「とんかつ けい太@西荻窪」で イベリコ豚と六白黒豚の食べ比べ
お気に入りの店、西荻窪の「とんかつ けい太」。一昨年11月の開店から丸2年が経過し、もうすっかり有名店の仲間入りだ。
月イチ(要予約)での訪問はこの店の月末恒例「希少銘柄豚」狙い。今月は何故か事前のアナウンスが無かったので今日の銘柄豚が何かは行ってみるまで判らない。もし無かったとしてもご主人の実家で育てられた六白黒豚があるので、それはそれで良し。
定刻に着いてカウンターを案内されて着席。今日はご主人とお姉さんスタッフ3人の4人体制。男性スタッフがいないのは開店間もない頃以外初めてな気がする。
さて目の前のメニューを見てみると「イベリコ豚の最高峰「ベジョータ」のロースかつと「六白黒豚」の上ヒレかつの食べ比べとある。あれ?見覚えがある。記憶(過去ログ)をたぐると今年1月のものと同じメニューだ。
あれま10月11月と四万十の米豚がカブったのと言い今回と言い、そろそろ銘柄も一巡したかな? まぁ元々「希少銘柄」なわけだから入手するのも簡単ではないと言うことでしょう。
ちょっと「六白黒豚の特上ロース」と迷ったけど、食べたことがあるとはいえ「イベリコ豚のベジョータ」だって超希少。結局「食べ比べ」の方で行くことにした。
まずは「サッポロ黒ラベル 700円(価格は全て税込)」。先出しして貰ったキャベツに「黒トリュフのドレッシング」をかけてツマミ代わり(キャベツのお代わりは一回無料)。
メニューにはイベリコ豚に合うワインも書かれていたけど、おっさんにワインは合わないのだ(^^;
ご主人が冷蔵庫から取り出したロース肉を見てみると明らかに一般のロースに比べて赤身部分の赤味が強い。「それがイベリコですか?」と聞くと「そうです」と。なるほど肉の色からしてそんなに違うのかと。
「イベリコ豚とんかつと六白黒豚上フィレかつご膳 3,800円」
オーダーから25分弱でご提供。中央のとんかつ以外は他に北海道産「ゆめぴりか」のご飯と、しっかりと豚肉が入った豚汁。そしてお新香。
右がイベリコ豚の最高峰「ベジョータ」のロースかつ 100gで、その左上が「六白黒豚」の上ヒレかつ 70g。
判りにくいかも知れないけど、お皿に添えられているのはスダチとカラシ、ワサビ。その下にあるのは赤いワイン塩。
ベジョータのロースかつ。例によって一番厚い部分があらかじめ返されている。見事なロゼ。火の入り加減が完璧なのが良く判りますな。脂身の部分がきれいに分かれていて少ない。赤身肉部分はヒレかシキンボのようだ。
左上が「六白黒豚」の上ヒレかつ。これもまた見事な火の入り具合です。
まずはこいつから何も付けずにパクリ。ヒレかつはスピードが命ね。続いてイベリコ豚のロース。
イベリコ豚のロースは脂身が少ないせいで食感も黒豚の柔らかいヒレに近く、濃く強い旨味もヒレに似ている気がする。だからロース同士の食べ比べではなく、敢えてロースとヒレにしたのだろうなと。
ま、本当のところは私のバカ舌では判りまへん(^^;
ワイン塩、ピンク岩塩、それぞれスダチを振って。またカラシ、ワサビを加えて食べて見たけど、このイベリコに合うのは前回と同じく少し多めに振ったワイン塩かなと。次いでピンク岩塩とネリカラシの組合せ、ワサビとの組合せも良かった。
六白黒豚の上ロースは私の場合、圧倒的にピンク岩塩が好みだった。
「ゆめぴりか」のご飯が旨い。大盛りにすれば良かったか。ショウガが効いた豚汁もお新香も文句なし。
食べ終わるのが惜しいなんて思いながら、全てを美味しく頂いてご馳走様でした・・・・。
そうそう、オープン後たったの2年でミシュランのビブグルマンに掲載されました。まぁだからどうということでも無いけれど、とにかく美味しい店。未食の方には是非一度どうぞとお奨めしておきますね。
◆とんかつ けい太
https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
11:00-14:00 17:00-21:30 要予約
月木休 2019/11 Open
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