大雪の「みなかみ町」温泉旅館 MICASA の夜
火曜日から降り始めた雪は次第に勢いを強め予報どおり大雪となった。
群馬県みなかみ町藤原では木曜日までの積雪量が八甲田山の酸ヶ湯を超え 202cmに達したという。
そんなニュースを聞いては居ても立ってもいられない。金曜日の仕事を早めに切り上げ目指すは水上温泉。もちろんクルマはスタッドレスにスノーワイパー、念のためスコップとチェーンも積んである。
関越道は大雪による大規模立ち往生(2000台!)の発生ににより一昨日から月夜野IC・小出IC間で上り下りともに通行止めのまま。でも月夜野まで行けるのなら問題はない。残りは下道でもわずかの距離だ。(上の二つ画像はネットニュースからのもの)
「水上温泉 旅館 MICASA」 幸い?ここまでの道に殆ど雪がなく、昨日予約したばかりの宿に着いたのは 18時半頃。素泊まりだけどそれも無問題。
部屋は広縁付きの八畳間にバストイレ、洗面所付。おっさん一人には充分です。そして旅装を解くのももどかしく、宿のすぐそばに見つけた飲み屋さんへ。
「むねおハウス」 町の小さなセルフ形式の居酒屋さん。客は基本的に常連さんばかりのようだ。
話好きのご主人が面白い。最初はビールに刺身の盛合わせ。あとはご主人に奨められるままに鳥の唐揚げやポテサラなど。酒は茜霧島のお湯割りを三杯ほど。いい気持ちになったところで、なんとラーメンができるという。
「素ラーメン」 ちゃんと自分で炊いているのだそうだ。使っているのは動物は鶏だけ。ほかに煮干しなど。素ラーメンだという割にはちゃんと具材が入っている。チャーシューの代わりは豚の肩肉。ほかに海苔、きざみミギにほうれん草。
これがまた呑んだ後には実に旨かった。麺は細ストレートで硬めに茹でてあって私好み。これは全汁してしまいますね(^^;
お勘定(4,000円)を済ませ、同い年であることが判明したご主人にご馳走様でしたとご挨拶して店を出た。
宿に戻ってまずは温泉。ほろ酔いの体に露天風呂の冷気が心地よい。雪見風呂が貸し切りだ。広い湯船に浸かって鼻歌など(^^ゞ
(部屋と風呂の画像は宿のHPから拝借したもの)
部屋に戻り、買い置いたカンチューハイでもう一杯飲りつつ撮った写真の整理・・・を始めたのだけど、もう限界。睡魔に負けて爆睡。
4時前に目が覚めて、もうひとっ風呂(^^; そとは雪降り。大雪というほどではないけれど、宿のこんな朝もまた「いいですわねえニッポンの冬」。
この宿、なかなかいい。今回は素泊まりだったから食事は判らなかったけど、また機会があったら泊まってみたいと思った。もちろん今度は食事付きでね。
夜が明けて窓から外を見ると、夜半から降り始めた雪は 15cmほど積雪。出発時刻には更に積もり 25cmほどだったろうか。
10時。ようやく小降りになった。さてクルマから雪を降ろして、そろそろ出かけましょうかね。
◆水上の自然を楽しむ温泉旅館 MICASA
https://micasa-minakami.com/
群馬県利根郡みなかみ町湯原740
0278-72-3288
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