「とんかつ けい太@西荻窪」で イベリコ豚と六白黒豚の食べ比べ
この店を知ってから「成蔵」に行く回数が明らかに減った。同じ高級店でもこちらの方がコスパがいいし私好み。すっかりお気に入りだ。今回で7度目の訪問になる。
「とんかつ けい太」 最近では予約も取りにくく、もうすでに有名店の仲間入り。
さて今回の狙いは毎月月末から月初のわずか一週間ほどだけ提供されるこの店の希少銘柄豚シリーズ。今月はイベリコ豚の最高峰「ベジョータ」のロースかつと、この店の定番「六白黒豚」の上ヒレかつの食べ比べだそうだ。あらかじめ予約しておいて良かった。
予約時間の17時直前に着いてみると入口には可愛いお姉さん。良かった今日はいてくれた。検温して貰うのも苦になりませんな。
カウンターの一番奥に着席。一応メニューを確認するもハナからオーダーは決まっている。
最初はこれ「アサヒスーパードライ 715円」(価格は全て税込)。とんかつのキャベツを先出しして貰ってつまみ代わりに(キャベツのお代わりは一回無料)。このキャベツに卓上の「黒トリュフのドレッシング」がまたよく合ってビールが進みます。
オーダーから提供までは20分強かかる。奥の席だとご主人の丁寧な仕事ぶりが見られるのですね。キャベツとビールでいっぱいやりつつ眺めているうちにご提供。注文してから 22分後のことね。
「イベリコ豚ロースかつと六白黒豚の上フィレかつご膳 4,180円」
メインディッシュ?の他には山形産「つや姫」のご飯と、しっかりと豚肉が入った豚汁。あれっ?今思い出したけど、お新香を忘れられた(^^;
手前がイベリコ豚の最高峰「ベジョータ」のロースかつ 100gで、その左上に載っているのが「六白黒豚」の上ヒレかつ 70g。
ベジョータのロースかつ。例によって一番厚い部分があらかじめ返されている。見事なロゼ。火の入り加減が完璧なのが良く判りますな。イチボ肉みたいに脂身がきれいに分かれていて、中央部はヒレかシキンボのよう。
そうそう、判りにくいかも知れないけど、お皿に添えられているのはスダチとカラシ、ワサビ。珍しいのはそのワサビの下にある赤いワイン塩。
「六白黒豚」の上ヒレかつ。角度がよくないけど同じく見事なロゼ。
まずは何も付けずにイベリコ豚のロース、六白黒豚の上ヒレと食べてみた。どうしてロース同士を比べないのだろうと思っていたのだけど、その理由が少しだけ判ったような。
イベリコ豚のロースは脂身が少ないせいで食感も黒豚のヒレに近く、その柔らかな旨味もヒレに似ている気がする。
なーんて正確なところは私のバカ舌には判らない(^^;
続いてワイン塩、ピンク岩塩、スダチ。それぞれカラシ、ワサビでも食べて見たけど、このイベリコに合うのは少し多めに振ったワイン塩のように思った。
「つや姫」のご飯が美味しい。大盛りにして正解。ショウガが効いた豚汁も良し。お新香を忘れられたのだけが・・・気がつかない私も私だが(^^;
デザートには山梨の「桃のシャーベット」。口の中もサッパリ。全て美味しく頂いてご馳走様でした・・・・#
開店後1年と2ヶ月。残念ながら最新ミシュラン(ビブグルマン)には載らなかったけど、そんなことには関係なく美味しい店です。未食の方には是非一度どうぞとお奨めしておきますね。
◆とんかつ けい太
https://www.facebook.com/tonkatsukeita/?tn-str=k*F
杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1F 最寄駅:西荻窪駅
11:00-14:00 17:00-21:30
木曜休、月曜ランチ休 2019/11 Open
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