新店「tonkatsu.jp 表参道」で 天城黒豚
先日12日、表参道交差点近くにグランドオープンした「tonkatsu.jp@表参道(とんかつドットジェイピー)」。あの高田馬場の名店「とんかつ ひなた」をプロデュースした「とんかつ王子」のMさんが自らの店を始めたものだ。但しシェフとしてではなく、本人曰く「皿洗い」だとか(^^;
表参道はとかく縁のある土地でもある。というわけで早速Mさんに夜の部の予約をお願いして出かけてみることにした。
「tonkatsu.jp 表参道」
土地勘はあるはずだったが表参道・青山通り界隈の変化は激しい。B2出口から一歩路地に入ると「ここはどこ?」状態(^^; それでも先日TBS「王様のブランチ」でも紹介されていた店構えが見えてきたので、すぐにたどり着くことができた。
店に入ると店主Mさんが笑顔で迎えてくれた。白と木目を基調とした新しく清潔な店内にはカウンター9席と4人掛けテラス席。
スタッフは厨房に二人。フロア担当はMさんの奥様。
上がメニュー(の一部)。ご覧のとおり取扱う豚は全て希少銘柄豚ばかり9品種(左の画)。但し希少銘柄だけに常時全品種が揃うわけではないので、今日の場合は6銘柄。このうち私が食べたことがあるのは4品種。
さて何にしよう。ちょっと迷ったけど未食の「天城黒豚(右の画)」で行くことにした。同席してくれたMさんの貴重なお話を聞きながら待つ内にMさんが頼んだ「安曇野げんき豚」が先に出てきた。
「安曇野げんき豚のロースとミニひれ 2,790円(税込)」
Mさんとシェアさせて貰った。まずは浮き出た肉汁が消えてしまう前にとヒレから。ヒレ用にと出されたモンゴルのジャムツダウスという岩塩をちょっと付けてパクリ。しっかりしたでも柔らかい食感がいい。文句なしに旨い。
そしてロース。脂の融点が28度と低く甘くとろけるような脂身と赤身の旨味が特徴だという。たしかにその通り。これもまた旨いわぁ。次回はこれのリブロースを食べてみたいと思った。
「天城黒豚の上ロースかつ定食 3,990円(税込)」
このように全てが返された状態で出てきた。肉が直接舌に触れるようにという配慮からだそうだ。横を向いたまま食べると衣が最初に舌に触れてしまい、食感・味ともに伝わりにくいから。
ご覧のとおり脂身の厚みが凄い。入っている場所は違うがリブロース並の脂身の量に思える。調理前は真っ白な脂身なのだそうだ。
そして何も付けずにひと口。うん、旨い! 赤身も柔らかく旨いがこの脂身の甘み旨みが際立っている。
大半を塩(与那国の塩)で、残りを自家ブレンドのソースとカラシで食べた。ソースも旨かったな。
最後に香川県「オリーブ豚のミニひれ 990円」。
これもシェアして食べさせて貰った。実際オリーブの香りがするわけではないけれど、赤身の柔らかさ旨味がしっかり伝わってくるヒレだった。
全てを美味しく頂いて、ご馳走様でした・・・・#。
再訪必至。できるだけ早くまた来よう。食べてみたい豚さんがいくつもあるのです。今回の「天城黒豚」だって、リブロースだったらどんなだろうと想像してしまうではありませんか。
Mさん、貴重なお話を始め、いろいろとありがとうございました。
そうそう「tonkatsu.jp」とは変わった名前のようだけど随分前に取ってあったドメインをそのまま店名にしたものだそうだ。
◆tonkatsu.jp 表参道(トンカツドットジェイピー)
https://tonkatsu.jp/
港区北青山3-9-9 最寄駅:表参道 B2
11:30-15:30 LO.15:00 17:00-20:00 LO.19:30
土日祝 11:00-20:30 LO.20:00
火水休(祝日の場合翌日)2021/11/12 Open
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