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2021.01.22

2021 冬の吾妻路「四万温泉 ひなたみ館」お宿編

 本日のお宿。四万温泉の最奥部にある湯宿の一つ。なんでも明治38年創業の老舗旅館を近年リノベーションしたものだそうだ。

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 「四万温泉 ひなたみ館」。曇り空の下、判りにくいけど元は老朽化?した旅館であったことが信じられないくらい新しく清潔で、木材を生かした屋内はとても居心地の良いものになっている。

 10部屋しか無いこぢんまりとしたお宿。GoToが消えたせいでキャンセルが相次いだのだろう。今日は我々の他は3組4人だけだそうだ。

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 こちらが我々が泊まった部屋。フロントで受付を済ませ案内された部屋に入った途端、家内が「うわぁ!素敵!」。想像よりもずっと広く清潔。調度類も素晴らしい。

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 かなり広めの居間には、足が悪い家内向けに少し高めの座椅子が用意されていて、宿の心配りを感じられる。

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 縁側風の広縁。テーブルには小さな花が添えられていて、ゆっくり座ってお茶でも。そんな感じだ。

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 広縁からの景色。眼下に小さな滝がある四万川。目の前は雑木林の崖地。いかにも山間の温泉宿といった風情。新緑か紅葉の季節が一番良いのかもしれない。

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 寝室はベッドではないものの、少し高くなった寝台?の上に布団が敷かれている。ほかに温水洗浄機付のトイレと洗面台。布地がしっかりした浴衣にハンテン、ちょっと高級なアメニティも各種揃っていて、非の打ちどころ無し。

 のんびりする前にまずは温泉。三つある風呂は全て貸し切りになっている。予約等は不要。空いているところに入って中から鍵をかけると各階にある使用状況ランプが点灯するという仕掛けになっている。

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 最初に入ったのは「摩耶の湯」。一番広い内湯。カランは二つだけだけど、洗い場も広くなかなか良い。窓の外には部屋から見たのと同じ四万川と崖(^^; (風呂の画像は全て宿のHPからのもの)

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 こちらは「蛍の湯」。一番狭い内湯で窓はない。またこの湯が一番熱い。

Keimei_yu

 そして「鶏鳴の湯」。露天風呂となっているが屋内なので半露天風呂と言ったところか。雪の多い地区の露天風呂は半露天であることが多い。窓からは同じく四万川と崖(^^;

 このお湯が一番ヌルい。源泉掛け流しの露天なのである意味仕方ない。でも5分も浸かっていると汗が吹き出してきたので私的には問題ない、のだけど家内は温まらないからとお隣の一番熱い内風呂にハシゴしていた。
 そうそう、泉質はどの湯も「硫酸塩泉」だそう。家内は肌がスベスベになったと言っていたが、おっさんには判らなかった(^^ゞ

 ともあれ、いいですわねぇ、このお宿。食事編へと続きますね。

四万温泉 ひなたみ館
 https://www.hinatamikan.co.jp/
 群馬県吾妻郡中之条町四万4367-8

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