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2020.07.29

「波と雲@東中野」で 奥三河という名のラーメン

 昨年11月に東中野にオープンしたラーメン店。あっという間に評判になったのだけど、なかなか行けず、ようやくの訪問。

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 「波と雲」  東中野駅東口(北)からすぐそばの商業ビル地下にあって、かつての「凪」のように、本来バーの店を若い?ご主人が昼の部だけ間借り営業というスタイル。

 11:30のオープンに合わせ SP氏と待ち合わせ。わずかに遅れて着いて見ると先客は二人だけ。カウンター7席の店内はコロナ対策に隣席と間仕切りがされている。狭い厨房にはご主人一人。

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 メニューと言っても黒醤油の「奥出雲」と白醤油の「奥三河」の二種類だけ。色々書かれている食材の説明書きは適宜読んでくださいまし。

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 最初に出されたのは冷たいハープティー。食前茶ということだそうだ。しばらくしてラーメンのご提供。

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 「奥三河(白醤油)850円」

 スタンダードな鶏豚の出汁に魚介が香る塩と見紛うような清湯スープが旨い。スッキリ感だけではない濃厚さも兼ね備えている感じ。これが奥三河旧足助町の「足助仕込み蔵の木桶で天然醸造された白醤油」の効果なのだろうか。

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 これに合わせる麺は加水率低めの白い中細麺。もう少し硬めの方が好みだけど、この旨いスープをよく持ち上げてくれる。

 驚いたのが極太のメンマ。極太自体は珍しいわけではないけれど、元のシナチクの雰囲気を強く残した食感が素晴らしい。コリッでもなくサクッでもなく、しっかり噛み着る感じ。コレ旨い。

 もう一つ。チャーシューがまた旨い。最近流行り?の柔らかいチャーシューではなく、しっかりした歯応えがあって、噛むほどに旨みが伝わってくる凄いヤツ。そうそう九条ネギもいい感じ。

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 「奥出雲(黒醤油)850円」  SP氏が頼んだもの。ある意味、これもまた呑んだ後ラーメンとしてピッタリ。そして地元中野北口にもこういうラーメン店が欲しいよねと。
 同感ですね。再訪必至です。そして次回は黒醤油に決定。

 何はともあれ凄い店が出てきてくれました。いつか独立した店として正式オープンするのなら、是非中野駅北口へと勝手に誘導したいと思います(^^ゞ

波と雲
 中野区東中野5-3-1 B1F 最寄駅:東中野
 11:30-14:00 20食-30食の提供 売り切れ終了
 日曜・月曜休 2019.11.2オープン

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