛け合わせてできた豚」さんだそうだ。
この富士農場は凄い。国内で豚の六大品種を全て揃えているのはここだけだとのこと。長くなるので詳しくは上のメニューやこちらをご覧下さいまし。
「ASAHI BEERY 550円」 蔓延防止期間中なので酒類の提供は無し。代わってあったのがこちら。0.5%とほぼノンアルコールなのだけど、これ本物のビールと比べてあまり違和感がない。コロナ禍以降ノンアルビールはいろんな銘柄を飲んできたけど、これが一番ビールっぽい。良い銘柄を置いてくれいる。感謝です。
先客三人の他、私に続いて入ってきた後客二人のオーダーも入り、シェフ一人の厨房は大変そう。
そしてオーダーからおよそ 27分でご提供。とんかつ専門店で提供まで時間がかかるのは無問題。でも油切りをしながら余熱を通すのを目の前で見せられているとお預けを喰らった犬みたい(^^; 垂涎の的とはこのことを言う。
「静岡・富士農場 セレ豚の特上ロースかつ定食(230g) 3,590円(税込)」
例によって切り身の全てが返された状態で出て来るのがこの店の特徴。その右上にチョコンと載っているのは奥さんがサービスですと言ってつけてくれたメンチカツ。すごく得した感じ(^^ゞ
ご覧のとおり相変わらず見事な火の入り加減。目の細かいパン粉は「中屋パン粉工場」謹製のもの。きれいなキツネ色に揚がった衣にはどこにも破綻など無い。
分厚く切られた肩ロース。赤身部分は濃厚でしっかりした豚肉の味。融点が30度だという脂身は甘く口の中でとろける。これ塩(与那国の塩)とカラシの組み合わせが私好み。
旨い。肉質が良いというのがバカ舌の私にさえ伝わってくる。文句なしだ。
「幸せのメンチカツ」 始めたばかりだというメンチカツ。幸福豚に安曇野げんき豚、更に国産和牛をブレンドしパンの耳を使ったというメンチ。これ驚き。あふれ出る肉汁、そして元の肉の食感が残っているみたいで、やたら旨い。
後で気が付いたけどテイクアウトもできたみたい。頼めばよかった。
香り立つ赤出汁の味噌汁、炊きたてのご飯。私好みでちょっと酸味のあるお新香もいい。全てキレイにそして美味しく頂いてご馳走様でした・・・・#。
ランチメニューならともかく、そうそう頻繁に行ける価格帯の店ではないけれど、何度でも再訪してしまう店。未食の方には一度是非どうぞとお奨めしておきますね。
◆tonkatsu.jp 表参道(トンカツドットジェイピー)
https://tonkatsu.jp/
港区北青山3-9-9 最寄駅:表参道 B2出口
11:30-15:30 LO.15:00 17:00-20:30 LO.20:00
土日祝 11:00-20:30 LO.20:00
月曜休(祝日の場合翌日)2021/11/12 Open
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