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2020.06.19

初訪問「手打蕎麦 じゆうさん@東長崎」

 先日パニマスの智さんから聞いた店。高級路線で最近食べた中では一番旨い蕎麦だそうだ。そうと聞いては座して待っているわけにはいかない。
 というわけで在宅勤務の今日出かけてみることにした。

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 「手打蕎麦 じゆうさん」
 最寄駅は東長崎だけど中野区江原町。目白通り沿いにあって、この店の前は幾度となく通っているのに全く気づかなかった。開店直前の画なので暖簾が出ていないが、高級路線という割りには大人しい外観。

 店内とメニューの撮影はNGだそうなので画像は無し。カウンター3席、二人掛けテーブル4卓、奥に座敷席もあるようだ。カウンターに座って、まずは「田舎そば」を注文。

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 間もなく出てきたのは、濃い醤油色をした下地の入ったそば猪口と薬味。最初は塩でお召し上がりくださいという塩は卓上に置かれていたもの。(店内の照明が暗いので画も暗いのはご容赦)

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 「田舎そば 1,100円(税抜)」
 店内の石臼で挽いた蕎麦粉を使っているそうだ。

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 星(蕎麦殻)が適度に混じった透明感のある蕎麦は見るからに旨そうだ。何も付けずまずはそのまま。値段も値段だが、実際これは旨い。
 続いて塩を振ってみる。なるほど最初は塩でと奨めるだけあって、よくこの蕎麦に合っている。石垣の天日塩に似ているような気がしたけど、私に判るわけがないか。

 続いて下地に少し浸けてやると、これは旨い、濃いのは色だけでなく味も同じ。丁寧に出汁を取っているのだろう。カラめで私好み。

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 「汁無し追加そば(せいろ十割そば)700円(税抜)」 当然一枚で足りるはずもなく、最初から二枚、二種類狙いね。

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 先ほどの田舎そばと違ってこちらは薄い焦げ茶色? 見るからに滑らかそうだ。
 これもまずは何も付けずにひと口。おおっツルツル感が素晴らしい。そして後からそば粉の香り。なるほど看板メニューだけのことはある。

 十割そばでこれだけ滑らかさを出すのは、相当難しいことに違いないのだけど見事なものだ。こちらも塩と下地で頂いた。
 強めの下地なので、最初は足りないと思ったけど、かなり残った。そば湯で割ってやるとこれもまた旨い。

 店の雰囲気も家族経営らしいスタッフの感じもいい。再訪必至。未食の方には一度是非どうぞとお奨めしておきますね。

 そうそう「じゆうさん」とはどういう意味だろう。自由山?自遊山?または十三とか? 今度行ったら聞いてみよう。

手打蕎麦 じゆうさん
 中野区江原町3-1-4 最寄駅:東長崎
 11:30-14:00 17:30-20:00
 日 11:30-16:30 月曜休

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