2020南会津遠征4「大内宿」
南会津遠征の目玉として捉えていたのがここ「大内宿」。泊まった宿からはわずか15分ほどの距離なのだけど、近くの内科へ寄ったために10時半過ぎの到着となった。
江戸時代より会津と日光を結ぶ「会津西街道(下野街道)」にある「半農半宿」の宿場町だったそうだ。明治期に開通した現会津鉄道によって宿場町としての機能は失われてしまったのだと。でもその代わり、取り残されたがゆえに茅葺屋根の民家が街道沿いにズラリと並ぶ、かつてのままの町並が残ったのだそうだ。国の重要伝統的建造物群保存地区ね。
本来はCMの「いくぜ東北。」に出てくるような、こんな光景を求めて来たのだけど、雪不足の影響で今年は北側の屋根に雪がわずかに残るのみ。
それでも信州に縁ある者として「奈良井宿」や「妻籠宿」、更に奥飛騨「白川郷」や、越中富山は五箇山の「相倉合掌集落」「菅沼合掌集落」を泊まり歩いてきた者としては絶対にはずせないと(^^ゞ
そう思って来てみたのだけど、体調を崩していた私は、最初の(この記事一番上の)画像を撮るために少し高い処へ登っただけでゼーゼーと肩で息をする始末(^^;


わずか 400mほどの町並もひと通り見て歩いたし、ちょうどお昼時。食事処の「よろづや」さんに避難して、名物の高遠蕎麦を食べることにした。
メニューを眺めてみると名物の「ねぎそば(高遠そば)1,100円」と「ざるそば 950円」がある。そばの量は同じで、それぞれ大盛りは 250円増し。そして「ねぎ(単品)」は50円???
んぢゃ「ざるそば+ねぎ単品」の方が得だよねぇ。
「ざるそば 大盛り+ねぎ単品 1,200円」
こちらが、その画像。どうだ見たかというくらい長ねぎがそのまんま載っている。「ねぎそば」だとワサビやキザミねぎが付かないそうだから、ねぎは別に頼んだ方がやっぱりお得。
そうして、こんな風にねぎを箸代わりにしてして 且つ ねぎも同時に食べるのだけど、無茶苦茶食べにくい。そして何よりねぎが辛(カラ)い。
なので三口ほど食べたところでネギは諦めて、普通に薬味をつゆに入れ、箸で食べることにした。あは、この方がずっと旨いや。なんなら大量に残ったねぎを刻んで足したいくらい(^^ゞ
家内は普通に「ざるそば」を頂いて、ご馳走様でした。
そうそう、なぜ南会津のこの地で信州上伊那の「高遠そば」かと言うと、高遠藩の藩主が会津に移封されたことに端を発することらしい。詳しくはWIKIなどをご覧下さいまし。
ともあれ念願の「大内宿」。全く雪はなかったけれど、月曜日で人は少なかったしで、来られただけでも良しといたしましょう。
◆大内宿
http://ouchi-juku.com/
福島県南会津郡下郷町大字大内
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