2019秋の上州路「とんかつ 金重」で 超熟尾瀬ドリームポーク
吹割の滝を後にして目指すは「上州沼田とんかつ街道」。
上州攻め二番目の目的地は二度目の訪問となる「とんかつ 金重」。開店時間の10分ほど前に着くと先客は無し。でもすぐに二組目三組目と続く。最近かなりの人気らしい。
定刻に開店。前回と同じ窓際のカウンターに着席。
この店の定食メニューは私からすると事実上「超熟尾瀬ドリームポーク」と「奥利根もち豚」の二択。
一瞬未食の「奥利根もち豚」を、とも思ったけど前回痛く感動した「超熟尾瀬」でいくことにした。せっかく朝食を抜き、ここまできたのだからと「串ひれかつ」もオーダー。
テーブル上の調味料は店主自ら探し歩いたという「月星食品(足利市)のとんかつソース」にピンクソルト、七味唐辛子の三つだけ。
「超熟尾瀬ドリームポークのロースカツ定食 1,800円+串ひれかつ 600円」
何故「超熟」かというと専用の熟成庫で五週間も寝かせたからだそう。そうしてオーダーから 25分ほどでご提供。低温で二度揚げとのこと。
ご覧のとおり前回と変わらない白い衣は期待どおり。低温で揚げているというだけでなく、元々糖度の低いパン粉を使っているからなんですね。
周りのとんかつ店のほとんどは前回食べた「トミタ」と同じようなキツネ色らしいから、この土地では珍しい方なのだろう。
「超熟尾瀬」の方の一番厚い部分を返してみると、あれっ?肉がかなり白い。前回はピンク色だったのが、きっちり火が通っている感じ。肉の方が白いのはあまり嬉しくない。
実際食べてみても、やっぱり・・・あの痛く感動した前回の柔らかさ、ロースの旨みと比べると。
とはいえこの価格帯のとんかつとして充分美味しい。脂身を含んだ部分の甘さ旨みは変わらないし。うーむ、たぶんブレなのだろうけど「あれっ?」というのが今回の偽らざる感想。そして「惜しいっ!」というのも。
「串ひれかつ」の方は、いかにも豚ヒレ肉ですという食感と味。600円なら文句ない。
ロースとんかつは主にレモンとピンクソルトの組合せで食べた。串ひれかつは月星食品製ソースで。ヒレにはこちらの方が合いそうだ。
きれいに食べ終わってご馳走様でした。遠いのが難点だけど機会があったら、また是非リベンジに来たい。そう思わせられるお店なのです・・・#
◆とんかつ 金重(かねじゅう)
群馬県沼田市白沢町高平26-8
11:00-14:30 17:00-20:00
金曜休
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