2021冬の上州沼田とんかつ街道「金重」で超熟尾瀬ドリームポーク #エプリィ
名勝「吹割の滝」から道に雪がなくなった「上州湯けむり街道」を沼田に向かって走ると、途中からは別名「上州沼田とんかつ街道」となる。
前の記事でも書いたとおり、この日光まで続く国道120号は他に「日本ロマンチック街道」とも、一部は名産の「トウモロコシ街道」とも呼ばれていたりする。
てなことはおいといて、今回で三度目の訪問となる「とんかつ 金重(かねじゅう)」。このとんかつ街道における大のお奨めの店だ。
快晴だし午前中の雪景色がウソみたい。13時少し過ぎという時間に着いてみると、先客は3組ほど。「二人です」とご主人に告げるとテーブル席に案内された。
この店の定食メニューは私的には事実上「超熟尾瀬ドリームポーク」か「奥利根もち豚」の二択。
今回こそは未食の「奥利根もち豚」をと思ったけど、やっぱり「超熟尾瀬」を食べたい。それほどお気に入り。でも今回はちょっとだけ目先を変えて「超熟尾瀬の和風」をオーダー。何が違うって大根おろしとポン酢が付くだけなんだけどね(^^ゞ
そうそう、何故「超熟」かというと専用の熟成庫で五週間も寝かせているからだそうだ。
テーブル上の調味料は店主自ら探し歩いたという「月星食品(足利市)のとんかつソース」にピンク岩塩、七味唐辛子の三つ。さらにスリごまも加わっている。
厨房からは派手に肉をたたく音。私の「超熟」も叩くんだろうか・・・最近では元々柔らかい肉ならその肉の繊維を壊さず、むしろ肉らしい食感を残すために叩かない店も増えているのだそうだけど。
ともあれオーダーから 20分強でご提供。低温で二度揚げしているという。
「超熟尾瀬ドリームポークの和風ロースカツ定食 1,900円」
ざっと 200gはあるだろうか。ご覧のとおりこの辺りでは珍しいと思われる白い衣は前回と変わらずで期待どおり。低温揚げというだけでなく糖度の低いパン粉を使っているんですね。
一番厚い部分を返してみると、その分厚さがよくわかる。画像では光線の加減で肉が白く見えるけど、わずかにピンク色掛かっている。はてさて今回はどんな感じだろうと、まずは何もつけずにひと口。
うん、旨い。柔らかさも肉の旨み、脂身の甘みともに申し分ない。
この価格帯のとんかつで、このレベルを食べられるのは幸せというものだろう。地方ならではの値段だとも思う。
おろしポン酢でも食べてみたが、やっぱりピンク岩塩がいい。そしてこの店の場合は月星食品のとんかつソースとカラシの組合せがまた良く合うのです。中央の二枚以外をこれで食べたけど、ご飯にも良く合ってくれて文句なし。
サラダに味噌汁、漬物類も美味しく頂いてご馳走様でした。
「超熟尾瀬ドリームポークのロースカツ定食 1,800円」
こちらは家内が頼んだもの。そのボリュームに驚いていたが、柔らかくて美味しいと絶賛。
二人とも大満足で店を出た。機会があったら、また是非食べに来たい。そう思わせられるお店なのです・・・・。
◆とんかつ 金重(かねじゅう)
群馬県沼田市白沢町高平26-8
11:00-14:30 17:00-20:00 金曜休
#日テレ エプリィ every.
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