2021梅雨の合間「秩父・長瀞渓谷」
水曜日。天気予報は今日午前中は晴れ、午後から曇りだという。梅雨の中休みらしい。であればと早朝家を出て向かったのは秩父方面。
関越自動車道花園ICから下道。ざっと一時間半で最初の目的地「長瀞」着。平日でもあり誰もいない駅前。この付近の駐車場はやはり駅前が一番高いようだ。
誰もいない駅のホームと真っ直ぐな線路。いいですねこの光景。この踏切を渡って少し行くといきなり一日 200円とか 100円になる。もちろん 100円のところにとめて早速川へと降りてみる。
名勝でもあり、「日本地質学発祥の地」でもある長瀞渓谷。とりわけここ「岩畳」。一度は来てみたかったのですよ。
結晶片岩のカタマリね。ここへ来る前に「ブラタモリ」の秩父編を見て予習していたのですよ。「片理」と「節理」などと判ったようで判っていない言葉をつぶやきながらタモリと近江ちゃんが座った岩に腰かけてみたりして殆どミーハー気分。
あ、左に流れている川は荒川(の上流部)ね。そして判りにくいかもしれないけど、その向こうの崖も浸食されずに残ったという片岩で奥がいわゆる「秩父赤壁」。
平日の早い時間とあって誰もいない観光地。曇り空なのがちょっと恨めしいところだけど、一通り歩いてみてお次の親鼻橋へ移動。
こんな小さな看板が小道の入口にあった。良かった見つけられて。
この道を下るといきなり現れたのが「紅簾石片岩」の露頭。多くの紹介写真では向こう側から撮ったものが多いのだけど、直接触れられるのはこちら側。わずかに岩肌が紅いのが判るだろうか。
そしてこちら側からでないと見られないのが、この「ポッドホール(甌穴 おうけつ)」。直径 2m以上あるポッドホールは珍しいというか日本ではここだけ? 残念ながら川水か雨水がたまってしまっていて奥底まで見られなかった。ご興味がある人はこちらをご覧くださいまし。
高校時代、地学が好きだったはずなのだけど何も覚えていない自分が情けない、などと思いながら長瀞渓谷地学のミニミニ旅はここまで。
今度は家内を連れて、今回いけなかった「虎岩」や「ライン下り」などもやってみたいと思っておる次第。
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